自画自賛する人の特徴や心理!めんどくさい自画自賛人間への対処法5つ
職場や学校に自画自賛する人はいませんか? 自信があり、ポジティブなので「明るい人」なんて思われたりすることもありますが、やりすぎると「そんなに自分を褒める必要ってあるの?」と、面倒くさがられることもあるようです。 自分のことを褒めてあげられることは見習うべき点であるとも言えますが、やりすぎてしまうと周りの人もストレスがたまってしまいます。 今回は、いろいろな意見がある自画自賛する人について、特徴や対処法を詳しく紹介していきます!
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「自画自賛」とは?
自画自賛という言葉には、自分で自分自身がしたことを褒めるという意味があります。
自慢をするという意味も含まれており、ずうずうしいようなニュアンスが含まれています。
日本人は控えめな性格の人が多く、古くから自分の功績をアピールすることは恥ずかしいことであるという文化がありました。
そのため、自分で自分のしたことを褒める人を注意する気持ちを込めて、このような言葉が生まれたと言われています。
「あの人は自画自賛する人だ」「自画自賛にもほどがある」など、あまり良い意味では使われない言葉と言えますね。
自画自賛する人は二種類に分かれる
自画自賛する人の中には、面倒くさがられる人とそうではない人がいます。
自画自賛する人にはポジティブタイプとネガティブタイプの2種類のパターンがあり、タイプによって人に与える印象が大きく変わってきます。
ここでは、自画自賛する人のタイプを詳しく紹介していきます。
ポジティブタイプ
自画自賛する人の中でも人から嫌われにくいのは、ポジティブタイプと言われています。
ポジティブタイプの人はその言葉の通り、全く悪気がなく、心から自分のしたことを褒めて言葉を発しています。
ポジティブタイプの人は基本的にはとても素直な性格をしています。
そのため、一緒に過ごしてもあまりストレスを感じにくく、他人の良いところも積極的に褒めてくれるので、良い人として捉えられることも少なくありません。
まっすぐで素直な性格をしており、能力が人より優れている人もいます。
ネガティブタイプ
自画自賛する人の中でも面倒くさい・付き合いにくいと思われてしまうのが、ネガティブタイプです。
ネガティブタイプの人は普段から大きな声で自慢するようなことはありませんが、心の中では自分が誰よりも優秀であると思っています。
常に相手と自分を比較し、ここぞという場面で相手の評価を下げる発言をしてしまうこともあります。
「自分の方が優れているのに認めてもらえない。」「どうしてあの人ばかり評価されるんだ……。」など、悲観的な考え方を持っているため、周囲に対して反発する精神がとても強いようです。
また、言葉にしなくてもSNSなどを通じて自慢をしてくるような人もネガティブタイプに含まれます。
大きな声では自慢できない内向さを持ちつつも、自慢はしたいという気持ちを強く持っているのです。
こうしてみると、自画自賛する人でもネガティブタイプは、自分で自分をこじらせてしまっているような人に見えてしまいます。
次項から、自画自賛する人の詳しい特徴や心理をみていきましょう。
自画自賛する人の特徴・心理【ポジティブタイプ】
自画自賛をするポジティブタイプには、意外にも良い特徴がたくさんあります。
ただ自画自賛をしているわけではなく、心から自信に満ちあふれていて、それなりの努力をしている人と言えるようです。
ここでは、自画自賛するポジティブタイプの特徴や心理を詳しく紹介していきます。
- 自信に満ちあふれている
- 自分の能力を認めている
- かっこつける
- 性格は明るい
- 素直
- 向上心がある
- コミュ力が高い
- 他人に気持ちを押し付けない
- 子どもっぽい
- 相手のことも褒める
