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メンタルを鍛えるには自分を受け入れるのが大事!

メンタルを鍛えるには

単純にメンタルとは何かを考えると、メンタルとは精神面を表す言葉となりますが、心の持ちようという意味もあります。
この心の持ちようがメンタルが弱いと表現されているわけです。

では、メンタルを鍛えるためには、どのような心の持ちようをしたら良いのでしょうか?
その答えは、メンタルが弱い自分を受け入れることです。

メンタルが弱いことを受け入れなければ、メンタルを鍛えることはできません。
例えば「明日から大事な会議がある」というプレッシャーを抱えながら眠ろうとします。

しかし、漠然とした大きな不安を抱えながらではなかなか寝付くことができません。
このようなときは、自分のメンタルの弱さを受け入れて眠ることを頑張るのではなく、どのように不安を感じているのかなどを紙に書き出すことですっきりすることができます。

メンタルが弱いということは、メンタルを鍛えることもできます。
メンタルが弱い自分を悪いと思い込まないようにしましょう。

メンタルが弱い人の特徴

メンタルが弱い人

メンタルが弱いと一言で言っても、特徴に当てはまっていなければ、ただの思いこみかもしれません。
5つの特徴に当てはまっているかを見てみましょう。

  1. 思い込みが激しい
  2. キャパシティが狭い
  3. 愚痴が多い
  4. ネガティブ思考
  5. 周囲の意見を聞きすぎる

特徴①:思い込みが激しい

特徴としてもっとも多いのが思い込みが激しいタイプです。
人前で発表する場において、必要以上に緊張してしまうのは、自分がとても見られているという状況に耐えられないからでしょう。

しかし、あなたが思っているほど、他人はあなたのことを見ていません。
発表という場ですから、あなたの容姿についてよりも発表の内容に注目しています。

また、些細な言葉や仕草に対して「自分に対して言われているのではないか」などと妙な勘ぐりをしてしまう傾向が強くあります。
仮に誰かが舌打ちをしたからといって、あなたに対してとは限りません。

周囲に誰かいたのなら、その人かもしれないのです。

特徴②:キャパシティが狭い

特徴の2つ目として、キャパシティの狭さがあります。
物事が順調に進まなくなるとパニックを起こしてしまい、失敗したり、誰よりもひどく疲れてしまったりします。

物事が順調に進まなくなることがあるという余裕を持つことができないのです。
誰にでもトラブルやピンチは訪れるものです。

「自分だけは関係ない」ということはありません。

特徴③:愚痴が多い

「自分だけうまくできない」「誰も自分のことを助けてくれない」など、悲劇のヒロインのような愚痴の多さも特徴です。
「自分だけ」という状況は、滅多に起こるものではありません。

しかし、どのような状況においても、「自分だけ」が置いてけぼりにされているような感覚になってしまうのです。
メンタルが弱い人は、自分の心に注目しすぎるあまり、周囲の気持ちに鈍感な面があります。

あなたが愚痴をこぼしている間も、ほかの人は「できるように」頑張っているかもしれませんよ。

特徴④:ネガティブ思考

「どうせ」「だって」などの否定的な言葉が多いのも特徴になります。
「どうせ、自分がやってもうまくいかない」「だって、できるわけがない」などと、最初から諦めの言葉を吐いてしまうのは、失敗を恐れているためです。

しかし、失敗を恐れるあまり、何もできない人と思われてしまうこともあります。
初めから失敗を恐れて回避する発言は、いざ失敗したときのメンタルへの打撃は軽減されますが、周囲からの評価は低くなってしまいます。

特徴⑤:周囲の意見を聞きすぎる

特徴として最後に挙げられるのが、周囲の意見を聞きすぎるということです。
自分の意見をはっきりと述べることができないため、周囲の意見を聞いて、ほかの人に報告する傾向があります。

例えば、美味しいケーキを食べたとしても、自分で美味しかったという感想はすぐには言わず「○○さんが美味しいって言ってて、自分も食べたけど美味しかったよ」というように、自分以外の意見も織り交ぜて報告します。
この場合、自分がどのように思ったかを言えば良いのですが、自分だけの意見では不安になるため、周囲の意見も織り交ぜてしまうのです。

メンタルが強い人と弱い人の違い

メンタルが強い人

では、メンタルが強い人はどのような人なのでしょう。
違いについて見てみましょう。

  1. 切り替えが早い
  2. 自己表現ができる
  3. 人の気持ちを考えることができる
  4. 失敗を恐れない
  5. 忍耐力がある

違い①:切り替えが早い

いつまでも同じ状況下にいないですむ工夫ができるのがメンタルの強い人です。
仕事や恋愛など、どのようなことでも失敗や別れといった精神的に落ち込む出来事に遭遇します。

