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何歳から年の差婚?

年の差婚した笑顔の女性

では、パートナーと何歳年の差があると年の差婚と言われるのでしょう?
年の差婚には明確な定義はありませんが、一般的には10歳以上年の差があると年の差婚と言われることが多いようです。

やはり、10歳以上年の差があると、ジェネレーションギャップを強く感じて会話が合わなかったり、外見や体力面の衰えが気になったりと、年の差を感じる場面が多いことから、年の差婚だと言われるのかもしれません。

年の差婚が増えている理由

年の差婚が増えている理由を考える女性

では、年の差婚が増えている理由をみていきましょう。

  1. 経済的な問題
  2. 男女の精神年齢の差の広がり
  3. 男性の晩婚化が進んでいる

続いて、年の差婚が増えている理由を、それぞれ詳しくみていきます。

理由①:経済的な問題

1990年初頭のバブル崩壊以降、特に若い男性の経済力が低下してきています。
また、少子高齢化によって将来年金がもらえるのか不安ですし、2019年の10月からは消費税が10%に増税されるなど家計も圧迫され、普通の生活を送るのも精一杯な人が増えてきているでしょう。

女性の場合、結婚する相手の経済力を重視する傾向にあります。
そのため、最近年の差婚が増えてきているのは、先行きが不安な現代では経済的に不安定な若い男性よりも、比較的経済的に余裕がある年上の男性に魅力を感じる女性が増えてきているからなのかもしれません。

理由②:男女の精神年齢の差の広がり

近年、女性の社会進出が進んだことによって女性の精神年齢がさらに高くなったことが年の差婚が増えてきたひとつの理由であると考えられます。
もともと、昔から男性よりも女性の精神年齢の方が高いと言われてきており、一般的に男性は女性よりも10歳ほど精神年齢が低いと言われています。

しかし、「男性は外で働いて、女性は家を守る」という価値観も次第に薄れていき、女性が社会進出したことで男女の精神年齢の差がさらに広がっていくことに。
そのため、女性は同世代の男性が今まで以上に子供に見えてしまうほど、強いギャップを感じる女性が増えてきたのでしょう。

そうなると、自分と同じくらいの精神年齢の結婚相手を探そうと思った時に、女性は必然的に年上の男性と結婚したいと思うようになります。

理由③:男性の晩婚化が進んでいる

最近では、30代や40代になっても独身生活を貫いている人が増えてきています。
女性の場合は加齢と共に自然妊娠が難しくなっていくので、特に将来子供を持ちたい女性は出産のタイムリミットを迎える前に早めに結婚して家庭に入ることを望んでいる人が多いです。

しかし、男性の場合は出産のタイムリミットを意識する必要がないので、20代のうちは気ままに過ごして、30代になってから結婚を真剣に考え始める男性も少なくありません。
ただ、30代や40代になると同世代の女性は結婚している場合がほとんどなので、必然的に20代の若い女性とお付き合いして結婚に至るパターンが多いのかもしれませんね。

年齢差別!年の差婚夫婦の特徴

10歳以上年の離れた彼氏と年の差婚

年の差が10歳

特徴①:年の離れた兄弟に見られることが多い

10歳の年の差婚夫婦は、周りの人から夫婦として見られるというよりも、年の離れた兄弟に見られてしまうことも少なくありません。
そのため、「お兄さんですか?」「妹さんですか?」と周りの人から聞かれるたびに「夫です」「妻です」と説明するのが面倒くさいと感じることも。

ただ、最近では年の差婚の夫婦も増えてきているので、20歳年の差がある夫婦ほど夫婦として見られないという場面に出くわすことは少なくなってきているかもしれませんね。

特徴②:ジェネレーションギャップを感じる

10歳の年の差婚夫婦の場合、学生時代に見ていたアニメやドラマ、人気芸能人や当時流行っていた出来事など様々な話題にどうしても違いが生まれてしまいます。
会話をしていてジェネレーションギャップを感じることも多く、会話が合わないと感じる場面も多いでしょう。

