デジタルパーマのもちがUPする乾かし方&朝のスタイリングのコツ
デジタルパーマの乾かし方で悩んではいませんか? デジタルパーマは正しく乾かすことで、長持ちもカールの仕上がりも変わります。 正しい乾かし方の他に、長持ちさせるためのコツが知りたい人も多いですよね。 今回はデジタルパーマの乾かし方に関する方法やコツを紹介していきましょう。
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【乾かし方の前に】デジタルパーマとは?普通のパーマとの違い
パーマとデジタルパーマを同じものだと思っている人も多いでしょう。
しかしこの違いを知らないと、乾かし方で持ちを悪くしてしまう恐れがあります。
よりそれぞれに合った乾かし方ができるようになるために、まずはそれぞれの違いを明確にしていきましょう。
デジタルパーマ
デジタルパーマとは、専用のロッドをつけ、電気を利用してパーマをかけるものを指します。
薬剤を使う点では同じですが、そのあとの施術方法が異なり、電気の熱を通して髪に形状を記憶させます。
普通のパーマよりも長持ちし、かつしっかりとしたウェーブが付くのが特徴です。
また普段の乾かし方によっても持ちに差が出るので、しっかりと乾かしてあげることが大切です。
普通のパーマ
デジタルパーマに比べると、熱を利用しない点が挙げられます。
薬剤のみで施術をし、また濡れた状態の髪に施すので、ウェーブもデジタルに比べると弱いのが特徴です。
持ちも長くなく、1ヶ月~2か月程度とされています。
デジタルに比べると安価で施術時間も短いですが、ウェーブは軽めにしかつかないため、ふんわりとした印象になりやすいです。
夜寝る前にスタイリングするのがポイント!デジタルパーマの正しい乾かし方
単にドライヤーさえ当てていれば正しい乾かし方といえるわけではありません。
長持ちさせたり艶を出すためにも、正しい乾かし方を知っておきましょう。
①洗い流さないトリートメントをつける
どんな髪の乾かし方でも、一番初めは熱から髪を守るために洗い流さないトリートメントをつけていきます。
毛先を中心につけ、徐々に上に向かって念入りになじませていきましょう。
初めにトリートメントをつけないと、髪に直接ダメージが与えられます。
これによって髪がパサついたりするので、必ず洗い流さないトリートメントで保湿とバリアーをしてあげることが大切です。
②前髪からドライヤーを当てる
ドライヤーでの乾かし方は、まず先に前髪から乾かしていきます。
徐々に下に下がるように乾かしていくので、前髪からスタートしましょう。
前髪は生え癖が気になる部分なので、これを取るように乾かしていきます。
ただ風を当てるだけでなく、髪を擦って癖を取るように乾かしましょう。
③前髪が乾いたら全体の根本を乾かす
前髪がある程度乾いてきたら、全体の根本を乾かしていきます。
デジタルパーマの乾かし方は、基本的に根本から毛先に向かって進みます。
根本部分が乾ききらないと、全体的に広がったりパサついたりするので注意しましょう。
根本に指を差し込み、風が入るようにドライヤーを当て、全体的に乾かしていくことが重要です。
④内側に風を入れるよう意識しながら全体を乾かす
根本がある程度乾いてきたら、全体を乾かしていきます。
どんな乾かし方でも、内側に風を入れるように意識しながらドライヤーを当てると、乾きが早くなります。
さまざまな角度から風を入れ、乾いていない場所を確認しながら、乾き残しがないように注意しましょう。
⑤8割ほど乾いたら髪を2等分して指に巻いて乾かす
全体の8割ほどが乾いてきたら、パーマ部分の乾かし方に移ります。
髪を後ろで2等分し、片方を指に巻き付け、外側から内側に向かってクルクルと巻いていきます。
ドライヤーを当てながら上に揉みこむように巻くことがポイントです。
⑥再度トリートメントをつけて完了
デジタルパーマ部分も十分に乾かすことができたら、最後にまた洗い流さないトリートメントをつけます。