しかし、いつまでもクヨクヨ悩むのではなく、仕事の失敗は「良い勉強になった」と解釈し、恋愛の別れについてはどうして振られたのかがわからないのなら、引っ越しなどをして気分転換をしてしまいます。
メンタルが強い人は、ポジティブ思考であるため、気持ちを早く切り替えることができるのです。

違い②:自己表現ができる

自分の気持ちを素直に表現できるのもメンタルが強い人と弱い人の違いです。
自分の意見を言うことをためらってしまうメンタルが弱い人に対して、メンタルが強い人は喜怒哀楽をはっきり出すことができます。

自分自身の感情に嘘を付く必要はないと考えているため、「ありがとう」といった感謝の気持ちもすぐに言うことができます。
その結果、必要以上にストレスを抱えることがなく、愚痴っぽくなってしまうこともありません。

違い③:人の気持ちを考えることができる

さまざまな経験をする機会やいろいろな人との出会いがあるという点も違います
メンタルが強い人は、人脈の広さや経験の豊富さから、他人の悩みを聞いて共感できるというスキルが育っています。

一方、メンタルが弱い人は、最初からすべての物事に対して逃げ腰になっているため、経験も人脈も少数。
自分だけを大事にするあまり、孤立してしまうきっかけを自ら作っているといえます。

違い④:失敗を恐れない

「ピンチはチャンス」という発想のメンタルが強い人は、失敗を恐れません。
失敗をするという点では、メンタルの強さ関係なく起こることです。

しかし、失敗を恐れるあまり何も行動できないという考えは、メンタルが強い人にはありません。
失敗をしてしまったら、そのあとどうするかということに重点をおいて行動します。

失敗をしてしまったとき、クヨクヨといつまでも落ち込んでしまうかどうかは、メンタルの強さの違いが大きく出る場面でもありますね。

違い⑤:忍耐力がある

メンタルの強い・弱いに関わらず、落ち込む出来事には遭遇します。
しかし、どのような出来事に直面したとしても、耐える力があるかないかでは、心の持ちようは歴然の差です。

メンタルが強い人は、忍耐力にも優れているため、落ち込んでいても頑張ろうと這い上がる努力ができます。
一方、メンタルが弱い人は忍耐力がほとんどないため、ズルズルといつまでも同じ出来事を引きずってしまうのです。

メンタルを鍛える方法

メンタルを鍛える方法

では、いよいよメンタルを鍛える方法について紹介します。

  1. 運動をする
  2. 生活リズムを整える
  3. 腸内環境を整える
  4. ネット依存に注意
  5. 瞑想する
  6. ポジティブ思考を真似する
  7. 姿勢を正す
  8. 達成できそうな目標を作る
  9. やったことがなかったことに挑戦する
  10. 他人と比較しない
  11. 他人のせいにしない
  12. 自分自身を見つめ直して受け入れる

方法①:運動をする

ストレス発散にも繋がる運動は、メンタルを鍛えることもできます。
例えば、手軽にできるジョギングを始めたとしましょう。

1人で走る時間は、孤独との戦いにもなるためメンタルを鍛えるのに最適といえます。
また、走りながら難しいことを考えることはほぼないため、漠然と抱えていた不安を払拭することもできます。

運動にもさまざまな種類がありますが、メンタルを鍛えるためには、余計なことを考えられないものが良いでしょう。

方法②:生活リズムを整える

メンタルを鍛えるためには、生活リズムを整えることも大切です。
生活リズムが乱れていると、人の思考はマイナスに働いてしまいがちです。

これは、夜寝ている間に分泌されるはずのホルモンがきちんと分泌されなくなるため、ホルモンバランスが崩れてしまうのが原因になります。
仕事で帰りが遅くなりがちな人には難しいかもしれませんが、できる限り規則正しい生活リズムを心がけてメンタルを鍛える努力をしてみましょう。

方法③:腸内環境を整える

腸内環境とメンタルの繋がりを不思議に思うかもしれません。
しかし、緊張や不安でお腹を壊しやすい人には、効果的なメンタルを鍛える方法なのです。

メンタルを鍛えることを意識するよりも、腸内環境を整えてしまうほうが、ずっと簡単だと思いませんか?
さらに、腸内環境が整い、お腹を壊すことがなくなれば、自然と「メンタルを鍛えることに成功した」と感じることができます。

