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不倫相手と別れたいけどなかなか別れられない!

別れ方に悩む不倫カップル
いくら不倫経験者が、珍しくない世の中になったと言っても、いったん不倫が明るみに出れば、非難を浴びることに変わりはありません
さらに、ネット社会の現代では、なんらかの形で、不倫関係を持ったことが、ネット上に流布されてしまうと、いつまでもその記録が、残ってしまうというリスクもあります。

しかし、そうした様々なリスクを、よくよく承知していたとしても、いったん好きになってしまった気持ちを、ストップさせるのは、簡単なことではないのが、正直なところなのです。

不倫相手と別れられない女性の心理

不倫相手との別れ方について調べる女性
では、不倫相手と別れられない女性の心理とはどんな心理なのでしょうか?
以下の不倫相手と別れられない女性の心理をご紹介します。

  1. 不倫相手と結婚したい
  2. 今までの年月を無駄にしたくない
  3. 負け犬になりたくない
  4. 自分こそが愛されているはずだ

心理①:不倫相手と結婚したい

不倫関係をなかなか解消できない、という女性の心理としては、別れるというよりも、むしろ、略奪婚にこぎつけたいということが、挙げられます。
「妻とはうまくいっていない」「子供の進学に目処がついたら、別れ方を考える」というのは、不倫男の常套文句ですが、好きな相手の言葉ゆえに、すがりつきたくなるのも人情というものです。

また、不倫相手との間に、子供が授かったことがきっかけの、出来ちゃった略奪婚が、増えていることも、不倫を簡単に、あきらめることができない心理に、拍車をかけていると言えるでしょう。

心理②:今までの年月を無駄にしたくない

不倫期間が長くなれば、長くなるほど、不倫に費やした自分の年月を、下手な別れ方を選択することで、無駄にしたくないという気持ちが、強くなる傾向があります。
特に、不倫相手の妻の年齢と、自分の年齢が似通った年齢であったりすると、いくら、不倫関係とは言え、自分は別れてしまえば、何も残らないのに、相手の妻は何もかも手に入れるなんて、不公平すぎるという、気持ちが頭をもたげてくることも、珍しいことではありません。

心理③:負け犬になりたくない

周囲に不倫関係にあることが知れ渡っており、ある意味での公認関係のような状態にある場合、中途半端な別れ方をしてしまうと、不倫のあげく、捨てられた負け犬として、周囲から蔑まれることに耐えられないと感じる女性もいます。
長年別居状態にあるような、夫婦関係を維持している不倫相手の場合などは特に、公私共に、彼を支えてきたのは自分だという自負も、より強くなるので、余計に、別れることが困難になってしまいます。

心理④:自分こそが愛されているはずだ

周囲の別れろ、という声に耳をふさいで、不倫関係を継続しているような女性の場合、精神的な支えとなっているのは、自分こそが彼に愛されている唯一人の女だという信念です。
その信念が、根本から揺らぐような事態が起こらない限り、自分から、不倫を解消するような別れ方を、選択するという方法は、見出せないのが現実です。

別れてくれないのはなぜ?不倫する男性の心理

別れ方どおりに書かれたメールを読む不倫相手
不倫関係に陥ることで、周囲の友達や、家族、同僚などの全ての人間関係を犠牲にしてしまうことの多い女性に対し、不倫をする男性に対しての、世間のバッシングは、まだまだ緩やかであることが多くあります。
実際、芸能界などでも、不倫をした夫を、内心はともかく、許して受け入れる妻の図というのが、一種のセオリーとなっているのが、現実です。

そのため、不倫をする男性は、不倫をすることによって失うモノが比較的少なくてすむ分、不倫の醍醐味を、十二分に味わい尽くしたいという身勝手な願望が根強く、自分の足元に火がつくような事態に陥らない限り、なかなか簡単には別れてくれないというケースが、多く見られます。

不倫はリスクだらけ!不倫を続けるデメリット

別れ方をしくじって不倫の噂を立てられる
では、不倫を続けることで生まれるデメリットとはどんなものでしょうか?
以下の不倫を続けるデメリットをご紹介します。

  1. 慰謝料請求される
  2. 会社を解雇される
  3. 身内に迷惑をかける
  4. 結婚話がまとまらない

デメリット①:慰謝料請求される

不倫を継続し続ける場合、常に相手の妻に不倫が、ばれるリスクと背中合わせです。
その背徳感から深みにはまることも、少なくありませんが、実際に露見した場合は、3つ巴の泥沼に発展することもあるので、大変リスキーなことと、言わざるをえません。

