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「金銭感覚」とは?

お金をせびる金銭感覚のおかしい男

金銭感覚は、人によって考え方が違ってきます。
同じよう金額のお金を手にしても、「ちょっと少ないな」「スゴイ多いぞ」と感じ方が違うからでしょう。

また、収入に対する支出の考え方も同じく、何に対してお金を出すか?ということも人それぞれです。
自分にかけるお金は多い人、交友関係や貯蓄にはたくさんお金を回すなど、こちらもさまざま。

生活環境や、働いてる職場、周りの人間関係、育った環境なども金銭感覚に影響するのでしょうね。

金銭感覚がおかしい人の特徴

クレジットカードに頼る金銭感覚のおかしい人

金銭感覚がおかしい人はどのような特徴があるのでしょう?
以下の、金銭感覚がおかしい人の10の特徴についてご紹介したいと思います。

  1. 計画性がない
  2. 見栄っ張り
  3. 欲しいものは我慢できない
  4. 収支計算ができない
  5. 大きな金額のお金を手にすると気が大きくなる
  6. 延滞する事は気にならない
  7. いくつものクレジットカードを持っている
  8. 気前が良い
  9. 浪費家
  10. 貯金がない

次に、金銭感覚がおかしい人の特徴についてさらに詳しく見ていきましょう。

特徴①:計画性がない

金銭感覚がおかしい人は、お金の使い方に計画性がありません
普通の人はもらったお給料の中から、支払いや使わなくてはいけないお金を取り除いてから、お小遣いをはじき出します。

例えば、家賃や光熱費、生活費、カードの支払いなど支払うべきお金を確保します。
そして残りの中から服を買ったり、靴を買ったり、友達との交友費などを振り分けるものです。

けれど、金銭感覚がおかしい人は、
支払うべきお金を取らずに自分の好きなものを優先してしまいます。

特徴②:見栄っ張り

金銭感覚がおかしい人は見栄っ張りな性格をしています。
人より良いものが欲しい、最新のものが欲しい、人に羨ましがられたいなど、見栄を張りたいのです。

そのために、後先考えずにお金を使います
「最新の〇〇ですよ」「これならみんな羨ましいがるはず」など、お店の人の営業トークにまんまとのせられる始末。

褒められたらバンバンお金を使ってしまうのでしょう。

特徴③:欲しい物は我慢できない

欲しい物があると我慢することができないのが金銭感覚がおかしい人の特徴のひとつ。
例えば、今月は無駄遣いをしすぎてしまった!と思っても、欲しい物はどうしても手に入れたくなるのです。

「まあいいか」「どうにかなるか」などと、自分の欲望を優先することに。
金銭感覚のある人なら「次の機会まで我慢しよう」と思うことが出来るでしょう。

でも、後のことを考えないで買ってしまうのが、金銭感覚のない人なのです。

特徴④:収支計算ができない

金銭感覚のある人は、自分の収入考えて物を買いますよね。
例えば、20万円のお給料の人が、30万円の家具を買うことはしません。

どうしても欲しかったら、似たようなデザインでもっとリーズナブルなものを探すのが普通です。
けれど、金銭感覚がおかしい人は自身のお財布事情を無視します。

カードで分割にしたり、親に借りてでも買うことも。
「なんとかなるさ」「返すから大丈夫」などと自分の中で勝手にルールを決めているのです。

特徴⑤:大きな金額のお金を手にすると気が大きくなる

お給料日には急に気持ちが大きくなって贅沢するのが金銭感覚がおかしい人です。
また、ボーナスや、臨時収入が入ったときも同じ。

お給料日は誰でも嬉しくて気分が上がるのはとうぜんですよね。
でも、だからと言ってそのお金は全て贅沢に使って言い訳ではありません。

贅沢な気分に浸るのは良いですが、金銭感覚のない人は気分だけでは物足らず、本当に贅沢してしまうのです。
友達におごったり、高い靴やバッグを買ってしまったり、急に羽振りが良くなる人も。

「自分へのご褒美だから」と言い訳をして考えなしにお金を使うのです。

特徴⑥:延滞することは気にならない

金銭感覚がおかしい人は支払いなどにはルーズです。
カードや支払い請求書などは、直ぐには払わなくても気になりません。

催促されてやっと支払う始末。
返すお金に対しては見て見ぬ振りができるのが特徴のひとつです。

特徴⑦:いくつものクレジットカードを持っている

クレジットカードを持つことは悪くはありません。
ポイントを貯めたり、優待を利用することができたりして、メリットもたくさんあります。

けれど、金銭感覚がおかしい人がクレジットカードを持つとデメリットの方が高くなることも。
カードがたくさんあることで支払日の管理ができなくなったり、あちこちのカードを使うことで使った金額が整理できなくなるからです。