方法④:ネット依存に注意

ネットには、さまざまな情報が流れています。
その中には良い影響を与えるものもあれば悪意に満ちあふれているものもあります

ネットに依存しすぎるあまり、自分の意見がすべてネットの中の意見にならないように注意しましょう。
本当は、メンタルが強いのに、勝手にメンタルが弱いと思い込んでいる可能性もありますよ。

メンタルを鍛えるためには、ネットの世界に流されないことが大切です。

方法⑤:瞑想する

自分の時間というものを大切にできる瞑想は、メンタルを鍛えるのにぴったりの方法です。
眠っているのか起きているのかわからない瞑想に対して、無駄な時間と捉える人もいます。

しかし、頭の中にある余計な事柄を整理できる瞑想は、メンタルを鍛えるうえで重要な工程なのです。
メンタルを鍛えるためには、余計なものを背負い込まないことが大切です。

夜寝る前に、目を閉じながらゆっくりと深呼吸をすることで、1日のストレスや疲れを改善することができますよ。

方法⑥:ポジティブ思考を真似する

メンタルを鍛える方法の究極系とも言えるのが、ポジティブ思考への移行です。
しかし、いきなりポジティブになるというのは難しいもの。

そこで、ネガティブ思考さんでもできるのがポジティブ思考の真似をするという方法です。
メンタルを鍛えるために始めるポジティブ思考の真似も、癖付けしていくことで自然とポジティブ思考へと変化していきます。

始めは「自分はできる」という意識を持ってみましょう。
「メンタルを鍛えることは簡単」という前向きな姿勢も大切なポイントですよ。

方法⑦:姿勢を正す

メンタルが弱いと感じている人の多くは、猫背になっています。
これは、自分に自信を持っていないためになってしまう姿勢です。

メンタルを鍛えると決めたら、姿勢を正してみましょう。
姿勢を正してみるだけで、メンタルを鍛えることができそうな気分になります。

メンタルを鍛えることに不安を感じているなら、なおさら姿勢を正してみることは重要なポイントになりますよ。

方法⑧:達成できそうな目標を作る

メンタルを鍛える方法として、目標を達成するという達成感を作ることもおすすめです。
達成感はなかなか味わうことができないと思っていませんか?

達成感というのは、山の頂上に登らなくても、テストで100点を取らなくても味わうことはできます。
メンタルを鍛えるためと困難な目標を立てるのではなく、毎日違う目標を作り「今日は自炊をする」や「今日は無駄な買い物をしない」などできそうな目標を立てるだけで大丈夫です。

毎日違う目標を立てるのが難しいときは「仕事を溜め込まない」というのも良いでしょう。

方法⑨:やったことがなかったことに挑戦する

やったことがなかったことに挑戦するというのは、メンタルの強い・弱い関係なく、なかなか勇気が必要になります。
しかし、せっかくメンタルを鍛えると決めた以上、少しの冒険をしてみましょう。

地域のボランティアに参加するも良し、社会人サークルに入ってみるのも良し、入ってみたいけれど入ったことがなかったお店に入ってみるのも良し、いつもと違う経験をしてみることが大切です。
経験を増やすことはメンタルを鍛えることに繋がります。

また、人脈が増えるきっかけにもなるため、さまざまな意見を聞くことで自然とメンタルを鍛えることにもなりますよ。

方法⑩:他人と比較しない

他人と比較してしまうことが多い傾向にあるメンタルが弱い人ですが、他人と比較するのをやめるだけでメンタルを鍛えることができます。
他人を気にするあまり感じていたストレスがなくなるため、自由な発想が持てるようになります。

メンタルを鍛えるということは、他人にどのように見られているかを気にしないことも大切。
「他人と一緒でなければいけない」という思考から抜け出してみましょう。

方法⑪:他人のせいにしない

他人と比較しないという方法ができるようになったら、他人のせいにしないという方法にシフトしましょう。
メンタルを鍛えるためには、自分のミスをきちんと受け入れることも大切です。

仮に自分だけのミスではなかったとしても、自分もミスをしたという事実を受け入れることでメンタルを鍛えることができます。
「自分だけが悪いのではない」という言葉から「自分も悪かった」という言葉に変わるだけでも、周囲からの印象は変わりますよ。