艶出しの役割もあるので、ワックスで代用しても良いでしょう。
場面に合わせたスタイリング剤を使うことで、よりセットも保湿もできるようになります。
デジタルパーマの乾かし方は、コツを覚えれば簡単にできますよ。
レングス別!デジタルパーマの乾かし方の注意点
全てのレングスが同じ乾かし方というわけではありません。
それぞれをよりキレイに乾かすためにも、レングス別の乾かし方のコツについても知っておきましょう。
ショート
ショートのデジタルパーマはなかなかいないため、乾かし方が分からないという人も多いでしょう。
ショートの乾かし方は、根本を立たせるように意識しながら風を当てていくことがポイントです。
指は頭皮に置き、髪を根本から立たせながら風を当てていきます。
またデジタルパーマが取れないよう、髪を引っ張ったり押し付けたりしないよう乾かしていきましょう。
ボブ
ボブも他の乾かし方同様に、根本から風を当てて乾かしていきます。
ボブはふんわりとした柔らかい印象のデジタルパーマが多いので、その印象を崩さないように乾かしていくのがポイントです。
ショートと同じように根本を立たせると、より空気感を出すことができ、ふんわりとした仕上がりになります。
ミディアム
髪が長い分時間がかかるので、巻き付けて乾かす、そのまま乾かすを交互に行っていくことがポイントです。
また巻きすぎると逆に髪が引っ張られてストレートになるので、1回程度巻くだけに留めましょう。
根本から乾かす方法は変わりませんが、長さがある分引っ張らないよう注意することが大切です。
ロング
ロングもミディアムと乾かし方はあまり変わりありません。
長さがあるため髪をクルクルと巻いた時に、引っ張ってしまわないように注意しましょう。
またロングの場合は、時間がかかるせいか、途中で乾かすのを辞めてしまう人がいます。
これではデジタルパーマをキレイに活かすことができないので、最後まで諦めずに乾かすことがポイントです。
デジタルパーマの乾かし方をカールの強さ別に解説!
レングス別にも気になるのは、カールの強弱ですよね。
乾かし方によってカールの表れ方も変わってくるので、自分のなりたいカールに合わせた乾かし方も知っておきましょう!
強めカール
強めのカールに仕上げたい時は、根本だけをドライヤーで乾かし、毛先は自然に乾くのを待ちましょう。
毛先まで乾かすと、逆にふんわりとした印象に仕上がってしまうからです。
根本を強風で乾かしたら、中間部分から毛先は自然に乾くまで触らないようにしましょう。
ただし就寝前の自然乾燥は髪を傷めるので、あくまでスタイリング目的での自然乾燥に留めましょう。
ゆるふわカール
柔らかく、ふんわりと女性らしい印象のカールにするなら、ドライヤーを中間部分から毛先にかけて、弱風を当てていきます。
よく乾かすことで、ふんわりとした印象のカールに仕上がります。
半乾きだと単に広がるだけで終わってしまうので、しっかりと毛先まで乾かすことがポイントです。
デジタルパーマを自然乾燥で乾かすデメリット
デジタルパーマをドライヤーを使わずに、そのまま自然乾燥させてしまう人もいるでしょう。
スタイリング目的で行う人もいますが、就寝前の自然乾燥はデメリットだらけです。
髪にも良くないので、自然乾燥のデメリットを知っておきましょう。
- 変な癖がつく
- デジタルパーマの持ちが悪くなる
- 雑菌が繁殖しやすく悪臭に繋がる
- 頭皮の冷え性に繋がる
- ボサボサに見える
では、それぞれのデメリットを詳しくみていきましょう。
①変な癖がつく
デジタルパーマを自然乾燥すると、変な癖がついてしまう場合があります。
特に自然乾燥したまま寝てしまったり、少し頭を預けただけでも、癖として記憶されるでしょう。
そのためスタイリングがより難しくなったり、再度髪を濡らして乾かす羽目になることも少なくありません。
またスタイリングしても、デジタルパーマというよりも寝癖のように見えてしまうこともあるでしょう。
②デジタルパーマの持ちが悪くなる
スタイリングで自然乾燥させるくらいなら良いですが、毎回お風呂上りに自然乾燥を繰り返していると、そもそもの持ちが悪くなります。