特徴①:自信に満ちあふれている
自画自賛するポジティブタイプの特徴として、とにかく自信に満ちあふれているという点があります。
自分の取り組んでいることややっていることに対して、後悔なく一生懸命に向き合うことができ、自分でも妥協をせずにやっていることから大きな自信を持っています。
自画自賛する人の多くは、これまでの人生を自分の力で切り開いてきました。
他人に頼るのではなく、自分の力でなんとかしてきた経緯があるため、より自分の自信につながっているのです。
努力をしてきたからこそ、自信があるということなので、人として見習うべき点が多いとも言えます。
特徴②:自分の能力を認めている
自画自賛するポジティブタイプの特徴として、自分が持っているポテンシャルや能力を高く評価しているという点があります。
日本人には自分のことをきちんと評価できない人がとても多いので、自画自賛する人のこういった点は見習うべきと言えるでしょうね。
先ほどもお伝えしましたが、ポジティブタイプの人は他人の力を借りるようなことはあまりしません。
そのため、自分一人の力で何かを成し遂げることがとても多く、それが自己評価の高さにつながっていきます。
目指すところもどんどん高くなっていくので、能力が高い人もたくさんいます。
能力が高いことも自分で認めてあげることができるため、さらに自信がついていきます。
特徴③:かっこつける
自画自賛するポジティブタイプの人はかっこつけてしまう、ナルシストな人が多いと言われています。
自分に自信を持っているので、多少恥ずかしいと思えるような言動を平気でしてくることがあるのです。
しかし、素直な気持ちでそういった言動をしてくるので、相手を嫌な気持ちにさせることは少ないのだそうです。
むしろ「自信がある人」「面白い人」というようなプラスのイメージを持たれることがあり、意外とモテるようですよ。
一貫してかっこつける人なら、一緒にいても嫌な気がしなさそうですよね。
特徴④:性格は明るい
基本的な性格は明るい性格の人が多いと言えます。
ポジティブなので、失敗してくよくよするようなことはあまりなく、すぐに切り替えて別の目標を設定することができます。
盛り上げ役になることも多く、周囲を喜ばせることにも自信を持っています。
一緒にいることでポジティブな気持ちになれるので、人望があつく人間関係も良好です。
場を盛り上げることにも自信を持っている場合があり、盛り上げ役になることも多々あるようです。
特徴⑤:素直
自画自賛をするポジティブタイプの人は、とても素直な心の持ち主です。
喜ぶべきところではしっかりと喜びを表現し、他人の失敗にも心から寄り添うことができます。
素直さのあまり、ときに思ったことをズバッと言ってしまい他人を傷つけてしまうこともあります。
しかし、普段からひたむきに頑張っている姿や自信を持って仕事をしているところを見せているので、相手を「〇〇さんに言われたら仕方ないか……。」と納得させてしまいます。
納得させてしまうほど、普段から頑張っていることは人として魅力的にうつります。
特徴⑥:向上心がある
先ほどもお伝えしましたが、とてもポジティブで明るい性格の持ち主が多いため、くよくよしている時間が勿体ないと考えています。
くよくよししたり、悲観的になったりするくらいだったら、前にどんどん進んでいく方がマシだと考えているのです。
失敗したら反省する時間ももちろん確保しますが、「あの時こうしていたら失敗しなかった……」ではなく、「次は〇〇をしないようにしよう!」と次回につなげるような反省の仕方をするようです。
ただ、前向きすぎるあまりに「反省しない無神経な人」と思われてしまうこともあります。
人によって捉え方が異なるので、心当たりがある人は注意が必要です。
特徴⑦:コミュ力が高い
自画自賛するポジティブタイプは、コミュ力(コミュニケーション能力)がとても高いと言われています!