方法⑫:自分自身を見つめ直して受け入れる

メンタルを鍛えるということは、簡単なようで、実は難しいことです。
これまでどのような思考で生きてきたかで、メンタルは変わってきます。

メンタルを鍛えることに必死になりすぎてしまうのも逆効果。
上手にメンタルを鍛えるためにも、まずは自分自身を見つめ直してみましょう

メンタルが弱いことは悪いことではありません。
弱い自分を受け入れた上でできるメンタルを鍛える方法を実践していってみてくださいね。

メンタルを鍛える習い事

メンタルを鍛える習い事

メンタルを鍛えることができるおすすめの習い事をランキング形式で紹介します。

4位:書道

「字は人を表す」という言葉がある通り、メンタルの弱さは字に表れます
書道は、心を落ち着けて自分の文字と向き合うことができる習い事。

メンタルを鍛えるだけでなく、字もきれいになる書道は、字に不安な気持ちが表れやすい人におすすめの習い事です。

3位:楽器

楽器とひとくくりでいっても、ピアノやギター、琴、バイオリンなどさまざまあります。
メンタルを鍛えるためにおすすめの楽器というのは特にありません。

楽器を演奏するということ自体が、メンタルを鍛えるのにぴったりなのです。
譜面の通り間違えずに演奏したり、発表会という大勢の人前で演奏することがメンタルを鍛えることに繋がります。

2位:ヨガ

ゆったりとした動きのヨガは、運動が苦手な人や妊婦さんにもおすすめの運動です。
大人の習い事の中でも人気が高く、体が硬いと悩んでいる人でも抵抗なく始めることができます。

ゆっくりと深呼吸をしながら行うヨガは、ストレスを解消できるだけなく、メンタルを鍛える効果も期待できます。
また、習い事として行うことに抵抗を感じる人には、自宅ヨガのDVDなども販売されているので、自宅ヨガから挑戦してみるのもおすすめですよ。

1位:格闘技

仕事帰りにスカッとできるだけなく、メンタルを鍛えることにも大きな効果を発揮できるのは、なんといっても格闘技です。
格闘技では、ストレス発散やダイエット効も期待できるだけでなく、空手や柔道といったものだと礼儀作法まで学ぶことができます。

大会に出場できるほどメンタルを鍛える事ができた頃には、過去の弱かった自分を不思議に思うかもしれませんね。
また、格闘技は女性にうれしい護身術としても役立つというメリットもありますよ。

メンタルを鍛える時におすすめの本

メンタルを鍛える本

メンタルを鍛えることは、読書でも叶えることができます。
メンタルを鍛える時におすすめの本を紹介します。

①:神メンタル 「心が強い人」の人生は思い通り

神メンタル 「心が強い人」の人生は思い通り
1512円

努力をすれば何でも報われるかというと、そうではありません。
この本では、いかにメンタルが強いことで成功を収めることができるかについてが書かれています。

成功を収めた人の真似っ子ばかりに着目するのではなく、成功を収めた人のメンタルがどのような状態であったかが重要ということを教えてくれます。
稼ぎ方を真似っ子するのではなく、「自己評価・自己肯定感の向上」が成功の鍵であることを心理的というよりも科学的に説いている一冊です。

②:「気にしすぎてうまくいかない」がなくなる本

「気にしすぎてうまくいかない」がなくなる本
1512円

臨床数約8万件の大人気カウンセラーが、特別な知識も能力もいらない心をラクにしてくれる無意識の使い方を教えてくれます。
周囲の目を気にしすぎてしまいがちなメンタルが弱い人が、どうしたら周囲の目や意見に惑わされるずに過ごすことができるようになったかなどが記されています。

心理カウンセラーによる的確な文面で心を軽くすることができますよ

③:本番で実力を発揮するメンタルトレーニング<緊張>

本番で実力を発揮するメンタルトレーニング<緊張>

この本では、主にスポーツの場面でいかに実力を発揮できるメンタルを身につけることができるかについて書かれています。
本番の緊張度は、スポーツが圧倒的に高いためです。

しかし、スポーツにおける緊張に対してのメンタル強化は仕事においても活用することができます。
どんなに下準備をしても、プレゼンで失敗してしまうなど、大事な場面で失敗を繰り返してしまう人におすすめです。

メンタルを鍛えることはいつでもどこでもできる

メンタルを鍛えることはできる

メンタルは心の持ちようの場合もあります。
弱いと思い込んでしまえば弱くなってしまいますし、強いと思い込めば強くなることもあるでしょう。

弱い自分を脱却したいのなら、自分にあった方法でメンタルを鍛えてみることをおすすめします。

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ライター
noel編集部

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