ただ、その一方でお互いに昔流行っていたアニメやドラマの話題などを教えあい、自分の知らないことを知るチャンスにもなるので、逆に夫婦の会話に花を咲かせることができるかもしれませんね。

特徴③:年下の方から甘えやすい

10歳の年の差婚夫婦の場合、年下から見れば相手はお兄さん、お姉さんのような頼りになる存在。
そのため、何か悩みを抱えたり、精神的に参っている時には、素直に悩みを打ち解けることができたり、「一緒にいて欲しい」と自分の気持ちを素直に伝えて甘えやすくなることでしょう。

年上から見ても相手は弟や妹のような可愛い存在に思えるので、甘えてくる年下夫や妻をしっかりと受け入れられるはず。

年の差が20歳

特徴①:親子に見られることが多い

そもそも、夫と20歳も年の差があれば、自分の父親でもおかしくない年齢ですよね。
そのため、20歳の年の差婚夫婦は、一緒にいて周りの人から夫婦に見られることなく、親子として見られることも少なくありません。

特に、手を繋いで歩いていると、「父親とまだ手を繋いでいるの?」と疑問に思われてしまうことも。
本人達が気にしなければ良いことですが、さすがにしょっちゅう言われると気になってきてしまうかもしれませんね。

特徴②:体力に大きな差がある

年を重ねていくにつれて体力も衰えてきますが、夫と20歳年の差があると、夫との体力差がありすぎると実感することも少なくありません。
例えば、夫婦で外へデートしに行った時に、妻の方はまだ遊び足りないのに、夫の方はヒザが痛くなったり、体が疲れ切ってもう歩けないなんていうことも起こりうるかも。

また、夫婦であれば当然夜の営みがありますが、妻の方はもっとセックスしたいと思っていても、夫は仕事で疲れてセックスどころではないということで、セックスレスになってしまう可能性が高いでしょう。

特徴③:2人で過ごす時間を大切にする

20歳も年の差があると、それだけ一緒にいられる時間も短くなってしまうので、結婚した後は2人で過ごす時間を大切にしている夫婦も少なくありません。
また、20歳の年の差婚夫婦の場合は、ジェネレーションギャップがありすぎることで、共通の友人や同じ世代の知人と一緒に遊ぶというのがどうしても難しくなります。

そのため、より一層夫婦間の絆が強くなり、休みの日はいつも夫婦で一緒にどこか出かけるというように、夫婦で一緒に過ごす時間が長くなる傾向が。

年の差婚のメリット

年上彼氏と年の差婚した女性

年上夫

メリット①:人生経験が豊富で頼りになる

年上夫と年の差婚した場合、自分よりも夫の方が人生経験も豊富で社会人としてのキャリアも長いです。
人生経験や社会人としての経験も豊富であれば、様々な失敗やトラブルなどを乗り越えてきているので、想定外のことに対して冷静に対処してくれるでしょう。

また、知識も豊富で若い男性では知らないようなこともたくさん知っているはず。
そのため、家庭の中で何か問題が起きた時に落ち着いて対応してくれたり、悩みを相談した時に的確なアドバイスをくれるというメリットがあります。

メリット②:経済的に余裕がある

年の差婚した年上夫は、社会人としてのキャリアも長く、それなりの社会的地位や収入を得ていることが多いので、経済的に余裕があるという点もひとつのメリット。
結婚するとなれば、結婚生活を送る上でそれなりのお金が必要となりますし、子供が生まれたり、マイホームが欲しいとなればなおさらのこと。

特に子供が生まれれば女性が子供の面倒を見ることがほとんどで、育児中は働けないことが多いので、その間は夫の収入に頼らなければいけませんよね。
しかし、年下夫を持った場合は経済的に余裕がないことも多く、経済的な面で苦労を強いられることになるでしょう。

それに比べて年上夫であれば、夫の収入でも安定した結婚生活を送ることができ、女性も安心して育児に専念できるので、心の余裕も生まれて円満な結婚生活を送ることができるはず。

