人を信じられない人の心理＆原因！好きなのに信じられない時の対処法5つ

人を信じられない人の心理

信じられない心理を見ていきます。

1. 人と向き合えない
2. 猜疑心が強い
3. 悪い方向に考える
4. 諦めが早い
5. 防衛本能

具体的に見ていきましょう。

心理①：人と向き合えない

人と対話するのが苦手、接触するのが苦手という心理からきています。
そのため、人と言うものに対してマイナスイメージがありできれば関わりたくないと考えてしまいます。

原因は人それぞれですが幼いころのトラウマや、人に対しての恐怖症など色々なことが理由でしょう。

そのため、人に対してオープンマインドではないので信じられないという感覚は当然なのかもしれません。

心理②：猜疑心が強い

人に対して疑い深いからです。
これには個人差がありますが性格的なものからきています。

例えば、都市伝説のような怖い話を耳にするとします。
一方はその話を信じてしまい恐怖を感じるでしょう。
一方は猜疑心が強いためにそんなことあるわけないと全く動じません。

このように疑うという気持ちはパーソナリティや経験など様々な要因から程度が変わってきます。
猜疑心が強いと信じられないという心理が大きく働くでしょう。

心理③：悪い方向に考える

すぐに悪い方向へ物事を捉えてしまうという心理からきています。
特に恋人から「ずっと一緒にいたい」と言われても、素直に「嬉しい」と感じる人がいれば、「そんなことをいってもどうせいつか別れるんでしょ」と考えてしまう違いです。

ネガティブに考えてしまうのは、苦い経験を過去にしていてそういう思考になってしまうのでしょう。

また、悲観的な思考からきている場合もあります。
そのため、「人とは裏切るもの」という悲観的な考えが根底にあるのかも知れません。

心理④：諦めが早い

人を信用するためには時間を要することがあります。
どのような人物か把握するまで時間がかかりますし、初めから人を騙すつもりの人も存在するからです。

そのため、相手を信頼できるようになるまでコツコツと時間をかけて関係を築いていくのが一般的。
しかし、この時間を待てず諦めてしまうのです。

つまり、諦めが早く第一印象や勝手な決め付けで信じられないと判断してしまいます。
そうなると、その考えに固執してしまい本質を見ようとしなくなるでしょう。

心理⑤：防衛本能

失望したくない、傷つきたくないという思いから信じられないと考える人もいます。
もしも、心から信頼していた人に裏切られると失望して精神的ダメージも大きいでしょう。

しかし、期待さえしなければたとえ酷い目にあっても最小限のダメージで済みます。
そのため、自己防衛するために始めから信じないようにしている人もいるでしょう。

人を信じられないと思ってしまう原因

信じられないのにはどのような原因があるのかを見ていきます。

1. トラウマがある
2. 信じられる人がいなかった
3. 騙されたことがある
4. 恋人からの裏切り
5. 愛情を受けていない

具体的に見ていきましょう。

原因①：トラウマがある

過去に苦い経験がありそれがトラウマになって人を信じられない人もいるでしょう。
幼いころのいじめ、親友に恋人を取られた、職場の同僚から無視されたなど、上手く関係を築いていると思っていた人からされた攻撃や仕打ちは心に闇を落としトラウマになります。

そして、同じことが起こるかも知れないという恐怖もあるでしょう。
そうなると人との付き合いに消極的になり、誰と接しても疑い深くなります。

原因②：信じられる人がいなかった

環境によっては親や兄弟であっても何も信じられない状況で育った人はいます。
一番身近な人がそういう対象であったことが原因に。

そうなると、信じるという感覚が身についていないのもありますし、逆に他人から信頼してもらった経験もないでしょう。

そのため、人を信用するという実体験が抜け落ちているため、その重要性や人間関係において必要な事という認識も薄くなっています。

原因③：騙されたことがある

約束を破られた、お金をだまし取られた、結婚詐欺にあったなど、人から損害や被害を受けると人を信じられないでしょう。

そうなると人を信じなければ被害を被らない、騙されることもないと考えるでしょう。
そして、一度そういう目にあうと疑心暗鬼になってしまい、怪しくない人でも怪しい、騙すために近づいてきたのではないかと考えます。

