声がこもる原因&解消する方法6つ!こもった声をクリアにするトレーニング法
声がこもると人と話していても聞き返されることが多くて、憂鬱な気分になってしまいますね。 そこで今回は、声がこもってしまう原因や改善方法をはじめとして、こもった声を聞き取りやすくするトレーニング法などを詳しくご紹介しますので参考にしてください。
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「声がこもる」ってどういう状態?
みなさんは「声がこもる」とは、具体的に言うとどんな状態なのかご存知でしょうか。
私たちは人の声はよく聞こえますが、自分の声や話し方がどんな風に相手に聞こえているのかを理解できていません。
あなたは会話の最中聞き返されることが多かったり、伝わりにくいと感じたことはありますか。
もしあるなら、声が不明瞭である場合があります。
声がこもるとは、たとえるならば口に手を当てて話しているような感じです。
またはマスクをして話しているようなイメージと言えば、もっとわかりやすいでしょうか。
したがって一般的には、声が通りにくい状態のことを言います。
声がこもる原因
声がこもる原因は2種類あります。
それは心理的なもの、話し方によるものです。
それでは具体的にチェックしてみましょう。
心理的な要因
心理的なものとしては、以下に挙げるような要因が引き金になっている可能性があります。
①恥ずかしがり屋(緊張)
内気で恥ずかしがり屋の人は、声が小さくポツリポツリと話す癖があります。
これは緊張からくるものと考えられるでしょう。
さらに俯きがちに話すことで、より相手に聞きとりにくい状態になっている可能性もあります。
②人と話すことに嫌悪感がある(自信がない)
声がこもる人は、もともと人と会話することに対して嫌悪感を持っている可能性があります。
いつも「なに?」「悪いけどもう一回言ってくれる?」などと言われて、話すことが億劫になっていると考えられるでしょう。
自分に自信がないことが苦手意識を強化しているのです。
話し方による原因
自らの話し方の癖で、声がこもる原因を作っていることがあります。
順を追って解説します。
①口の開け方によるもの
話すときの口の開け方によって、声がこもる可能性があります。
聞き取りやすい声で話すためには、口を開けることも大切ですが、開き過ぎれば逆に口が疲れてしまいます。
話すときには下あごに力を入れすぎないようにしてください。
上あごを開けるイメージで話すと声が通りやすくなるでしょう。
②舌の動きが固い
「舌の動き」が固いと声がこもることがあります。
なぜかと言うと、舌の位置によって滑舌に影響したり声が小さくなってしまうことが考えられるからです。
③胸式呼吸になっている
カラオケなどで歌った後に、すぐに喉が痛くなるタイプの場合発声に無理がある場合があります。
喉だけを使って発声すると、発音も紛らわしくなることもデメリットです。
腹筋をうまく使うようにすると、声がスムーズに出るようになります。
④声のトーンが低い
声がこもる一因として、声が低いことも考えられます。
声が低すぎると、呟いているように聞こえるため聞き取りにくいからです。
低い音は遠くまで伝わりづらいため、モヤモヤした印象になりやすいでしょう。
⑤話すスピードが速い
人と会話する際に、あまりにも速いスピードだと聞き取りづらい可能性があるでしょう。
話すスピードが速すぎると滑舌も悪くなり、一方的に話しているイメージになってしまうのです。
したがって、自分ではきちんと話しているつもりでも、相手には何を言っているのかわからず損をします。
⑥声のボリューム
もともと声のボリュームが小さい人も、声が聞き取りにくくなります。
特に電話越しの場合は、普段よりも少し大きめの声で話すようにした方が聞き取りやすいでしょう。
それが難しい場合は、声に抑揚をつけるなどをして工夫して話せば伝わりやすくなります。
⑦背中が丸まっている
前かがみになることで、声が出にくくなることがあります。
それは、喉がうまく開かないことが原因です。
また背中が丸まることで、お腹から声を出しにくくなるので注意しましょう。
⑧息をするときのスピード
声をシャープに出すためには、息をするときのスピードもとても大切です。
言い換えるなら、呼吸が深くできるようになるコンディションに整えると言った方がわかりやすいでしょうか。
これは体調にもよりますが、トレーニングすることで改善できます。
呼吸を整えることで、声のこもりを解消して発音も明確になるでしょう。
声がこもっているかチェックする方法
あなたは、録音した自分の声を聞いて「自分の声ってこんな感じだったかな」と疑問に感じたことがあるのではないでしょうか。
それはなぜかと言うと、自分が聞いている声とふだん周りに響いている声には違いがあるからです。
最初にも解説したように、自分の声を客観的に聞くことはなかなか難しいことですよね。
そこで、携帯のボイスレコーダーを使用して、自分の発音や話し方をチェックすることをおすすめします。
これは発声練習をしたり声を出すトレーニングをするときにも、非常に大切なことです。
録音した声を聞けば、自分自身が普段どんな話し方をしているのか客観的に判断できます。
使い方は簡単!