特に、深刻なケースは、不倫相手が妻側についてしまい、こちらだけが悪者にされてしまうケースです。
その場合、慰謝料請求などの民事裁判の被告、という立場に立たされることもありえます。

公開の裁判の場で、断罪されるということはメンタル的にも、非常に大きいダメージになるだけでなく、金銭的負担も少なくありません。

デメリット②:会社を解雇される

不倫関係が露呈した時に、より矢面に立たされることが多いのは、圧倒的に女性側です。
不倫関係にある女性のことを「泥棒猫」と呼ぶことはあっても、不倫をした夫のことを揶揄する言葉が少ないのが、良い例です。

職場不倫などの場合においても、何のかんのと理屈をつけて、職場を追われることが多いのは、女性側となることが多く、非常に大きなデメリットです。

デメリット③:身内に迷惑をかける

不倫関係が、明るみに出た場合、その悪影響が身内にまで及ぶことも、ありえます。
特に、狭いコミュニティの中で、不倫をしてしまった場合などは、兄弟姉妹の縁談などにも、差しさわりが出るといったことも、けして大げさな話ではありません。

デメリット④:結婚話がまとまらない

不倫期間が、長引けば長引くほど、例えどんなに穏便な別れ方をしたとしても、その影響も長く尾を引く可能性が出てきます。
さらに、そうした期間が積もり積もると、いざ、結婚を考えた時に、非常に不利になってしまうことがあります。

特に、子供を持つ、持たない、といったデリケートな問題が浮上した時に、不倫に費やしてしまった年月を、後悔したという女性も、多くいるようです。

好きだからこそきっぱり決別!不倫相手とのきれいな別れ方

別れ方の王道としてさよならを突きつける不倫女性
では、不倫相手ときれいに別れるにはどうしたらいいのでしょうか?
以下の不倫相手とのきれいな別れ方をご紹介します。

  1. 相手のためを強調する
  2. 金銭面をクリアにする
  3. アカウントは作りなおす
  4. 次の相手の存在は隠す
  5. 行動範囲を変える
  6. 口実を作って会わないようにする
  7. 脅迫じみたことは言わない
  8. 別れ話は公共の場でする

別れ方①:相手のためを強調する

不倫相手と、少しでもきれいな別れ方をしたいと思うのであれば、まずは別れを選択するのは、相手のためだと、説得することから始めましょう。
例え、おためごかしであることに、お互い薄々気付いていたとしても、自分のために別れたいと、あからさまにされるよりは、「あなたのため」と言われた方が、プライドが傷つかなくてすみます。

別れ方②:金銭面をクリアにする

いざ、別れ話となった時に、もめる原因の1つが、金銭の貸し借りということも、よくあることです。
特に、不倫関係というよりは、愛人関係に近しいような関係になっている場合、別れに納得していない方が、それまでの金銭援助を盾に取る可能性は高くなります。

そういったリスクを少しでも回避し、きれいな別れ方にするには、不倫関係の間の金銭問題をクリアにするのが、一番。
現金ではなく、プレゼントといった形で受け取っていた場合などは、全て買い取り店などに持ち込んで、現金化した後、「頂いたものをずっと持っているのは、思い出して辛いから」と言い訳して、レシートともに返金するのも、おすすめのきれいな別れ方です。

別れ方③:アカウントは作りなおす

いったん別れを切り出したのに、安易に相手の説得に応じたり、情にほだされていたのでは、元のもくあみどころか、次の別れ方をより困難にするだけ、になってしまいます。
本気で選択した別れであることを、より強力にアピールするには、LINEやインスタ、ツイッターといったSNSのアカウントは、思い切って作りなおすのが肝要です。

それまで使用していたアカウントで、相手のことをブロックしただけでは、どんな別れ方をしたとしても、後々逆恨みを買ったり、ストーカー化する口実を相手に与えてしまうだけになってしまうことも。
連絡手段としては、携帯の電話番号を残しておくだけの方が、無難です。

別れ方④:次の相手の存在は隠す

どんなに言葉を尽くしても、結局は不倫解消の理由が、次の交際相手の出現のせい、と露見した場合は、別れ方が上手く運ぶはずがありません。
不倫を解消して、新たにきちんと付き合うことが確定している、というだけでなく、「いいな」、と心ひそかに思っているレベルの人がいる程度であっても、不倫相手にそうした存在を悟られると、まとまる別れ方もまとまらないので、要注意です。

