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同い年で結婚するカップルの割合

同い年で結婚したカップル

世間で同い年と結婚するカップルの割合はどのくらいでしょうか?
国立社会保障・人口問題研究所によると一番多いのが結婚する時に女性よりも男性が5~6歳上と言われています。

次いで、3~4年下になります。
同い年はその次で約3割~4割程度で年々増加傾向です。

同い年と一番接触する機会が多いのに意外な結果です。
しかし、独身の女性からすると結婚する相手の理想像としてはやはり年上が断トツなので、現実とマッチしていると言えるでしょう。

同い年で結婚するメリット

同い年での友人に祝福されて結婚した同い年

同じ年と結婚して良かったと思える点を見ていきます。

  1. 対等な関係でいられる
  2. 共通の話題が多い
  3. お互いの友達同士も仲良くなりやすい
  4. 遠慮がなく何でも話し合える
  5. 一緒に歳を重ねられる

具体的に見ていきましょう。

メリット①:対等な関係でいられる

一番のメリットは対等な立場で関係性を築ける事です。
年齢差があるとそれによって関係性が微妙になってしまうことがあります。

例えば、年上ならば相手が主導権を握ることもあり、握られた方は遠慮気味になることも。
逆に、年下ならば横柄な態度になってしまったり、子供扱いしてしまったりとどこか年齢を意識してしまうことにも繋がります。

しかし、同い年だとそういった年齢に関するギャップや偏見がなく、平等な関係で結婚生活をおくっていくことが出来るでしょう。

メリット②:共通の話題が多い

同い年であれば育ってきた世代が全く同じです。
そのため、共通点がたくさんあり話も盛り上がるでしょう。

その時代に流行っていた曲やファッション、ニュースはもちろん、社会の景気や動向も同じなので似たような価値観を持っているとも言えます。
それによって、学生の時にはまったものや夢中になったものなどが共通していることも多いでしょう。

しかし、歳の差があると世代間ギャップというものがあり、こちらが夢中で話しても「知らない」と言われて終わりです。

メリット③:お互いの友達同士も仲良くなりやすい

同い年だとそれぞれの同級生ももちろん同い年です。
会社の同期も同い年になるので友人同士会わせた時にお互い気を使わなくて済むでしょう。

恋人の友人同士といっても初めは初対面です。
その時に同い年であればすぐに共通の話題が生まれて距離も近くなりやすいでしょう。

また、敬語を使う必要もないので友人同士も関係性が築きやすくなります。
そして、何か夫婦で揉め事が合っても、同い年だと友人に相談しても理解してもらいやすく、相談された側もアドバイスしやすくなります。

メリット④:遠慮がなく何でも話し合える

対等な立場であれば言いたいことが言える仲になれるでしょう。
年齢が上だとこれを言うとプライドを傷つけるのではないか、下だと説教に聞こえるのではないかと何かと考えてしまいます。

しかし、同い年だと素直に話が出来ます
まして、結婚して夫婦になると違った環境で育ってきた他人が一緒に生活するわけなので、様々なトラブルや衝突があるでしょう。

しかし、そういう問題が起こっても同い年ならひとつひとつ遠慮なく言い合えます。

メリット⑤:一緒に歳を重ねられる

同い年で結婚するとその後もずっと同い年なので、どこか安心感のようなものが生まれるでしょう。
特に女性が年下男性と結婚すると、自分だけが年齢を重ねていくようで悲しい気持ちになってしまいます。

しかし、同い年であれば歳をいってもお互い様という認識でいられるでしょう。
また、話としても「とうとう30歳になったね」とか「40歳から何か始めよう」とか年齢が同じだからこそ、結婚生活を同じペースで生きていける気もします。

同い年で結婚するデメリット

価値観が似ている同い年で結婚したカップル

同じ年との結婚で生じる問題を見ていきます。

  1. 精神年齢にギャップを感じる
  2. 衝突しやすい
  3. 友達関係になってしまう
  4. 比較してしまう
  5. 経済力が低い

具体的に見ていきましょう。

デメリット①:精神年齢にギャップを感じる

一般的に女性よりも男性の方が精神年齢は低いと言われています。
そのため、同級生を見ていてなんだか子供っぽいと感じることが多いでしょう。

まして、女性は社会人になると年上の男性と接する機会が多くなります。
その時に大人の男性の魅力に惹かれて付き合う人も少なくありません。

そうすることで女性自身の精神年齢も上がり、余計に同い年の男性は頼りなく見えてしまうのでしょう。
まして、結婚となると女性は男性を頼りにしてしまいます。

それなのに思っていたよりも頼りない面を見てしまう事になりガッカリしてしまうのでしょう。

デメリット②:衝突しやすい

対等な関係でいられるのもメリットのひとつですが、逆に対等だからこそぶつかってしまうのです。
つまり、言いたいことを言う、遠慮がないとなると、喧嘩した時にどちらも折れなくなります。

これが年上の男性ならば女性をなだめたり、ここは男性側が謝って収めたりしようと考えるので終息します。
しかし、同い年だとどちらも引かないので喧嘩が長引く原因になってしまうことも。

そうなるとお互い喧嘩するたびに結婚生活に疲れてしまうでしょう。

デメリット③:友達関係になってしまう

結婚して夫婦になったのに、そのまま友達関係のようになってしまい破綻するケースあります。
よくあれだけ仲良かったのに離婚したという夫婦はいませんか?