とにかく自分に自信を持っているため、「相手からどう思われるか」という点を気にせずに話したいように話すことができるのです。
対してコミュニケーション能力が低い人は、自分に自信がないために相手からの評価を気にして積極的に人と関わることができません。
自画自賛する人の自信がある・自己評価が高いという点は、人間関係において大きなプラスになっていると言えるでしょう。
コミュ力があると、仕事も円滑に進みやすくなります。
結果、周囲からも評価がされやすくなるのです。
特徴⑧:気持ちや考えを押し付けない
自画自賛するポジティブタイプは、周囲に自分の気持ちや考え方を押し付けようとはしません。
「こんなに頑張ったから褒めてくれ!」という気持ちを出すようなことはなく、自分で自分を褒めることで気持ちが落ち着くのです。
だからこそ、面倒くさいと感じられることも少なく、人間関係も良好な場合が多いです。
特徴⑨:子どもっぽい
自画自賛するポジティブタイプは、素直な性格の持ち主だという話をしましたね。
そのため、少し子どもっぽいところがあるとも言えるのです。
確かに、他人からすれば「やった!できた!」「成功した!」と心から喜んでいる姿は子どもっぽいと感じてしまいそうですよね。
そのような姿を見て悪い気がしないのは、子どもっぽく無邪気に見えるからこそなのかもしれません。
特に上司や年上の人から好かれやすいと言えるでしょう。
特徴⑩:相手のことも褒める
自画自賛するポジティブタイプは、相手のこともきちんと褒めることができます。
普段から自分のやっていることに対して評価をする癖があるため、周囲に対してもポジティブな視点で評価をすることができます。
決してネガティブな発言はしないので、基本的に相手のやっていることを褒めてくれます。
褒められることは仕事を続けていく上でとても大切なことなので、こういう人が1人職場にいてくれると気持ちよく仕事ができそうですね。
自画自賛する人の特徴・心理【ネガティブタイプ】
ここからは自画自賛するネガティブタイプの人の特徴や心理について紹介していきます。
ネガティブタイプはあまり良い性格とは言えないことが多いのですが、それには心に抱えているネガティブな面が深く関わっているようです。
- 認めてほしい気持ちが強い
- 悪い意味で目立ちたがり屋
- 実は自信がない
- 自分が嫌い
- 卑屈で悲観的
- プライドが高い
- 褒めることを押し付けてくる
- 周囲のイライラに気づかない
- 空気が読めない
- 相手の良いところを理解している
特徴①:認めてほしい気持ちが強い
自画自賛をするネガティブタイプの人は、周囲から認められたい・認めてほしいという気持ちがとても強いという特徴があります。
普段からやるべきことをきちんとやっているのに、褒めてもらう機会があまりなく卑屈になってしまうようなこともあります。
誰でも人から褒められたいという気持ちはありますが、自画自賛するネガティブタイプの人は、それが特に強いです。
自分ではきちんとやっている、優れているという気持ちを持ってやっているので、「自分は周囲から認められるべきだ」と考えています。
特徴②:悪い意味で目立ちたがり屋
自画自賛するネガティブタイプの人は、普段は自分から人前に出ようとはしませんが、ここぞという場面で突然前に出てこようとすることがあります。
自分が特に自信を持っていることに対しては、ポジティブに考えることができるので、斬新なアイディアや画期的な案を突然提案するようなことがあるようです。
普段からあまり前に出ない人が突然前に出てくると、変な空気になってしまうので、周囲を困らせてしまうことも多々あります。
特徴③:実は自信がない
自画自賛するネガティブタイプの人は、実は自分に自信を持っていません。
自信を持っていないことを隠すために、わざと相手の嫌なところを探して自分と比較することで、心のバランスを取ろうとする傾向があるのです。
比較されたり、下に見られたりした相手はたまったもんじゃありませんが、それはネガティブタイプの人がネガティブになりすぎないために仕方なくやっていることでもあります。
そのようにしないと、仕事や人間関係を続けていくことが難しいとも言えます。
そう考えると、自画自賛するネガティブタイプの人が可哀想な気がしてしまいますね……。
特徴④:自分が嫌い
自画自賛するネガティブタイプの人は、とにかく自分のことが嫌いです。
自信を持てないところや、相手を見下してしまうようなところなど、自分で自分の短所を痛いほど理解をしているのです。
人には誰もが短所を持っているものですが、ネガティブタイプの人は自分の嫌なところや短所が数えきれないほどあると感じています。
心の底では自分は誰よりも劣っていると感じているため、それを隠すために自画自賛をして自信を持っているように見せているということもあります。
特徴⑤:卑屈で悲観的
自画自賛するネガティブタイプの人は、普通の人より卑屈で悲観的な考え方を持っています。
誰だって大人になれば褒められる機会は少なくなりますが、「自分が一番評価されていない」と感じる傾向があり、自分だけ褒められていないと勘違いしてしまうことが多々あるのです。