結果的に支払いが遅れたり、酷い場合はカードが使用不可になることもあります。
クレジットカードの使用は間違うと信用問題にもなりかねません

特徴⑧:気前が良い

金銭感覚がおかしい人は、人に奢ったりプレゼントしたりするのが好きです。
ちょっとお金が入ると気前が良くなり、友達や恋人などに何かしてあげたいと思います。

相手の喜ぶ顔を見るだけで、自身も嬉しくなるからでしょう。
また、中には人に奢ったりすることで自分の立場を誇示でき、優越感に浸れるということも理由のひとつです。

特徴⑨:浪費家

お金を持つとついついあれこれ買ってしまうのは、典型的な金額感覚がおかしい人です。
家に帰ってからよく考えるとそんなに欲しくなかった、なんてパターンに陥ることもしばしば。

その場の雰囲気で舞い上がりお金を使う浪費家タイプは、冷静になると後悔することが多いのです。
でも、すぐに忘れてしまい同じことを繰り返してしまいます。

特徴⑩:貯金がない

金銭感覚がおかしい人は貯金をしていません。
そもそも節約をすることが苦手なため、お金を貯めることができないのです。

余分なお金が入ってもパーと使い切るからでしょうね。
何かのために残しておこう!などとは思わず、何とかなるだろうと楽観的

急な入り用のとき慌ててしまい、貯金しようと誓いますが結局は実行できないのです。

【診断】あなたの金銭感覚をチェック

買い物三昧の金銭感覚のない女

それでは、あなたの金銭感覚チェックについて調べてみましょう。
以下のあなたの金銭感覚チェック8つをご紹介していきます。

  1. ファッショントレンドを追うタイプ
  2. 欲しいと思ったら即買い
  3. 気づくと財布にお金がない
  4. お金が入るといい格好する
  5. リボ払いでものを買う
  6. お金がない時は親に借りる
  7. 何となくお金が入ると思い込んでいる
  8. 支払い明細は見たくない

次に、あなたの金銭感覚チェックについてさらに詳しくみていきましょう。

診断①:ファッショントレンドを追うタイプ

お洋服やバッグ、靴、アクセサリーなどファッションが好きな人はお金を使いが荒くなります。
ファッションセンスを磨くためにはそれなりの投資をしなくてはいけないからです。

毎シーズン変わる流行に敏感で、自分もトレンドについていくことに燃えている人は、お金がかかろうと関係ありません。
センスを磨くためにはお金がかかるのは仕方がない!そのために働いているのだから!というのが持論です。

そのため、お給料のほとんどがファッションに消えてしまい、日々の生活はつましいもの。
トレンドを追い求めるあまり、お金の使い方のパワーバランスを崩しているのです。

本人は金銭感覚がおかしくなっていることに全く気が付かないのでしょうね。

診断②:欲しいと思ったら即買い

欲しいものを買うことは、自分の欲求を満たす手段のひとつです。
今ままで我慢してきたご褒美に欲しい物ひとつ買うことで、気分がずいぶん上がりますよね。

金銭感覚がおかしい人は欲しいと思ったものは躊躇なく即買い
「カワイイ」「絶対自分に似合う」などと思った瞬間、即財布を開けています。
「もしかしたら似たようなものを持っていたかも」「今月使いすぎたからちょっと考えようかな」などの、普通の人が思う迷いがないのです。
このタイプは間違いなく金銭感覚がかなりおかしくなっていますね。

診断③:気が付くと財布にお金がない

欲しいものをパッパッと買ったり我慢しないでいると、当然お財布の紐は緩みぱなし。
お給料日に、お金を出金してお財布に入れておいたはずなのに気が付くと小銭がばらつく程度に。