原因④：恋人からの裏切り

女性に多いのが恋人からされた仕打ちです。
特に、男性が甘い言葉をかけて口説落とし、女性が押し切られた形から入った恋愛は、裏切られた時のショックは測り知れません。

あれだけ猛烈にアタックしておいて男性が浮気したり、別れを切りだしたりすると男性全般が信じられないと思うでしょう。

原因⑤：愛情を受けていない

育った環境が原因で人を信じられなくなることもあります。
例えば、仲良かった両親が離婚した、子供の頃両親からの愛情を感じられなかった、虐待を受けていたなどです。

そうなると、「大人は信用できない」と子供ながらに確信します。
子供の頃に培ったものは大人になってもなかなか消えるものではないでしょう。

人を信じられない人の特徴

信じられない人の特徴を見ていきます。

1. 疑い深い
2. 心を開かない
3. 人に興味がない
4. 内向的

具体的に見ていきましょう。

特徴①：疑い深い

疑い深く素直に気持ちを受け取ることが出来ない人です。
そのため、人に助けてもらったとしても何か裏にあるのではないか、あとから見返りを要求してくるのではないと考えてしまいます。

すなわち、人の善意や優しさには必ず理由があると思っているのです。
人の為に無償で何かをする、人の為に労力を使うなど自分の利益にならないようなことです。

そのため、人が人の為に何かする時には意図的な何かがあるからできるのだろうという考えになるのです。

特徴②：心を開かない

心がオープンでない人です。
過去にトラウマがある人は、人に対して警戒心を抱いていて、一定距離を保とうとします。
距離が近くなると逃げますし、初対面の人には壁を作って近寄りがたい雰囲気を出しています。

そのため、社交性がなくコミュニケーション能力も低いのが特徴です。
そして、相手が仲良くなろうと遊びに誘ったり、話しかけたりしますが、それらに応えようとしません。

特徴③：人に興味がない

人に興味がなく、積極的に人と関わらない人です。
そのため、交友関係も狭く、職場でも最低限の接触しかしないでしょう。

そういう人は他人に興味がなく、社会にも興味がありません。
自分の狭い世界に閉じこもっていてそこが全てだと思っているでしょう。

外的要因があって人を信じられなくなり心を閉ざしてしまうこともありますし、幼いころの経験からそういう生活になってしまう人もいます。

特徴④：内向的

性格が内向的で自分から話しかけたり、人の輪の中に入ったりすることが出来ない人です。
また、ナイーブで傷つきやすくいつもオドオドしています。

そして、周りに同調されるようなことを優先に行動し、自分の思っていることを発言したり、行動したりできません。
そのため、一人でいることを好み人が大勢いる場所が苦手です。

人を信じられない人への正しい接し方

信じられない人との接し方を見ていきます。

1. 時間をかける
2. きちんと話しをする
3. 行動や態度で証明する

具体的に見ていきましょう。

接し方①：時間をかける

人を信じられない理由はそれぞれ原因が違うので、急に距離を縮めたり、どうしてそうなったのかと根掘り葉掘り聞いたりしない方が良いでしょう。

また、人を信じるまでには時間がかかるものと理解して少しずつ信頼してもらえるようにします。
また、人を信じられない悩みをせっかく打ち明けてくれても「そのくらいのことで」と否定しないようにしましょう。

共感してあげることで心が解れてきます。

接し方②：きちんと話しをする

お互いに理解できるまで話をしましょう。
言わなくても分かってくれる、言っても同じなど勝手に解釈しないで相手の事もじっくり聞いてあげることです。

きっと、人を信じられない人は打ち解けるのにも時間がかかりますし、警戒心も抱いています。
しかし、聞く姿勢があるとわかってくれれば必ず話をしてくれます。

接し方③：行動や態度で証明する

口だけではなかなか信じられないので、信じられるような信頼や実績を積み上げていくことです。
例えば、約束事をしてきちんとそれを守って実行する、嘘は絶対につかないなど、その人が信じられると実感できることをしていきましょう。

そして、人を信じられると考えが変わるまで焦らず根気よく続けましょう。

人を信じられない状況に陥ってしまったときの対処法

信じられなくなったらどうしたら良いのかを見ていきます。

1. 考え方を変える
2. 一人でも信頼出来れば良いと考える
3. 信頼関係を築きなおす
4. 自分を信じる
5. 第三者に相談する

具体手に見ていきましょう。

対処法①：考え方を変える

考え方を変えればきっと乗り越えられます。
特定の人によって信じられなくなったとします。

しかし、その人以外はどうですか？
きっと信じられる人のはず。

そう考えると信じられない人のことを考える時間と労力が勿体ないでしょう。
このように捉える方向を変えるだけで信じられないこともさほど問題にはならないでしょう。

また、人から信じられないと言われるよりはマシだとも考えられます。
このように、嫌な事に焦点を当てずに大切にしたいことに意識を向けて、あなたを傷つけた人のことは忘れてしまいましょう。