「どうせ頑張ったって仕方がない……」そのように感じて、努力をあまりしないという人も少なくありません。
仕事に対して見切りを付けるのが早く、こなしていればそれでいいやという気持ちになりがちです。
特徴⑥:プライドが高い
自画自賛するネガティブタイプの人は、自信はあまり持っていないのに、プライドだけは高い場合が多々あります。
普段から相手と自分を比べて優劣を付ける癖があるため、自分の方が偉い・優れていると勘違いをしてプライドが高くなってしまっていることがあるようです。
人から注意をされると「どうしてこんな人に言われないといけないの?」と心の中で猛反発することがあります。
それが態度として表れてしまうこともあり、周囲をヒヤリとさせてしまうこともあるようです……。
特徴⑦:褒めることを押し付けてくる
自画自賛するネガティブタイプの人は、褒めてほしいという気持ちが強すぎるあまりに「私のことを褒めて!」というオーラが出やすいと言われています。
SNSでわざとコメントしやすいような投稿をしたり、「○○さんの時は大変だったよね~」と自分が褒められるように他人の失敗を引き合いに出すようなことをしたり、あらゆる手を使って褒めることを強要してくるのです。
一緒にいる人もなんとなくそれに気づくので、面倒くさいと思われることがとても多いです。
職場の人間関係も上辺だけになりがちと言えるでしょう。
特徴⑧:周囲のイライラに気づかない
自画自賛するネガティブタイプの人は、周囲のイライラに気づくことが苦手です。
イライラに気づくよりも、自分のことを見てほしい・認めてほしいという気持ちが先に立ってしまい、相手の気持ちに配慮する余裕がないとも言えます。
特徴⑨:空気が読めない
自画自賛するネガティブタイプの人は、空気が読めないという特徴があります。
先ほど突然前に出てくることがあるという話をしましたが、そのような時にも変な空気になっていることを察することができずに、自分の意見をペラペラと話してしまうようです。
相手がイライラしていることに気づけない、褒めることを押し付けてくるというのも、空気が読めていないからこそしてしまう行動とも言えます。
相手の気持ちを推し量ることが得意ではないので、周囲が気づいて対処していく方が早く解決すると言えるでしょう。
特徴⑩:相手の良いところを理解している
自画自賛するネガティブタイプの人は、人一倍相手の良いところを理解しているとも言えます。
相手と自分を比較して、相手を陥れようとするのも、心の底では相手をうらやましいと思っていて自分もそうなりたいと感じているからなのです。
相手の良いところが痛いほど心に突き刺さってくるので、自分に自信が持てずに辛い思いをしています。
「あの人はこんなことを頑張っている」「この人はこれがすごい」と誰よりも細かいところに気が付いてしまうために、自分がどうしようもない人間だと感じて悲観的になってしまうのです。
自画自賛する人がとりがちな行動
自画自賛をする人がとりがちな行動には、人の話をあまり聞かないことや、自慢話をしてくるなどの行動があるようです。
ここでは自画自賛する人がとりがちな行動を8こ紹介していきます!
- 人の話をあまり聞かない
- 人間関係を大切にする
- 話を盛りすぎる
- 謙虚さがない
- 失敗をなかったことにする
- 過去の自慢話をしてくる
- 肩書きをアピールしたがる
- トレンド・ブランド好き
行動①:人の話をあまり聞かない
自画自賛する人の行動として、人の話をあまり聞かないという点があります。
自画自賛する人は、人生を他者の力をあまり借りずに実力で切り開いてきた場合が多いため、人の話を聞くよりも自分の直感や実力を優先させる傾向があるのです。
もちろん、上司や目上の人の意見はきちんと聞きますが、同僚や後輩の指摘にはあまり耳を貸そうとはしません。
良い意見と感じたら「実は自分もそう思っていたんだ!」と自分の手柄にしてしまうこともあります。
そんなことをする先輩や同僚がいたら、ちょっとイラっとしてしまいますね。
行動②:人間関係を大切にする
自画自賛する人の行動として、人間関係を大切にしようとするという点があります。
自画自賛する人の中には、周囲から認められたいという気持ちが強い人もいるため、人間関係を密にすることで、その人たちから認められるように下準備をしておく場合も少なくないのです。
また、認めてほしいという気持ちが、人から嫌われたくないという気持ちにすり替わってしまう人も中にはいるようです。
人から好かれること=認められることと考え、人間関係を保つことに必死になっている人もいるようです。
行動③:話を盛りすぎる
自画自賛する人の行動として、話を盛りすぎるということがあります。
これは自分のしたことを自慢する際に、「あの時実は〇〇で~」「こんな大変なことがあって~」など、大変さをアピールするために事実とは異なることを足して発言してしまうということがあるようです。
話を盛りすぎるという行動は、より自分に注目してほしいという気持ちが表れているとも言えます。
もっと注目してほしい、もっと見てほしいという気持ちから、簡単に嘘をついてしまうこともあるようです。
行動④:謙虚さがない