特に、SNS上で、そうした次の相手の存在を疑わせるような、投稿や書き込み、「いいね」の乱発などは、別れ話に決着がつくまでは絶対に、控えましょう。

別れ方⑤:行動範囲を変える

何だか倦怠期になっていた不倫相手と、きれいな別れ方をしたいのなら正面切って別れ話をする前に、それまでの行動範囲やパターンを変えるのも、おすすめです。
通勤手段や、経路を変えたり、時間をずらしたり、食事やショッピングの行きつけの場所を変えるだけでも、顔を合わせるリスクは格段に違ってくるもの。

お互いに飽きが来ていたような間柄の場合は、「去るものは日々に疎し」の言葉通り、別れ方に頭を悩ませなくても、徐々にフェードアウトしていくのが、正解の場合もよくあります。

別れ方⑥:口実を作って会わないようにする

上手な別れ方が思いつかない、という場合などは、シンプルに口実を作って、会う回数を減らすというのもおすすめの別れ方です。
相手の方も、どこかで不倫関係にけりをつけなくては、と思っていた場合などは、「渡りに船」とばかりに、疎遠になることも少なくありません。

別れ方⑦: 脅迫じみたことは言わない

別れ方に悩むあまり、その気はなくても、自分と手を切ってくれるように、半ば脅しに近い言葉を、相手に投げつけてしまうケースもあります。
これは、絶対にこじれる下手な別れ方です。

社会的地位の高い不倫相手などの場合、例え売り言葉に買い言葉であっても、「別れてくれなければ、奥さんに言いつける」「会社にばらす」といった言葉は、致命傷となってしまいます。
すんなり運ばない別れ話に、どんなにいらいらしたとしても、決して相手を脅すようなことは口にしないのが、大人の分別での別れ方というものです。

別れ方⑧:別れ話は公共の場でする

少しでも、穏やかな別れ方をしたいのなら、別れ話は、密室ではなく、人の目の多い、公共の場所を選択するのがコツです。
それまで、不倫の間柄だからと、なるべく人目につかないような場所での密会しか、できなかったようなカップルの場合、そうした公共の場で別れ話を切り出されると、相手の覚悟のほども実感できます。

さらに、万が一、別れ話がこじれて、相手が激高したり、暴力をふるいそうになったとしても、人の目が歯止めの役割を果たしてくれることもあります。

不倫相手に別れを告げるときの注意点

スマホで別れ方ハウツー通りのLINEを送る不倫女性
では、不倫相手に別れを告げるときの注意点とは何でしょうか?
以下の不倫相手に別れを告げるときの注意点をご紹介します。

注意点①:リベンジポルノ

不倫相手との別れ方において、気をつけるべき注意点の1つがリベンジポルノや、ネット上での誹謗中傷行為です。
軽い気持ちで、交際期間中に、リベンジポルノに使われかねないような写真や、動画を撮影していた場合は、別れを切り出す前に、なんとか全ての映像を、消去してしまうことを心がけましょう。

しかし、自分のあずかり知らないところで、そういった写真や動画をこっそり撮影されていた場合などもあるので、安易に安心せず、完全に縁が切れるまでは、緊張感を持って、別れ話を進めるようにしましょう。

注意点②:ストーカー化する

別れ方がこじれると、不倫相手がストーカー化してしまうこともあります。
さらに、不倫相手だけではなく、相手の妻からストーカーされてしまうことも、ないわけではありません。

別れ話の途中で、明らかに雲行きが怪しい、というような雰囲気になった場合は、メールやボイスレコーダーなどで、証拠をとっておくことも、自衛のためには大切なポイントです。

注意点③:もめることは覚悟する

お互いを思いやり、きれいな別れ方で終止符を打つ、というのはある意味、絵に書いた餅。
不倫関係の解消が、泥沼化したり、こじれてしまいがちな理由の1つは、そもそも不倫関係そのものが、お互いのエゴから派生した関係だからです。

さらに、普通の恋愛と違い、周囲の友達などに仲裁に入ってもらったり、アドバイスを仰いだりすることが難しく、どうしても当事者同士のみの話し合いになってしまうことも、別れ方をよりいっそうこじれたものに、してしまう遠因となっています。
別れをいったん、切り出したのなら、泥沼化しても中途半端には終わらせない、という覚悟をすることも、重要です。