自然乾燥中はさまざまな刺激がダイレクトに髪に伝わるため、よりデジタルパーマも取れやすくなっています。
しっかり乾かしてこそパーマの持ちが良くなるので、自然乾燥にばかり頼るのはやめた方が良いでしょう。
③雑菌が繁殖しやすく悪臭に繋がる
自然乾燥はドライヤーよりも乾くまでの時間が長いのが特徴です。
これによって頭皮が蒸れた状態が長引くので、雑菌が繁殖しやすくなります。
そしてその雑菌が毛穴に詰まることで、悪臭や抜け毛といったトラブルに繋がっていきます。
デジタルパーマの持ち以前に、頭皮トラブルに悩まされることになるでしょう。
④頭皮の冷え性に繋がる
雑菌の他にも、頭皮が濡れた状態が続けば当然頭皮は冷えていきます。
頭皮にも血流があり、これが冷えることによって血の巡りが悪くなります。
頭皮の血の巡りが悪くなると、抜け毛が増えたり、新しい毛が生えてこないといったトラブルも起こるでしょう。
デジタルパーマだけでなく、自然乾燥は抜け毛に繋がる危険があります。
⑤ボサボサに見える
自然乾燥した時の髪って、どうしてもパサつきからボサボサ髪に見えますよね。
自然乾燥させると、そのままの形で乾かされるため、ボリュームを増しただけの髪に見えることがあります。
最悪の場合、単なるボサボサの髪に見えてしまうでしょう。
デジタルパーマというよりも、スタイリングしていない髪と言われてしまう可能性もあります。
そのため自然乾燥よりも、ドライヤーでの乾かし方の方が見た目も頭皮にも良いでしょう。
乾かし方と合わせて覚えよう!デジタルパーマの持ちをよくするコツ
より長くデジタルパーマを楽しみたいなら、乾かし方と合わせて長持ちさせる方法があったら知りたいですよね。
そんな乾かし方と合わせて覚えたい、デジタルパーマの持ちをよくするコツを紹介します。
- 洗浄力の高いシャンプーは使わない
- スタイリング時の高温に注意する
- 過度なブラッシングは避ける
- トリートメントは最小限に留める
では、それぞれのコツについて詳しくみていきましょう。
①洗浄力の高いシャンプーは使わない
普段から毛穴の詰まりや汚れ、匂いが気になる人もいるでしょう。
しかし洗浄力の高いシャンプーは、それだけ髪にも頭皮にも負担になります。
特にデジタルパーマをかけた直後は、洗浄力の弱いシャンプーで刺激を与えないことが大切です。
②スタイリング時の高温に注意する
乾かし方と同様に、スタイリング時はドライヤーやコテを使う人も多いでしょう。
しかしこの温度に気をつけていないと、新たな熱によってパーマが取れてしまう可能性があります。
低温でスタイリングするなら危険性は低いですが、高温でスタイリングすると、高い熱のせいで新たな癖がついてしまいます。
そのため乾かし方と同じように、温度設定には気を付けましょう。
③過度なブラッシングは避ける
普段から指通りを良くしようと、くしを使ってブラッシングする人もいるでしょう。
しかし過度なブラッシングは、デジタルパーマに刺激を与えるので取れやすくさせます。
過度なブラッシングのせいで正されてしまい、持ちが悪くなる人もいます。
乾かし方を気にするあまり、ブラッシングに気が回らなくなります。
意識してブラッシングしすぎないよう注意しましょう。
④トリートメントは最小限に留める
艶などの見た目をよくするために、週に数回トリートメントを自宅で行っている人もいますよね。
しかしトリートメントも、パーマ力を弱める原因とされています。
週1回程度なら良いですが、何度も行うと、髪がストレートへと近づいていきます。
せっかくのデジタルパーマが落ちてしまう原因になるので、髪のダメージが気になる時だけにすることをおすすめします。
毛先を濡らすのがポイント!デジタルパーマの朝のスタイリング方法
朝起きるとデジタルパーマが無くなっているような気がして、肩を落とす人も多いでしょう。
しかし朝のスタイリング方法を変えるだけで、あっという間にカールが復活するのを知っていますか?