メリット③:喧嘩が少ない

年の差婚した年上夫は、ちょっとした妻のミスを夫が許してくれることも多いので、喧嘩に発展するケースが少ないというのもひとつのメリット。
特に、女性はホルモンバランスの乱れによって感情的になってしまうこともありますが、年上夫はそれも仕方のないことだと言って許してくれることが多いでしょう。

また、社会人になれば理不尽な出来事や職場の人間関係でイライラすることも多いもの。
しかし、年上夫は社会人としてのキャリアが長いので、それに比べて妻のちょっとしたワガママやミスくらいなら可愛いものだと思えるのかもしれませんね。

年下夫

メリット①:一緒にいられる時間が長い

年下夫と年の差婚する最大のメリットといえば、一緒に過ごせる時間が長くなるという点が挙げられます。
厚生労働省によると、日本人男性の平均寿命は81.09歳、日本人女性の平均寿命は87.26歳というデータが出ています。

つまり、年下夫と年の差婚すれば、夫の方が先に寿命を迎えても寂しい老後を過ごす時間は短くなりますし、夫に看取ってもらえる可能性が高いといえるでしょう。

メリット②:小さな欠点を許せる

年上夫と年の差婚した場合、夫の方はそれなりに人生経験も豊富で社会人としてのキャリアも長いはず。
しかし、その分夫への期待値が上がりすぎてしまい、「年上のくせに頼りないな」「年上のくせにこんなこともできないのか」と、小さな欠点やちょっとしたミスが許せなくなってしまうことも。

それに比べて年下夫と年の差婚した場合、自分と比べて夫はまだまだ人生経験も少ないからということで、夫の小さな欠点やちょっとしたミスを許しやすくなります。
そのため、それがきっかけで大きな喧嘩に発展する可能性も低く、円満な結婚生活を送りやすくなるとも言えるでしょう。

メリット③:自分も若さが保てる

年上の夫と年の差婚すると、夫と一緒にいるといつも自分が若く見られるようになるので、若々しさを保つための自分磨きを怠ってしまいがち。
それに比べて年下夫と年の差婚した場合は、夫と一緒にいても恥ずかしくないように、夫の周りにいる自分よりも若い女性に負けてられないという気持ちが強くなります。

その結果、綺麗で若々しい女性でありたいということで、自分磨きへのモチベーションもアップすることでしょう。

メリット④:ローンが組みやすい

年の差婚した年下夫との年齢差が大きければ大きいほど、夫が定年を迎えるのが遅くなるので、余裕をもってローンを組むことができるのもひとつのメリットだと言えます。
特に住宅ローンは何十年単位の長期間に渡って返済し続けることになるので、夫が年上であればあるほどローンが組みにくくなってしまうのは当然のこと。

そのため、結婚したら一軒家が欲しいと思っている女性からしてみれば、年上夫よりも年下夫を持つ方が有利に働くと言えるでしょう。

メリット⑤:夫をリードしやすい

年上夫と年の差婚した場合は、夫の方が主導権を握ってリードすることが多いですが、年下夫と年の差婚した場合は、妻の方が主導権を握って夫をリードしていくことができるでしょう。
そのため、財布を握ることができる、自分の思い通りに決めることができるといったメリットがあります。

常に自分がリードしていきたい、自分の意見は曲げたくないという女性からしてみれば、年下男性と結婚するのがおすすめですね。

年の差婚のデメリット

年の差婚に後悔している女性

年上夫

デメリット①:一緒にいられる時間が短い

年の差婚した年上夫との年の差が大きければ大きいほど、結婚後に一緒にいられる時間が短くなってしまうのが一番のデメリット。
厚生労働省が発表した日本人の平均寿命のデータを見てみると、6歳ほど女性の方が長生きすることが分かっています。

そのため、年上夫を持つとそれだけ一緒に結婚生活を送ることができる期間が短くなり、夫に先立たれた後は自分が寿命を迎えるまでの長い間夫のいない寂しい老後生活を送ることになるでしょう。