自画自賛する人の行動として謙虚さが感じられないという点があります。
口先では「いやいや、私なんて……」とは言いつつも、心の底から思っていないことがバレバレなので、謙虚さが全く感じられません。
自画自賛する人は、自分の力をアピールするために自慢話を利用するので、初めから謙虚な気持ちを持ち合わせていない場合がほとんどです。
謙虚な気持ちがあったら、自慢はしませんし、努力をひけらかしたりはしませんよね。
行動⑤:失敗をなかったことにする
先ほど、自画自賛する人は失敗をしても前向きにとらえて、向上心を持って次の目標を設定できるという話をしました。
しかし、これも捉えようによっては「失敗をなかったことにしている」と思われてしまうことがあります。
過去の失敗を肝に銘じて仕事をしているタイプの人からは、「あの人は前向きなんて言われているけど、無神経なだけだ」と悪口を言われてしまうこともあります。
前向きさも時には周囲を不快にさせてしまうこともあるため、ほどよく反省をして慎重に仕事をする姿勢が大切かもしれませんね。
行動⑥:過去の自慢話をしてくる
自画自賛する人の行動として、過去の自慢話をしてくるという点があります。
自分が過去に残した功績や自慢できることを事あるごとに周囲に話しがちです。
相手にとってみれば興味のないことであっても、どうしても自慢したいという気持ちが抑えきれずに何度も話してしまうという面倒くさいところがあります。
場合によっては、自分の実力をアピールするために他人の過去の失敗を何度も引き合いに出すこともあります。
行動⑦:肩書きをアピールしたがる
自画自賛する人の行動として、自分が持っている資格や役職などの肩書きをアピールしたがるというものがあります。
例えばSNSの自己紹介欄に会社名や役職を書き込んだり、名刺にも役職をしっかり明記したがったりなど、目に見える形で自分の存在価値をひけらかそうとするのです。
相手にとってみれば、そんなことはどうでも良いことですが、自画自賛する人にとって、肩書きは良い自慢の材料となります。
簡単な自己紹介時など、言わなくてもいい場面でこれまでの役職を説明したりする人は、典型的な自画自賛タイプと言えます。
行動⑧:トレンド・ブランド好き
自画自賛する人は自分に自信を持っているため、見た目にもとても気を遣います。
流行っているもの、トレンドのものが大好きで、ブランド物のバッグや小物を身に着けようとします。
「私は流行に敏感」「私はこんなブランド物も買えるの」など、自分の持っているファッション性や経済力をも自慢の材料としてきます。
流行に敏感なことは悪いことではありませんが、「え!そんなことも知らないの?!」と嫌みを言ってくる場合も少なくありません。
めんどくさい…自画自賛する人への対処法
自画自賛する人の行動をチェックしてきましたが、やっぱり面倒くさいな……と感じてしまった人も多いことでしょう。
ここでは、自画自賛する人と関わる上での対処法を5こ紹介していきます。
- 聞き流す
- 責めない
- 1人で聞き役に回らない
- 話を変える
- 褒める
対処法①:聞き流す
自画自賛する人が話をしてくる場合は、程よく聞き流すのがベストです。
聞いてもらえるだけで満足する人が多いので、相槌(あいづち)を打っていればいつか話は終了します。
また、あまりリアクションを取らないことによって関心がないことを示すのもおすすめです。
対処法②:責めない
自画自賛する人に対して、「みんなが迷惑しているよ!」と責めしまうのは逆効果です。
自画自賛する人の中には、自己肯定感が低いために認めてほしくて自慢話をしてくる人がいるからです。
責めしまうとかえってその人を傷つけてしまい、立ち直れないくらいのショックを与えてしまうこともあります。
やはり程よく聞き流すのがベストでしょう。
対処法③:1人で聞き役に回らない
自画自賛する人の話を1人でずっと聞いていると、その人だけに大きなストレスがかかってしまいます。
真面目な人ほど、1人で抱え込もうとしてしまいますが、どうしても自画自賛する人から逃れられない場合は、聞き役を増やしてストレスを減らす工夫をするようにしましょう。
また、別の人に聞き役を任せて逃げるというのも自分を守る上では必要なことです。
自画自賛する人は、自慢をしているときは特に相手の気持ちを推し量ることができないので、自分で回避をするように工夫することが大切です。
対処法④:話を変える
さりげなく話をすり変えるというのも対処法として有効です。
話すことがとても上手な人は、自画自賛する人へ不快感を与えることなく、話をすり変えることができるでしょう。
あからさまに話を変えると、自画自賛している人を不快にさせてしまうので、注意が必要です。
対処法⑤:褒める
自画自賛する人の中には、認めてほしくて自慢話をしてくる人が結構います。
そのような時は、「すごいですね!」「○○さんのそういうところ素敵です」と褒めてあげると、満足して話が終了することもあります。
ずっと適当に受け流していては、人間関係も悪くなってしまうので、時には褒めてあげることで人間関係を保つことをおすすめします。
自画自賛する人は嫌われやすい?