まずは以下の手順でスタイリングを行ってみましょう。
- 毛先に水分を与える
- しっかりと揉みこみ、髪の内部まで水分を届ける
- 洗い流さないトリートメントを少量つけ、なじませる
- 8割乾くまでドライヤーでざっくりと乾かす
- ある程度乾いたら、髪を軽くねじって手に乗せて乾かす
- 全体を良く乾かし、スタイリング剤をつけて整え完成
ポイントはしっかりと内側にまで水分を届かせることです。
デジタルパーマは特に水分を含むことで復活するので、霧吹きで毛先をしっかりと濡らし、揉みこんでなじませましょう。
また乾かし方の手順の際、ねじりすぎると逆にストレートになるので軽くねじって乾かす程度で終わらせます。
ドラッグストアで買える!デジタルパーマにおすすめのスタイリング剤
デジタルパーマは乾かし方でもスタイリングでも、スタイリング剤も活用します。
乾かし方が同じでも、仕上がりを変えるのはスタイリング剤といえるでしょう。
そんなデジタルパーマの仕上がりを左右する、おすすめなスタイリング剤を紹介しましょう。
①大島椿
天然の椿油だけで作られており、指通りも馴染みも良いと好評のヘアオイルです。
無香料なので匂いが気にならず、かつ艶や潤いを与えてくれるので、デジタルパーマで弱った髪にキューティクルを呼び戻してくれます。
乾燥した状態ではデジタルパーマもパサつきやすいので、キューティクルを閉じさせ、艶を出す椿油は相性が良いでしょう。
②ミルボン ディーセス エルジューダ エマルジョン+
デジタルパーマで弱った髪に、柔らかさや指通りの良さを与えてくれるスタイリング剤です。
絡まりやすい髪もサラサラにしてくれるので、ふんわりとしたデジタルパーマに向いているでしょう。
香りは好みが分かれますが、甘いベリー系の匂いに気分が和らぐと口コミでも人気がありますよ。
③ロレッタ メイクアップワックス4.0
硬すぎないテクスチャーでも、しっかりとカールをキープしてくれるのがロレッタのワックスです。
伸びや馴染みが良いので、少量でもふんわりとしたデジタルパーマに仕上げることができます。
コスパや匂いも良く、セット力も申し分ないので口コミでも高評価が多くなっていますよ。
④ロレッタ パウダームゥ
しっかりとデジタルパーマを維持してくれるのに、付け心地は軽くてふんわりしている。
そんな夢のようなムースがこのロレッタシリーズです。
硬すぎない仕上がりなので、ふんわりとエアリーなイメージに仕上げてくれます。
また香りが良いと評判なので、付けた時のテンションも上がると好評です。
⑤トリエ ミルク 5
ワックスが硬いと感じてしまう人には、こちらのミルクタイプがおすすめです。
付け心地が軽く、デジタルパーマに良く合うと評判です。
がっちりとホールドしたい人には向きませんが、ふんわりと柔らかい印象にしたいならミルクタイプが良いでしょう。
ラフランスの優しく安らぐ香りも高評価です。
デジタルパーマは乾かし方で仕上がりが変わる!
デジタルパーマをかけると、乾かし方やスタイリング方法に悩みますよね。
頭ではわかっているつもりでも、実際に行おうとすると、乾かし方がこれで合っているのかと悩む人も多いでしょう。
しかしデジタルパーマの乾かし方は、レングス別やカールの強弱でコツが変わります。
そのコツさえ掴んでしまえば、乾かし方もスタイリングも思いのままです。
デジタルパーマをかけているからと変に身構えず、正しい乾かし方を覚え、よりヘアスタイルを楽しみましょう!
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