デメリット②:老後のお金が心配

年上夫と年の差婚した場合、不慮の事故や病気もなく普通に暮らしていれば年上夫が先に寿命を迎えてしまうのは仕方のないこと。
夫が先に亡くなれば夫が受給していた年金が受給できなくなるので、自分の年金のみで老後を暮らしていかなければなりません。

ただ、女性の場合は結婚や育児をきっかけに専業主婦になったり、パートとして働いているケースも多いので、夫と比べて妻の年金額は少ない傾向にあります。
そのため、年下夫や同世代の夫を持つ女性と比べて、苦しい老後を強いられる可能性が高いかもしれません。

デメリット③:夫の両親の介護も早まる

年の差が大きい年上夫を持った場合、夫の両親も高齢であるケースが多いので、場合によっては結婚して数年も経たないうちに夫の両親の介護をすることになる可能性も。
また、年上夫も年下夫や同世代の夫を持った時と比べて、介護を必要とするくらいの年齢になるのが早まるので、介護漬けの結婚生活になる可能性も高いと言えるでしょう。

デメリット④:亭主関白になりやすい

男性はプライドが高く、女性よりも優位に立ちたいと思っている人が多いです。
それに加えて男性の方が年上であれば、妻よりも偉いと勘違いしてしまいやすいので、年上夫と年の差婚すると夫が亭主関白になりやすいというデメリットも。

そのため、「外で稼いできているから」と言って妻に家事や育児を押し付けるなど、夫の自分勝手な言動に悩まされることも増えるかもしれません。

年下夫

デメリット①:経済的に余裕がない

日本では、年齢と共に収入が上がっていくのが一般的ですから、年下夫と年の差婚する最大のデメリットは経済的に余裕がないという点。
さらに、年下夫と年の差婚した場合は、妻の方が社会人としての経験は長いというわけですから、妻よりも収入が低いことも多く、経済的な面で不安を感じてしまうのは仕方のないことでしょう。

結婚すれば、結婚生活を送るのに必要な生活費もかかってきます。
また、子供が生まれれば子供を育てていくためのお金も必要になりますよね。

子供が生まれれば女性が育休を取得するのが一般的ですから、育児が落ち着いて働けるようになるまでは夫の収入に頼っていかなければなりません。
しかし、経済的な余裕がないと子供が欲しくても子供が産めなかったり、子供が生まれても両親や保育園に預けてすぐに働きに出なければならなくなる可能性が高くなります。

デメリット②:精神年齢が未熟で頼りなく感じる

年下夫と年の差婚した場合、妻と比べて夫は人生経験が少ないので、妻からしてみると夫の考え方や言動が未熟だなと感じることが多いかもしれません。
そのため、仕事や家庭のことで何か悩みを抱えても年下夫に頼ることができずストレスを抱え込んでしまうことも。

また、夫の未熟な考え方や言動に対してイライラすることも多く、それがきっかけに大きな喧嘩に発展する可能性もあります。

デメリット③:自分が母親のような存在になってしまう

女性にはもともと「母性本能」が備わっていますが、それは年下の男性に発揮される傾向にあります。
そのため、年下夫と年の差婚すると、妻というよりも母親のような存在になってしまい、夫のために何でも尽くしてあげたくなってしまうことも。

しかし、母親のような存在になってしまうことで、年下夫は一人では自分の身の回りのことが何もできない男になってしまうかもしれません。
また、夫から「女性として見ることができない」と衝撃的なことを言われてしまい、スキンシップやセックスに応じてくれなくなる可能性も。

年の差婚が上手くいく女性の特徴

年の差婚が上手くいくタイプの可愛い女性

年上男性が合う女性

男性の一歩下がって歩く控えめなタイプの女性や、甘えられるよりも甘えるのが好きという女性であれば、年下男性よりも年上男性と年の差婚した方が良いかもしれません。
年上男性の方が精神的にも経済的にも余裕がありますし、人生経験も豊富なので女性の方も思う存分甘えることができますよね。

また、男性の一歩下がって歩く控えめなタイプの女性は、男性の方が主導権を握ってリードしてほしいという気持ちが強いので、女性をリードしていくのに慣れている年上男性の方がおすすめ。

