夫が単身赴任中に不倫…5つの原因＆不倫発覚後の修復or離婚の対処法

単身赴任中の男性が不倫する原因

どうして単身赴任中に不倫をするのでしょうか?
単身赴任中の男性が不倫する原因をみていきましょう。

1. 解放感
2. 一人が寂しい
3. 自信がついた
4. 妻に隠しやすい
5. 単身赴任者を狙う女性がいる

原因①：解放感

単身赴任中に不倫する男性の多くが「解放感」を理由に挙げます。
今までずっと自宅と会社の往復で、帰宅すると妻や子どもが家にいる生活でした。

ところが単身赴任の生活になると、飲みに行くのも何時に帰るのも自由です。
「今から帰る」LINEをしなくても良く「何時まで遊んでるの!」と妻から小言を言われることもありません。

時間もお金も自由に使えて、思い切り羽を伸ばします。
独身時代に戻ったような解放感に浸って単身赴任を満喫しているうちに、自制心を失って不倫をしてしまうのです。

原因②：一人が寂しい

慣れない単身赴任生活が寂しくて、不倫をしてしまう男性もいます。
妻や子どもたちと一緒だった楽しい生活から、いきなり一人ぼっちになってしまい、慣れない家事に手こずります。

朝も誰も起こしてくれないし、単身赴任生活を不自由に感じます。
寂しいのは自分一人で、妻や子どもは元気で楽しそうに暮らしています。

「俺はいてもいなくても関係ないのかな」と寂しく拗ねた気持ちで、身近な女性と不倫をして寂しさを紛らわせます。

原因③：自信がついた

単身赴任は、昇進や昇格とセットの社命がほとんどです。
単身赴任手当や家賃補助、帰省手当もあり、社会的・経済的ともに自分が偉くなったと天狗になります。

「地位も向上したから自由に女性とつき合える」と、不倫をします。
単身赴任中の不倫は、ステイタスがアップして婚外恋愛を楽しめる、男のロマンが炸裂した状態です。

原因④：妻に隠しやすい

単身赴任中は妻と離れて暮らしているので、隠しごとをしやすく不倫におあつらえ向きです。
一緒に生活をしていると些細なことで浮気や不倫が妻にバレてしまいますが、離れて暮らしていると発覚しにくいのです。

浮気や不倫の発覚は、スマホや携帯電話のチェックがほとんどです。
単身赴任中は、うっかりスマホを見られることもないし、不倫の証拠を家に持ち込んだところで誰にも見られません。

原因⑤：単身赴任者を狙う女性がいる

単身赴任者と不倫をしよう、と目論んでいる女性がいることも事実です。
先述のように、単身赴任している男性は「不倫したい」「不倫してもいい」オーラを出しています。

それに吸い寄せられて、恋愛したい欲を満たす女性が存在します。
奥さんにもバレにくく、手ごろでちょうどいい相手なのです。

また、単身赴任中の男性も不倫を望む女性も潜在意識で「この恋愛は期限つき」と認めていることがほとんどです。
不倫真っ最中は「この相手が一番」と妄信していても、心のどこかで長続きしないことがわかっているものです。

単身赴任中の男性が不倫する相手

単身赴任中に不倫をする相手は、どのような女性が多いのでしょうか?
単身赴任中の男性が不倫する相手は、主に3パターンです。

相手①：会社の同僚や部下

単身赴任中の不倫相手は、会社の同僚や部下の女性のパターンがほとんどです。
仕事でコミュニケーションをとったり、一緒に行動する機会が多いので、恋愛感情が芽生えてしまいます。

何より仕事と言う共同作業は、お互い助け合い、成長し合うという疑似夫婦のような関係を作りやすく、自制心が弱い人は不倫に発展します。
単身赴任者は人との交流が仕事上しかないので、環境的にのめり込みやすいでしょう。