対処法②：一人でも信頼出来れば良いと考える

信じられない人だけフューチャーしても意味がありません。
信じられる人が一人でもいればそれで充分です。

たった一人と思わないで、一人いるだけでも素晴らしいことです。
そのため、信頼できる人のことを一番に考えましょう。

対処法③：信頼関係を築きなおす

誰も信じられないと孤立してしまってもその世界に固執したり、束縛される必要はないでしょう。
新しい環境に身を置いてそこで信頼できる人を探せばよいのです。

時間はかかるかもしれませんが少しずつ信頼関係を作って行きましょう。
焦ってしまうとせっかく信じようと思っても心に壁が出来てしまいます。

対処法④：自分を信じる

人を信じる前に自分を信じるようにしましょう。
そうすれば、相手も心を開いてあなたのことを信じてくれるようになります。

そして、自分を信じるためには素直な自分になることです。
人を疑う気持ちが残っていても、それらを払拭して真っ直ぐな気持ちになりましょう。

対処法⑤：第三者に相談する

どうしても信じられない気持がなくならない時には、第三者に相談するのも良いでしょう。
仲の良い友人がいれば良いですが、全てが信じられない時には、専門のカウンセラーに相談しましょう。

心理的要因が大きな原因ならば、それを解決する糸口が見つかるかもしれません。
中には人格障害やパーソナリティ障害が原因で人の事が信じられないケースもあるので、専門家に見てもらうのも良いでしょう。

人を信じられない状況のときに気を付けるべきこと

何に気をつければ良いのかを見ていきます。

1. 自分を否定しない
2. 人を傷つけない
3. 思い込まない

具体的に見ていきましょう。

気を付けるべきこと①：自分を否定しない

信じられないことを自分の責任だと思わないようにしましょう。
信じられない理由を自分に当てはめてしまうと、自分を責めてしまい出口が見えなくなってしまいます。

そして、答えが見つけ出せなくなり人と接するのさえ怖くなってしまうのです。
そのため、自分を責めないようにしましょう。

気を付けるべきこと②：人を傷つけない

たとえ人に傷つけられても、自分は人を傷つけないようにしましょう。
ついつい「人なんて信じられない」とこぼしてしまうこともあるでしょう。

しかし、愚痴を言った相手はあなたを信用してくれている人かもしれません。
あなたを信じてる人たちえお頭ごなしに否定し「誰も信用できない」と言われると周りを傷ついてしまいます。

気を付けるべきこと③：思い込まない

人のことを信じられないと一度思うと、その考えを覆すのは難しいでしょう。
しかし、そのままで生きていくことはデメリットになってしまいます。

これから信じることができる人とはたくさん出会いますし、意固地になっているとせっかくの信じられる人を見逃してしまいます。
そのため、勝手な想像や解釈は持ち込まず一度気持ちをリセットしましょう。

信じたいのに信じられない！彼氏を疑ってしまう原因

信じられなくなる理由を見ていきます。

1. 過去の男性に裏切られた
2. 男性にトラウマがある
3. 良い付き合いができていない
4. 浮気された経験がある
5. 彼氏を信用していない

具体的に見ていきましょう。

原因①：過去の男性に裏切られた

今の彼氏が信じられないのは過去の体験が原因です。
もちろん、以前の付き合っていた彼氏と今の彼氏は全くの別人。

しかし、女性は裏切られることが一度でもあると、彼氏という特定の相手だけではなく男性という生きもの自体が信じられない対象になってしまいます。

そのため、どのような彼氏と付き合っても「男」というひとくくりに考えてしまうのも原因です。

原因②：男性にトラウマがある

彼氏だけではなく様々な男性によってトラウマがあることが原因ということもあります。
例えば、子供の頃に父親が浮気して離婚した、若いころに男性に痴漢にあったなどです。

そのため、父親の事を思い出していつか結婚しても浮気するのではないかと思ってしまいます。
また、信じられないと始めから潜在意識の中にあると、いくら誠実な相手でも心から信頼できません。

原因③：良い付き合いができていない

信じられないのは人として彼氏と正面から向き合っていないのも原因ということも。

それは疑い深くなっていて、彼氏と付き合っていても彼の言う事やすることを素直に受け取ることが出来ないからでしょう。
そのような気持ではお互いぴったりと寄り添う事は難しいです。

原因④：浮気された経験がある

彼氏に浮気されたことがあれば信じられないのは彼女として当然でしょう。
彼氏は反省して真摯に付き合っていますが、一度裏切られた彼女は、全面的に信じきることはできなくなります。

その上、浮気された時の心の傷もなかなか癒えないのも原因です。
そして、再び浮気されたら耐えられないと考えて全てを受け入れることが出来ないのです。

原因⑤：彼氏を信用していない

そもそも、理由はないのに彼氏自体信じられない存在になっているのが原因です。
それは、過去のトラウマや幼いころにいじめられたりしたことが原因です。
そのため、信じられない彼氏と別れて、新しい彼氏ができたとしても同じように信じられないでしょう。