まさしく金銭感覚がおかしい人の言動ですよね。
自身の財布の中身を把握しないで使い続けることは、普通の人では考えられません。

いくら入っていて、現在いくら残っているのかということを把握して計画をしなくてはいけないのです。

診断④:お金が入るとに良い格好する

金銭感覚のおかしい人は、お金が入ると気が大きくなり人に奢ったり物をあげたりします。
臨時収入が入るとさらに気持ちが上がります。

「臨時収入はもともと入らないお金だから使ってしまったも良いだろう」などの独自の解釈をしてしまうからでしょう。
理性的になれず、その場の雰囲気で盛り上がると財布を開けてしまうのは、金銭感覚がおかしい人だといえるでしょうね。

診断⑤:リボ払いで物を買う

手持ちのお金が無くてもクレジットカードという強い見方があると思っている人は、金銭感覚がおかしい人だといえるでしょう。
金銭感覚がきちんとしている人の場合は、効果的なクレジットカードの使い方をしています。

締め支払の日を計算して、今月は「〇〇円使ったからそれ以上使わない」など、自分をセーブすることができるのです。
けれど、金銭感覚のない人は使いすぎたかも?と思っても高い買い物をしたがり、リボ払いという方法を見出すことに。

金利がかかることなど頭にはなく、少額のお金だから大丈夫だと思い込むのです。

診断⑥:お金がないときは親に借りる

どうしても欲しいものがあってもお財布事情を考えて我慢することはありますよね。
「欲しいけど今月ピンチだからなあ」「気に入ったけれど自分には高価すぎるものね」などと、なんとなく諦めモードに。

けれど、金銭感覚がおかしい人は借りてでも欲しいものをゲットしようと躍起になります
実家にが経済的に裕福な場合、てっとり早く親におねだり

「来月返すから」「少しずつ毎月返済するからお願い」などと、おねだり攻撃。
いくつになっても子供に甘い家庭の場合は援助し、結果的にずっと親依存になってしまうのです。

診断⑦:何となくお金が入ると思い込んでいる

金銭感覚がおかしい人はお金に対して楽観的
何の根拠もないのにお金がどこかから入ってくると思い込んでいます。

「まっいいか」とばかりに計算せずにお金を使い後からしまった!となることも。
けれど、お金にあまり困ったことがなく、何となくどこからかお金が入ってくるのです。

診断⑧:支払明細は見たくない

金銭感覚がおかしい人は、カードなどの支払い明細は見たくありません
支払期日が迫るとやっと冷静になり、自分のお金の無さにショックを受けます

支払資金をそうやって捻出するかあれこれ悩むことに。
使ったときは支払う日がくることをすっかり忘れているため、後から怖い思いをすることになるのです。

これも、金銭感覚のおかしい人の特徴でもある計画性の無さからくることなのでしょうね。

金銭感覚を取り戻す方法

部屋の掃除をして金銭感覚を取り戻す

  1. 給料が入ったら仕分けする
  2. カードは1枚か2枚に絞る
  3. 部屋の中を整理する

次に、金銭感覚を取り戻す方法についてさらに詳しく見ていきたいと思います。

方法①:給料が入ったら仕分けする

金銭感覚を取り戻すためには、お金の使い方を見直すことから始めなくてはいけません。

お給料が入った時点で、生活費、支払い、貯金など大きく分けましょう
さらに、生活費の中で食費、光熱費、交際費と細かく分類するとイメージがつかめますよね。

慣れてきたらもっと細かく分類すると良いでしょう。
そして、ローンやカード、税金などの支払いがある場合は最重要の支払いとして一番先にとっておかなくてはいけません。

方法②:カードは1枚か2枚に絞る

クレジットカードは正しく使えば便利なものです。
金銭感覚がおかしい人にありがちなクレジットカードの複数持ち。

クレジットカードは会社によって締め日支払い日が違います。
それらを全て把握するのは難しく、支払い日を忘れてしまい延滞することも。

クレジットカードは2社までに留めておくようにしましょう。
2社程度なら管理することもできますよね。

クレジットカードを賢く使えばポイントや優待などもあり、節約にも繋がります。

方法③:部屋の中を整理する

金銭感覚を取り戻すためには、自分の持ち物を再チェックすることですね。
金銭感覚がおかしい人は、物欲が強く余計なものまで買ってしまうことがあります。

そのため部屋の中は要らない物もわんさかあることでしょう。
似たような服、バッグ、アクセサリーが探せば出てくることも。

そこで整理整頓をして、不要な物は処分することです。
そうすることで、本当に必要な物が何かということがわかります。

無駄遣いが減り金銭感覚が戻ってくることでしょう。

金銭感覚に違いがある男女が結婚するとどうなる?