相手②：水商売の女性

単身赴任中、仕事帰りにいつも寄る店で働いている女性と不倫する人も多くいます。
一杯飲み屋のママ、キャバクラやラウンジで働く女性などです。

プロの水商売の女性は、自分の売り上げを基本に考えています。
単身赴任中に言い寄ってくる男性は、鴨が葱を背負って来るようなものでしょう。

不倫の裏で都合よく搾取されている場合がほとんどですが、稀に本気で離婚を迫る女性もいます。

相手③：出会い系・マッチングアプリ

単身赴任中に、マッチングアプリで出会った女性と不倫をする男性が急増中です。
マッチングアプリは目的別で「不倫」に絞ることもできますが、恋人探しが一般的です。

単身赴任男性の多くが、独身と偽って「恋人募集中」で相手を探します。
多くの人と出会うチャンスがあるので、上手くいかなければ次の出会いを求めます。

単身赴任中、独身に戻って恋愛を楽しみたい男性が、マッチングアプリにはまっています。

単身赴任中の旦那が怪しい…不倫の見抜き方

どのようなポイントで、単身赴任中に旦那が不倫をしていると気づくのでしょうか?
単身赴任中の不倫の見抜き方をご紹介します。

1. 単身赴任先から帰って来ない
2. 違和感がある
3. 電話に出ない
4. 金遣いが荒くなった
5. 単身赴任先に来るなと言う

見抜き方①：単身赴任先から帰って来ない

旦那が単身赴任先から帰って来なくなったら、不倫をしている可能性があります。
「帰省費用がない」「疲れているから寝ていたい」などと理由をつけますが、週末ならまだしも連休や年末年始にも帰らないのは、かなりの確率で不倫です。

不倫相手と旅行に行く予定があるのかもしれません。
妻や子どもがいる家に帰るよりも、単身赴任先の方が居心地が良いのは間違いありません。

見抜き方②：違和感がある

単身赴任中の旦那の電話の様子がおかしい、車の助手席のシートの位置がいつもと違うなど「あれ?」と妻が感じる違和感は、残念ながら不倫にほぼ決定です。
根拠はないのにピンとくるのが、違和感という名の女の勘です。

車の走行距離が異常に増えていたことで、単身赴任夫の不倫を発見した妻もいます。
女性は、嘘を見破ったり危険を察知する能力が優れているのです。

見抜き方③：電話に出ない

単身赴任中の旦那が、日中は仕事中なので電話に出られなくても、朝や夜も出ないのは怪しいですね。
電話に出ても、毎回「かけ直す」と言って場所を変えてかけ直されると、不倫を疑ってしまいます。

もしかすると居酒屋の喧騒から逃れて、店外からかけ直しているだけかもしれません。
時間帯を変えて、電話チャレンジをしてみましょう。

見抜き方④：金遣いが荒くなった

単身赴任中の旦那の支出内訳を把握するのは至難の業かもしれませんが、クレジットカードなどで急に支出額が増えたら注意しましょう。
不倫相手のために散財している可能性があります。

不倫相手に消費するお金は、プレゼントなど貢物だけではありません。
単身赴任中だから不倫相手を自宅に招き入れて、二人分の生活費がかかっていることも考えられます。

見抜き方⑤：単身赴任先に来るなと言う

妻が単身赴任先に行くことを全力で拒否してくる旦那は、不倫を視野に入れましょう。
妻が旦那の赴任先に行くことに、何の不都合もないはずです。

むしろ溜まった家事や掃除をしてもらう絶好のチャンスです。
「散らかった家を見られたくない」などと、独身男子のようなことを言い出したら、不倫を疑います。

見られて困るもの、マズいものがあると考えて間違いありません。

単身赴任中の不倫を予防する方法

旦那が単身赴任中に不倫をしない対策法はあるのでしょうか?
単身赴任中の不倫を予防する方法は、以下です。

1. 抜き打ち訪問をデフォルトにする
2. まめに連絡をとる
3. 「浮気しないでね」と言う

方法①：抜き打ち訪問をデフォルトにする

旦那の単身赴任が決まったら、最初から「抜き打ち訪問」を宣言して実行します。
「サプライズ訪問」と言えば、お互いポジティブに受け取ることができます。

単身赴任中の旦那が仕事中に訪問して、掃除をしたら帰るだけで良いのです。
作り置きおかずを冷蔵庫に2～3品入れておくのも良いですね。

「いつ妻が訪ねてくるかわからない」と思わせておけば、自制心も保って不倫に走ることを防ぐことができます。

方法②：まめに連絡を取る

単身赴任中は夫婦の触れ合いがなくなるので、朝の「おはよう」と夜の「お疲れ様」をLINEやメールで伝えましょう。
skypeなどで家族の様子を伝えるのも良策です。

Skypeは、旦那の単身赴任先の住居もざっくりチェックできるのでおすすめです。
子どもの様子もLINEやSNSで報告して、単身赴任中も家族の存在を忘れさせないことです。