信じたいのに信じられない彼氏の行動

どのような行動がそうさせるのかを見ていきます。

1. 疑わしい行動をする
2. 言動と行動が伴わない
3. 言い訳が多い

具体的に見ていきましょう。

行動①：疑わしい行動をする

彼氏が疑わしいと感じると信じられないでしょう。
例えば、電話がかかってきたら別の部屋に行ってコソコソ話す、夜遅く連絡しても繋がらないなど、彼氏の行動が理解できない、把握できないとなると疑いたくなるでしょう。

また、小さな嘘であっても後から嘘をついていたとわかると、せっかく信頼し始めていたとしても冷めてしまいます。
その上、それらを問い詰めた時に、しどろもどろになっているのを見ると疑惑が膨らむでしょう。

行動②：言動と行動が伴わない

口で言っていることとやっていることが伴っていないと信じられないでしょう。
付き合う時には耳触りのよい事ばかり並べていたのに、付き合い始めたら頼りにならない、それどころから逆に頼ってくるような人になってしまうと余計にそう思うでしょう。
また、そういった片鱗が見えてくると、彼氏の言っていること全てが疑わしくなります。

行動③：言い訳が多い

言い訳ばかりの彼氏を見ると信じられないでしょう。
付き合っていて不満に思ったことを伝えても、それを治そうとせずに言い訳ばかりするようなことです。

例えば、毎回デートに遅刻してくるので、それをやめるように言ったとします。
しかし、彼氏は「仕事で疲れているから起きられない」など言い訳ばかりで解決しようとしません。
そういった小さな約束ですら守れないと、彼氏に対して信頼感が持てないのです。

彼氏のことを信じられないときの対処法

1. 信じてみる
2. ルールを決める
3. 依存しない
4. 求め過ぎない
5. 自分に自信を持つ

具体的に見ていきましょう。

対処法①：信じてみる

信じられない気持ちが出ても、それは思い込みかもしれないですし、勘違いかも知れません。
すぐに判断しないでしばらくの間信じてみるように努力しましょう。
なぜなら、万が一彼氏の方に非があったとします。

しかし、彼女が自分の事を心から信じてくれている。
そうなれば、このままではいけないと改心してくれるかも知れないからです。

対処法②：ルールを決める

自分の中でルールを決めましょう。
もしも、彼氏に疑わしいことがあり信じられないとします。

いつもコソコソと電話をしているようならば、誰と電話しているのかを聞いてみます。
そこで、そういうことをしていると信じられなくなるからやめてほしいと素直に伝えます。

しかし、まだやめないようなら彼氏との関係を見直すなど、規則的に考えれば悩まなくて良いでしょう。
そして、浮気に関しても1度は許しても、2度目は別れるなど自分の中で決めておきましょう。

そうすることで、ダラダラと信じられない相手との関係を続けることはなくなります。

対処法③：依存しない

彼氏に依存しないようにしましょう。
自分は自分、彼氏は彼氏と割り切って考えます。

彼氏がいないと生きていけない、彼氏が全てと考えてしまうと、信じられなくなった時に大きなダメージになってしまうからです。
その依存心をなくせば、信じられなくなっても別れることも選択肢のひとつとして考えられます。

対処法④：求め過ぎない

彼氏に対して完璧を求めないようにします。
誰でも彼氏に対して理想はあるでしょう。

しかし、それを押し付けても、全てをクリアする人は現れないでしょう。
まして、彼氏側からしても完璧な理想通りの彼女ではないはずです。

人には必ず欠点もありますし、妥協しなければいけない部分もあることでしょう。
そのため、彼氏を信じられないと思っても、ひとつのミスや欠点だけみて決めつけないようにするのがいいですよ。

対処法⑤：自分に自信を持つ

彼氏を信じられないと思っても、自分に非があると思わないことです。
そのためには、自分に自信を持って彼氏と付き合う事です。

もしかしたら自分のせいかもしれないと思ってしまうと、ますます猜疑心が強くなり、卑屈になってしまいます。
そして、信じられないからと彼氏をしつこく問い詰めてしまうと関係がこじれてしまうので、自分に非がないならば堂々とすることです。

初めは信じられない彼氏でも、ひとつひとつ信用を積み重ねいくことで信じられるようになってきます。

信じられないのは特別な事ではない

人を信じられない、信じられなくなったと悩んでいる人もいるでしょう。
しかし、それは特別な事ではありません。

何かきっかけがあれば人を信じられなくなるのは当然のことです。
人に騙されることがあっても、また信じられる人が必ず現れますし、誰しも経験することなので深く考えないようにしましょう。

そして、自分自身は人から信じられないと言われないように誠実に生きることが大切です。
人から信じられるようになると、自分も人を信じようという気持ちが湧いてくることでしょう。