金銭感覚が違うことで喧嘩する男女

結婚生活をするためには絶対に必要なお金。
そのお金に対する考え方が違うと、甘い気持ちなど吹っ飛んでしまいます。

金銭感覚が違う男女の結婚生活での喧嘩の原因は、それぞれのお金に対する価値観を譲らないからでしょうね。
どちらかが倹約家だった場合、ちょっとしたルーズさも許すことはできません。

細かく収支をまとめて相手に突きつけたり、ルールを作って守らせようとするでしょう。
一方で、お金に寛容すぎる人は細かなことを言われるとウンザリ。

金銭感覚がきちんとしている人に対してケチだと思うようになります。
「息が詰まりそう」「細かすぎてイライラする」など不満爆発。

そして、このような金銭感覚が違う男女の結婚は破綻へとまっしぐらになるのです。

金銭感覚の違う男女が結婚までにすべきこと

結婚前に金銭感覚について話し合う男女

金銭感覚の違う男女が結婚までにすべきこととはどのようなことなのでしょう?
以下の金銭感覚が違う男女が結婚までにすべき4つのことについてご紹介しましょう。

  1. お互いの金銭感覚を確かめる
  2. 生活費のことを話し合う
  3. お金の管理や使い方について話し合う
  4. 将来設計について話し合う

次に、金銭感覚の違う男女が結婚までにすべきことについてさらに詳しくみていきましょう。

すべきこと①:お互いの金銭感覚を確かめる

結婚をして喧嘩になる原因の上位にあがるのは、お金のことでしょう。
お金に対する考え方は一緒に生活する上で理解しておかなくてはいけません。

例えば、欲しいものは我慢したくない夫と倹約家の妻では根本的な金銭感覚が違います。
絶対に揉めるのは目に見えていますよね。

結婚してからお互いの金銭感覚に気づくより、結婚前に知っておく方がトラブル回避になります。
お互いの金銭感覚について話しをし、譲歩できるところを見つけておくようにしましょう。

すべきこと②:生活費のことを話し合う

生活するためにはお給料のことは知っておきたいですよね。
旦那さんだけが働く場合は、妻として旦那さんのお給料で生活をやりくりしなくてはいけません。

また、共働きの夫婦なら生活費をお互い出し合うのかどうか、ということも話し合うべきことになります。
金銭感覚が違うなら尚のことです。

これだけの生活費がいる!ということをお互い認識しなくては。
結婚後生活費を巡ってケンカばかりの日々を送ることになります。

すべきこと③:お金の管理や使い方について話し合う

結婚することで経済的な安定を求める女性は多いですよね。
そのため、男性よりもお金にはシビアになるのです。

結婚してからのお金の管理は奥さんがするのが多くなるのもそのためでしょう。
そのため、どちらがどの部分のお金を管理するのか、どのようなお金が必要なのかということを話し合うことですね。

例えば、食費などは奥さんが管理。
光熱費や携帯、家賃は旦那さんの口座から引き落とし、など細かく決めておくと後々楽です。

金銭感覚が違うと細かなことが引っかかり、結婚後爆発して大変なことに繋がることに。

すべきこと④:将来設計について話し合う

金銭感覚が違う2人が結婚するときは、将来設計についての意見を出しておくと良いかもしれませんね。
子供が出来るとお互い使えるお金は無くなり、家族としての支出が多くなるからです。

子供が出来ると思わぬ出費がかかってくるでしょう。
成人までにかかる1人あたりの養育費などもシュミレーションしておくことをお奨めします。

また、家の購入を考えているならそれに向けての貯蓄が必要ですよね。
最初はお互いのイメージを出し合って、金額や、時期などの規模を話すこと。

あまり初めから、金額のことばかり言うと楽しくありませんからね。

愛情だけじゃダメ!金銭感覚が違うと結婚はうまくいかない!

金銭感覚の違いを克服して幸せになる男女

金銭感覚がおかしい人は自分のお金に対する考え方おかしいなんて思ってはいません。
欲しい物だから仕方ないじゃない!と物欲が強いことを正当化します。

また、貯金をしたり生活費をやりくりすることは大の苦手。
そんな人と結婚したら家庭はみるみる生活が困窮するでしょう。

そのため結婚前にお互いの金銭感覚をチェックすることは絶対です。
協力して改善できることは、結婚前にクリアしておきましょう。

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ライター
noel編集部

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