不倫相手が別れを受け入れてくれない時の対応法

不倫相手との別れ方について教えてくれる弁護士
では、不倫相手が別れを受け入れてくれない時はどうしたらいいのでしょうか?
以下の不倫相手が別れを受け入れてくれない時の対応法をご紹介します。

  1. 法律家に相談する
  2. 転居する
  3. 転職する

方法①:法律家に相談する

不倫相手との別れ方に悩んだ時はもちろん、別れを納得しない不倫相手からの、ストーカーや嫌がらせなどといった、迷惑行為に悩んだ場合は、早めに弁護士などの法律の専門家のアドバイスを受けるのが、一番です。
最寄の警察署などに、被害届を提出したり、相談に行く際にも、同行をお願いしたり、提出書類の作成などを手助けしてもらえることも、期待できます。

また、いくら別れ方に悩んでいるといっても、いきなり弁護士に相談するのは難しい、という場合などは、男女関係のトラブルにも対応してくれるNPOや、自治体などの相談窓口の利用もおすすめです。

方法②:転居する

不倫相手がなかなか別れてくれない時や、別れ話がこじれてしまった時、さらに、相手の妻に、不倫がバレた後の別れなどの場合は、思い切って転居するのがおすすめです。
同じ会社勤めの場合などで、なかなか完全に関係を断つといった別れ方が選択できない、という場合でも、とりあえず転居しておけば、自宅まで押しかけられるリスクが、格段に少なくなります。

また、慰謝料請求などの訴訟を起こされた時にも、「自分の方は、転居もして、不倫関係の清算をしようとしていました」という弁明の裏付けにも、なります。

方法③:転職する

どうにもこうにも、不倫相手との別れがうまくいかない、穏便な別れ方ができそうにもない、という時には、思い切って、転職するのも1つの方法です。
不本意な転職を余儀なくされるのは、自分ばかり、不倫で損をするような気がするかも知れません。

しかし、同じ会社に残り続けたとして、この先の職場恋愛や、職場結婚といったチャンスがあるとは考えにくく、また、仮にあったとしても、不倫相手に邪魔されないとも限りません
不倫のツケを払うには、高すぎる代償のように思えても、結局は自分のためになる、と思って転職するのもおすすめです。

不倫相手と別れた後に気を付けること

別れ方がこじれた不倫相手がつきまとう
不倫相手と別れられれば、とりあえずホッとするのが、正直なところではないでしょうか。
しかし、別れた後も気を抜いていたのでは、更なるトラブルに見舞われることがないとは限りません。

特に、気をつけたいポイントとしては、不倫相手との関係の記録の処分です。
情があるから、別に奥さんバレしているわけではないから、といった安易な理由で、交際当時の写真やメールをPCやスマホに残しておくのは危険です。

万が一、何かのはずみや事故で、不倫を裏付けるような写真やメール、LINE履歴がいったん流出してしまったら、全て破棄するのはほぼ不可能となってしまいます。
場合によっては、脅迫材料や、慰謝料請求の証拠になりかねません。

身の保全などのために、残しておきたいという時も、PCやスマホ内でのデータ保存は避け、USBや外付けHDDなどでの保存に切り替えましょう。

未練たらたら…不倫相手への想いを忘れる方法

不倫相手から別れ方どおりに受け取った慰謝料で旅行する
不倫であっても、恋は恋という言い方もあるように、好きな気持ちに蓋をすることは容易なことではありません。
しかし、自分自身のことだけでなく、不倫相手の将来までも考えての別れを、洗たくしたのでれば、未練や辛さを何とか乗り越えなくては、別れの意味がなくなってしまいます。

実は、忘れよう、忘れなきゃと日々念じ続けることこそが、忘れさせてくれない元凶であることも多いのです。
無理に忘れよう、と意識しなければ、忘れる為と称して、わざわざ不倫相手のことを考える時間を作る必要もありません

ただ流されるままに、毎日を必死で生きていれば、目の前にないものの記憶は、自然と薄れていくものです。

不倫相手との別れ方はその後の人生の試金石

きれいな別れ方で不倫にケリをつけた女性
心ならずとしても、不倫関係の泥沼に足を踏み入れてしまったという女性は、意外と多いもの。
しかし、その不倫相手との別れ方がうまくいくのと、いかないのとでは、後の人生に大きな差が生まれてしまいます。

不倫であっても、本気で好きになった相手と、少しでもお互いの将来のためになる、きれいな別れ方ができるように、心して振る舞いたいですね。

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ライター
noel編集部

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