方法③：「浮気しないでね」と言う

古典的な方法ですが「浮気しないでね」と、パートナーの目を見て言いましょう。
真顔ではなく、笑顔で伝えるのがポイントです。

「そんな方法で不倫を止められない」と思うかもしれませんが、率直に伝えることで効果を発揮します。
単身赴任中の旦那は「妻が不倫して欲しくないと思っている」と確信を持ち、自ら肝に銘じます。

妻も「浮気しないでね」と言ったからには、相手を信頼して疑うような言動を慎みます。

単身赴任中の旦那の不倫をやめさせたい！夫婦関係を修復する方法

単身赴任中に旦那の不倫が発覚したけれど、別れたくない妻のために。
単身赴任中に不倫をしている旦那と、夫婦関係を修復する方法が2つあります。

方法①：家族で赴任地に引っ越す

単身赴任中の夫の不倫を解消するには、家族で赴任地に引っ越すのがいちばんです。
不倫相手と無理矢理別れさせるよりも、夫婦関係や家族関係を強固にする方が確実です。

不倫の事実を会社に訴えて上司の力で別れさせても、不倫カップルはますます燃えて、水面下でつき合い続けるのが関の山です。
単身赴任を解消して家族が一緒に仲良く暮らし始めたら、不倫相手も馬鹿馬鹿しくなって自ら身を引きます。

方法②：定期的に訪問して家事をする

家族が一緒に住むことが理想ですが、子どもの学校や親の介護などの諸事情で引っ越しが不可能な人は、夫の単身赴任先を定期的に訪問します。
交通費と時間はかかりますが、夫婦の修復のための必要経費と考えましょう。

不倫中の夫が訪問を拒否しても、夫と顔を合わせない時間帯に訪問して、家事をします。
不倫女性の持ち物を勝手に捨てたりせず、家事と整理整頓に徹します。

妻の行動が、単身赴任不倫夫の心に響く日がきっと来ますよ。

単身赴任中の不倫が原因で離婚したいときの対処法

不倫の証拠を掴んでいる

単身赴任中の不倫を理由に離婚する場合は、弁護士に相談しましょう。
不倫・不貞は法的な離婚事由なので、慰謝料請求が出来ます。

弁護士費用は自由化されているので、依頼する弁護士事務所によって異なります。
離婚案件は基本金額が30～50万円、報酬金が10～15%が相場なので、60万円前後かかります。

資力がない、弁護士の選び方がわからない人は、法務省管轄の法テラスを利用してください。
国が設立した機関なので、公益性の高いサービスを紹介してもらえます。

不倫の証拠を掴んでいない

単身赴任中の不倫が原因で離婚するなら、裁判離婚に発展する可能性も視野に入れて、物的証拠が必要です。
裁判で有利になる証拠は、プロの探偵に依頼するのがおすすめです。

探偵事務所に依頼すると、1時間あたり2万円で稼働が相場で、調査時間が長くなるほど高額になります。
総額で50～70万円と言われますが、経費や追加料金が別の場合もあるので、契約時に確認することが大切です。

不倫相手の素性や、素人の調査では及ばない範囲も網羅してもらえることを考慮すると、高額でもプロに依頼するのが得策です。

単身赴任中に不倫をする夫との夫婦関係は、自分がどうしたいかで決める

夫が単身赴任中に不倫をしていたと発覚したら、妻は誰でもショックです。
「不倫相手と別れて欲しい」「夫の心が自分に向いて欲しい」と思いますよね。

ここで大切なのは「妻であるあなたはどうしたいの?」です。
それでも夫婦関係を継続したい人は、夫婦関係の修復を模索します。

そんな夫は要らないという人は、慰謝料をたっぷりもらって離婚しましょう。
単身赴任中に不倫をする夫に、あなたの人生の舵を取られている場合ではありません。

夫次第ではなく、あなた次第で今後の人生を決めるのです。