年下男性が合う女性

自分が主導権を握ってリードしていきたい、夫とは対等な関係を築いていきたいという女性であれば、年上男性よりも年下男性と年の差婚した方が良いかもしれません。
一昔前の世代の年上男性は、まだ男女平等の意識が薄く、結婚したら女性は家事や育児に専念すべきという考えを持つ人も少なくありません。

そのため、結婚後もバリバリ仕事して対等な関係を築いていくためには、男女平等の意識が強く、女性が働くのも当たり前だという考えを持っている人も多い年下男性と年の差婚するのがおすすめ。

年の差婚をするにあたって覚悟すべきこと

年の差婚で覚悟すべきことを考える女性

では、年の差婚をするにあたって覚悟すべきことをみていきましょう。

  1. 将来子供が持てないかもしれないという覚悟
  2. 若くして未亡人になるかもしれないという覚悟
  3. 若いうちに夫を介護しなければならないという覚悟
  4. 夫が定年を迎えた後に働くかもしれないという覚悟
  5. 老いのスピードを受け入れる覚悟

続いて、年の差婚をするにあたって覚悟すべきことを、それぞれ詳しくみていきます。

覚悟①:将来子供が持てないかもしれないという覚悟

女性の場合は出産のタイムリミットがありますが、男性の場合も年齢を重ねれば重ねるほど不妊になる可能性が高くなります。
そのため、年上夫と年の差婚した場合、夫の方に問題があって自然妊娠が難しくなり、将来子供が持てない可能性が高くなることは覚悟しておかなければなりません。

もしも、結婚してすぐ子供が欲しいと思う女性は、年の差婚する前に不妊検査をしたり、妊娠しやすい生活習慣を心掛けるなど、妊娠を強く意識した行動を心掛けることが大切ですよ。

覚悟②:若くして未亡人になるかもしれないという覚悟

年上夫と年の差婚した場合、一番心配なのが夫に早く先立たれてしまうということ。
もちろん、不慮の事故や病気によって妻の方が先に逝くということも十分考えられるでしょう。

しかし、日本人の平均寿命から見ても男性は女性よりも寿命が短いので、年上夫との年の差が大きければ大きいほど、若くして未亡人になってしまい、長い間夫のいない寂しい老後を送ることになるかもしれないという覚悟は必要かもしれません。

覚悟③:若いうちに夫を介護しなければならないという覚悟

現在では、少子高齢化に伴い高齢者が高齢者を介護する「老老介護」が社会問題となっており、なおかつ核家族化も進んでいるので、子供が親の介護をしてくれるという時代は終わりました。
そのため、夫が介護を必要となった時は妻が面倒を見てあげなければならない可能性も高いでしょう。

ただ、年上夫と年の差婚した場合は、夫を介護しなければならない時期も早まることになります。
もしも、介護施設に夫を入れずに自分で介護するとなった場合、周りにいる同世代の友人や知人は夫婦生活を楽しんでいるのに、自分だけ夫の介護に追われることになる可能性が高いということは覚悟しておかなければなりません。

また、年上夫と年の差婚した場合は、それだけ夫の両親も高齢であるということになります。
場合によっては年の差婚してすぐ夫の両親の介護をしなければならないという可能性も考えておく必要があるでしょう。

覚悟④:夫が定年を迎えた後に働くかもしれないという覚悟

年の差婚した年上夫との間に子供ができた場合、子供が高校生や大学生になった時に夫が定年を迎えて収入が激減するという事態が発生する可能性も。
特に、高校生や大学生の時期は一番お金がかかる時期ですので、そんな中で夫の収入が激減してしまうと、代わりに妻が働きに出て生計を立てていかなければならないかもしれません。

なお、少子高齢化は深刻になる一方であり、年金受給開始時期もますます遅くなると予想できます。
そのため、夫が定年を迎えるまでは専業主婦ができていたとしても、夫が定年を迎えた後は自分が働くことになるかもしれないという覚悟は持っておいた方が良いかもしれませんね。