アイフォンやスマホのアプリの一覧から「音声レコーダー」を選ぶだけです。
最近ではパソコンにもボイスレコーダーを搭載しているものがあるので利用してみましょう。
また、録音する際には普段の話し声よりも商談やプレゼンテーションの音声の方が参考になります。
こもった声を改善するメリット
誰かと話しをしているときに、魅力的な話し方だと感じたり、あこがれたり感心したりしたことが、あなたにはあるでしょうか。
自分もそんな風に話せたらすてきだと思いませんか。
透き通った声にするメリットとしては次のようなことがあります。
・好感度が上がりもてるようになる
・伝えたいことがちゃんと伝わる
・スピーチなどで周囲に差をつける
・自分に自信が生まれる
・カラオケでも注目される
また、声が通るようになると元気ではつらつとした明るいイメージに映るようになります。
それだけ「声」というのは、人の印象を左右する大切なものなのです。
したがって必然的に対人関係が円滑になり、仕事面でもプラスになることが多いでしょう。
声がこもるのを解消する方法
声がこもるのを解消するには、普段どんな話し方をしているのか、どのくらい声が出ているのか意識するだけでも効果があるでしょう。
その他にも、たくさんの改善方法があります。
声がこもるのは、生まれつきだから仕方ないと諦めてしまう前に以下の方法を試してみましょう。
- 大きく深呼吸してみよう
- 大きく口を開ける練習をする
- 前かがみにならないように注意
- 舌の動きをコントロールしよう
- 声のスピードをゆるやかに
- 声のトーンを変えてみる
続いて声がこもるのを改善する方法を詳しく解説していきます。
①大きく深呼吸してみよう
声がこもるのは、喉が開いていない可能性があるので、まずは深呼吸してみましょう。
リラックス効果がある深呼吸はいつでも、どこでもできてとってもおすすめ!
人は緊張状態になると、呼吸が不規則になり声がこもるのです。
それを防ぐためにも、人前で話すような場面では、大きく深呼吸すると効果があるでしょう。
②大きく口を開ける練習をする
声がこもるのを解消するためには、口をじゅうぶんに開けて話すことも大切です。
口の開け方が小さいと言葉が聞き取りにくくなってしまいます。
トレーニングする際には、口を大きく開けるだけではなく、一つずつの言葉をしっかり発音するようにしましょう。
特に母音を意識しながら発音すると、一つ一つの言葉が明瞭になります。
③前かがみにならないように注意
姿勢が悪いと、発音も悪くなってしまいます。
特にスマホなどを見ながら歩く癖のある人や、常に前かがみになって仕事をしている人は気をつけるようにしましょう。
前かがみの姿勢は胸の周辺の筋肉を圧迫させます。
したがって体も心も緊張して、いい声が出なくなってしまうのです。
特に猫背の場合は、自分で気をつければ直るので改善していきましょう。
④舌の動きをコントロールしよう
私たちの舌は筋肉でできているので、緊張すると萎縮してしまいます。
だからこそ、日頃から舌の動きを滑らかにするトレーニングをすると効果的です。
簡単にできる舌のトレーニング方法
①まず上(天井)を向き、舌をできるかぎり突き出しましょう。
②そのままの状態で3秒維持します。
③次に舌を鼻につけるようなイメージで、ゆっくりと伸ばします。
④次に舌をあごにつけるようなイメージで伸ばしていきましょう。
これを10回ほど繰り返すだけで、普段使わない筋肉が刺激されて舌が滑らかに動くようになります。
⑤声のスピードをゆるやかに
声がこもるのを改善するには、ゆっくり落ち着いて話すようにすると良いです。
特に普段早口だと言われる人は、相手が聞きい取りやすいテンポで話すようにしてみましょう。
⑥声のトーンを変えてみる
聞き取りやすくなるポイントとしては、声のトーンを変えてみることも一案です。
声が低めの人は、ワントーン上げるように会話してみましょう。
もしそれが難しい場合は、声に抑揚を出して話すようにすると聞き取りやすくなります。
声がこもるのを解消するトレーニングのやり方
声がこもるのを解消するトレーニング法がユーチューブで紹介されています。
参考にしてください。
①自信を持って話すトレーニング
声の悩みを抱えている人は大勢いますよね。
ここでは「アマートムジカ」のオリジナルのレッスンの様子をご紹介しています。
こちらでは一日で声の悩みを解消できるレッスンが話題!
是非参考にしてみましょう。
②言葉を滑らかにするエクササイズ
声がこもる人は、緊張してうまく喋れないことがありますね。
ここでは、あがり症の人でも滑舌良く上手に話せるコツをアナウンサーの三橋泰介氏が解説してくれています。
プレゼンの練習法なども紹介されていますので、参考にしましょう。
声がこもるのを改善して明るくイメチェンしよう
声がこもっていると、コミュニケーションがとりにくく、どうしても相手との間に距離を感じてしまいます。
話をしてもなかなか思いが伝わらないと、自信をなくしてしまいますよね。
その反対に、明朗でハキハキ話すことができれば人づきあいの幅も広がり、積極的になることができるでしょう。
あなたも、声がこもるのを改善して、明るくイメチェンしてみませんか。
上記に挙げた声の出し方や、声のトレーニングの中からあなたに合った方法をみつけて実行してみてください。
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