お互い何でも話せて、遠慮することなく等身大のままでいられたのですが、結婚という形を取ることによって様々な問題が出てきてしまいます。
例えば、仲は良いけどセックスレス、好きだけど恋愛感情とは違う、喧嘩が激し過ぎて修復ができないなどです。

デメリット④:比較してしまう

同い年だとついつい自分と比べてしまうでしょう。
「同い年なのにどうしてこれができないの?」「同い年なのにどうして子供っぽいの?」など、自分を基準にして相手を評価してしまいます。

また、仕事でも同期が同い年になってしまうので、自分の同期は努力して出世しているのに、自分の夫はどうしていつまでも昇進しないのかと比べてしまうでしょう。
その上、友人関係の多くが同い年になってしまうので他の人をライバル視してしまい、劣っていると感じるとイライラしてしまいます。

デメリット⑤:経済力が低い

同い年との結婚のデメリットは経済力です。
日本は年功序列の風習が根深く残っているので、年齢が上であればあるほど給料も高い傾向があります。

そのため、友人の旦那さんが年上であれば、早々に家を買ったり、車を買い替えたりと、友人との経済力格差に目が行ってしまいます。
また、年上の旦那さんと結婚した友人が働く必要がないからと専業主婦でゆったり過ごしているのを見ると、どこかモヤモヤしてしまうでしょう。

しかし、経済力は旦那さんが年齢を重ねていけば問題は解決していきます。

同い年の結婚が上手くいく秘訣

対等な立場の同じ年の結婚カップル

上手くやっていくコツを見ていきます。

  1. 相手を立てる
  2. 一緒に成長していく
  3. 過剰な期待はしない

具体的に見ていきましょう。

秘訣①:相手を立てる

同い年の相手と結婚するとどうしても男性が頼りなく見えてしまいます。
かといって、それを態度や言葉に出してしまうと男性のプライドは傷ついてしまうでしょう。

そのため、結婚したら男性を立てるようにするのがポイント
精神年齢が低いからといって女性が尻に敷いていては、男性のやる気もなくなってしまいます。

褒めたりおだてたりしながらうまく旦那さんをコントロールしましょう。
男性は褒められると嬉しいので仕事のモチベーションも上がり、一生懸命頑張ってくれます。

秘訣②:一緒に成長していく

同い年であることをメリットにしてお互い成長していける関係を作りましょう。
女性より年齢が高いとできて当たり前という考えをしているでしょう。

しかし、同い年と結婚した女性は同い年なのにという男性を下に見てしまう傾向があります。
しかし、精神年齢は多少違っても同い年なのです。

そのため、自分も相手も同じ同等だと考えて一緒に成長するようにしていきましょう。

秘訣③:過剰な期待はしない

女性は結婚すると男性にこうあってほしいという理想を掲げてしまいます。
しかし、それは男性にとってプレッシャーであって、同い年にそこまで期待してしまうのは可哀そうです。

そのため、過度な期待をしないようにして、自然体な形で結婚生活を送るのがポイントです。
同い年なのだから二人で協力するような形がいいかもしれません。

どちらも期待をかけずにお互いに助け合うような夫婦でいれば、いつまでも仲良くできるでしょう。

同い年カップルの結婚が遅くなる理由

同い年でなかなか結婚してくれないのでイライラしている女性

同い年のカップルは結婚に至るまでの期間が長いと言われています。
同い年の多くのカップルは学生時代に知り合っていることが多いでしょう。

そのため、社会にでる年齢も同じで、経済力にも大きな差はありません。
そして、男性は社会人としての基盤を築くまで数年かかります。

そのため、付き合いから結婚までがどうしても長くなってしまうのです。
これが年上の男性ならば、結婚に対する覚悟も経済力も出来た状態で女性と知り合うので、付き合ってからゴールまでの期間が短くなります。

同い年カップルの離婚率

遠慮がなく楽しめる同い年で結婚した夫婦

オールアバウト株式会社のデータによると、夫婦が離婚危機を感じたという意識調査では同い年のカップルよりも歳の差婚のカップルの方が上回っています。
また、不満に思う事も歳の差婚の方が多いという結果に。

実際、同い年の方が離婚率は低い傾向があり、喧嘩しながらも長続きしているのは同い年のカップルなのです。
特に、女性は年上の男性と結婚して上手くいかなくても、自分の年齢はまだ若いということもあって、離婚に踏み切って新しいパートナーを見つけようとするケースもあるのでしょう。

同い年のカップルは結婚におすすめ

同い年と結婚してうまくいっているカップル

同じ時代を生きてきた人同士というのはジェネレーションギャップもなく、年齢に対しての気遣いも必要ありません。
また、何より懐かしい話をする時に同い年ならではの盛り上がりもあるので一緒にいて楽しいと感じることも多いでしょう。

少し男性が幼く見えてしまうというデメリットもありますが人は皆歳を取るものなので、知らない間に気にならなります。
今まで結婚相手は年上が理想と思っていた女性も一度同い年の男性にも目を向けて見ましょう。

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ライター
noel編集部

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