覚悟⑤:老いのスピードを受け入れる覚悟

年上夫と年の差婚した場合、結婚して数年もしないうちに夫が体のあちこちが痛いと言い出したり、白髪やシワも増えてきたりと、夫が老いていくのを実感する時期が早まります。
逆に、年の差が大きい年下夫を持った場合、まだまだ夫は若々しいのに、徐々にシワやクマなどのエイジングサインも目立つようになり、体のあちこちが痛み出したりと自分自身が老いていっているのを強く実感することも増えていきます。

結婚当初はまだまだ若い人には負けないと思えていても、果たして10年後、20年後になって自分もしくは相手が老いていくのを受け入れることができるでしょうか。
特に、年の差婚の場合は一方が若々しいので、なおさら自分だけが老いていくことを受け入れるのが難しいかもしれません。

ただ、人間は誰しもが老いていくものですから、結婚して何年後かに訪れるこのような現実を受け入れることができるのか、強い覚悟を持っておく必要もあります。

年の差婚が上手くいくコツ

年の差を感じさせない年の差婚夫婦

では、年の差婚が上手くいくコツをみていきましょう。

  1. 価値観やジェネレーションギャップを受け入れる
  2. 年の差を意識しすぎない
  3. お金のことは真剣に考えておく

続いて、年の差婚が上手くいくコツを、それぞれ詳しくみていきます。

コツ①:価値観やジェネレーションギャップを受け入れる

年の差がある以上、ジェネレーションギャップや価値観、趣味など様々なところですれ違いを感じることも多いかもしれません。
しかし、「あなたの趣味は理解できない」「あなたの考え方は時代遅れだよ」というように相手の価値観や趣味などを真っ向から否定していては、年の差婚は絶対に上手くいかないでしょう。

そのため、お互いにジェネレーションギャップを感じたり、価値観や趣味に違いが生まれるのは当然だと心掛け、相手の価値観や趣味を受け入れることが大切です。

コツ②:年の差を意識しすぎない

年の差というのはいくら努力しても絶対に埋めることができないもの。
それにも関わらず、「年下のくせに~」「私はおばさんだから」と言って年の差を感じさせるような言動をとっていると、場合によっては相手を不快な思いにさせてしまうことも。

いくら年の差があっても夫婦は対等な関係であるべきですので、お互いに相手のことは一人前の大人であると認めてあげて、普段の会話や行動の中で年の差を感じさせないような言動を心掛けることが大切です。

コツ③:お金のことは真剣に考えておく

夫が年上の場合、定年を迎えるまでは経済的に安定しているケースがほとんどですが、それだけ夫が定年を迎える日も早く訪れてしまいます。
逆に、夫が年下の場合は、定年を迎えるまで時間がありますが、結婚当初は経済的に苦労することも多いでしょう。

そのため、年の差夫婦が安定した結婚生活を送るためには、個人年金や保険をかけておいたり、計画的に貯金をするなど経済的に困ってしまわないよう、早いうちからお金のことについて真剣に考えておくことが大切。

年の差婚のメリットとデメリットを理解して後悔のない結婚生活を!

夫婦関係が円満な年の差婚夫婦

年上男性と年の差婚すると、経済的な余裕や精神的な余裕があるといった点が魅力的ですが、一緒にいられる時間が短い、夫の両親や夫の介護が早まるといった点は覚悟しなければなりません。
逆に、年下男性と年の差婚とすると、一緒にいられる時間が長い、若々しくいられるといった点が魅力的ですが、経済的な余裕がない、精神的に未熟で頼りがいがないといったデメリットも。

また、ジェネレーションギャップを強く感じて会話が合わないなどの問題もあります。
しかし、強い信頼関係と愛情で結ばれていれば、年の差婚ならではの問題を乗り越えていけるはず。

年の差というのはいくら努力しても埋まるものではありませんから、お互いの価値観や考え方を認め、年の差を感じさせるような言動は控え、人間としてお互いに成長していけるような夫婦を目指していって下さい。

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ライター
noel編集部

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