自画自賛する人に対してイラっとしている人も少ないと思います。
それでは、なぜ自画自賛する人は嫌われてしまうのか、その理由を4こ紹介していきます。
- 空気が読めないから
- 結局自分の話ばかり
- 人の自慢=面白くない
- その人に興味がないから
嫌われやすい理由①:空気が読めないから
先ほどもお伝えしましたが、自画自賛する人は空気が読めません。
そのため、その場を変な空気にしてしまうことが多々あり、周囲を困らせてしまいます。
一度迷惑をかけたくらいでは嫌われることはありませんが、何度も続くとさすがに面倒くさい人と思われてしまいます。
嫌われやすい理由②:結局自分の話ばかり
自画自賛する人は、自画自賛ばかりしているわけではありませんが、最終的に自分の話につなげてしまう傾向があるようです。
別の人が話していたところを横取りしたり、自分の自慢話にすり変えたりなど、結局自分の話ばかりになりがちです。
嫌われやすい理由③:人の自慢=面白くない
これは自画自賛する人の問題ではなく、人の自慢を面白くないと感じてしまう人が多いというところに原因があります。
誰だって自慢話をされたら、イラっとしますし「だから何なの?」と突っ込んでしまいたくなりますよね。
自慢話とは相手を不快にさせる可能性が非常に高いジャンルであるため、そんな話をする人は嫌われやすいと言えるのです。
嫌われやすい理由④:その人に興味がないから
こちらも話を聞く側の問題ですが、自画自賛している人に興味がないためにイラっとしてしまうということがあります。
これが気になる相手や好きな人であれば、どんな話をされてもずっと聞いていることができるかもしれません。
しかし、その人に興味がなければ延々と自慢話をしてくる時間は苦痛でしかありませんよね。
自画自賛するのをやめるコツ
自画自賛をする人にとって、自分を褒めることは心のバランスをとる大切な行動です。
しかし、嫌われてしまっては元も子もありませんし、自画自賛をすることを控えることを意識する必要があります。
自画自賛をする前に少し踏みとどまること、日頃から周囲の人も褒めることなどで、無駄な自慢話を少なくすることができるでしょう。
失敗したらちょっと落ち込んでいるように見せることも、周囲に「あの人でも落ち込むんだ……」とアピールすることができるかもしれませんよ。
自画自賛をする人にも色々なタイプがいる
ポジティブタイプやネガティブタイプなど、自画自賛をする人には2種類いるという話をしましたが、実際にはどちらの特徴も複雑に混ざり合っている場合が多く、一概に種類分けをすることができないとも言えます。
ポジティブに見えるけど、実はネガティブな考え方を持っている場合もあるので、「自慢するのはやめた方がいいよ」と注意をすると、仕事に来なくなるなど取り返しのつかないことになってしまうこともあるのです。
自画自賛をする人には、周りが関わり方を工夫することが良好な関係を築く近道と言えます。
人の性格を変えることは難しいので、周りが柔軟に対応してあげる心の余裕をもつようにしていきたいですね。
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