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家族が嫌いな人の心理

家族が嫌いな女性

では、家族が嫌いな人はどのような心理が働いているのでしょうか?
以下7つの心理をご紹介していきましょう。

  1. 自分の居場所がないと感じる
  2. 厳しい父親を嫌ってしまう
  3. 家族の絆が強過ぎると感じる
  4. 夫が無関心と感じる
  5. 家族なのによそよそしいと感じる
  6. 親の束縛を感じる
  7. 家族の自分の扱いへの不満を感じる

心理①:自分の居場所がないと感じる

他の家族は、仲良くしているにも関わらず、自分だけまるでのけ者のような扱いをされたり、実際に誰から見ても、のけ者にするわけではないけれど、「いつもどこか自分は他人のような、家族でないような、のけ者であるように感じる。」という心理の時に家族が嫌いだと感じます。
その孤独感は、大変辛く悲しいものです。

心理②:厳しい父親を嫌ってしまう

父親が厳しいと感じることはありませんか?
門限であったり、付き合う友達であったり、勉強であったり、食事の仕方であったり、昔からの考えを押し付けてくる厳しい父親であれば、父親が嫌いで家族が嫌いになっているのです。

自分の気持ちを伝えようにも、何でも否定的に物事を捉える父親に対して、最初こそ反抗してみたりしたことでしょう。
しかし、家族が嫌いになっている今は、「話をするのも嫌。」「同じ空気を吸うのも、嫌。」となっているのではないでしょうか?

心理③:家族の絆が強過ぎると感じる

何でも家族でお祝いをしたり、何かあればすぐに家族で集まって、家族会議をする家庭で育っている方に多い心理です。
例えば、休みの日であれば、「家族で過ごすもの。」という長年の習慣から家族揃ってどこかに行くことを強制されるため、自由に過ごすことが出来ないことに、苛立ちを感じることでしょう。

心理④:夫が無関心と感じる

これは、子育て中の女性が感じている心理でしょう。
子供が産まれたのにも関わらず、夫は毎日「仕事」「付き合い」と理由を付けて、家にいようとしないばかりか、家にいたとしても子供の世話をしてくれる訳ではありません。

女性自身も慣れない子育てで毎日、心も体も疲れ切っているにも関わらず、夫のこの「家族に対する無関心」な行動を目の当たりにしてしまうと、家族が嫌いになってしまうのです。

心理⑤:家族なのによそよそしいと感じる

例えば、何か頼み事をしたい時であったとしても、相手の都合に合わせて言い出せなかったり、よそよそした空気になってしまうのが辛く、家族と過ごす時間が苦痛になってきたりはしていませんか?
家族との時間が重たく、逃げ出したいと強烈に感じるために家族が嫌いになっているのです。

心理⑥:親の束縛を感じる

親に対して、「過干渉」と感じる場合は、家族が嫌いになる心理が働きます。
先ほどは、父親が厳しいことを書きましたが、この心理の場合は、母親と父親の両方からの過干渉で悩んでいるケースの場合に感じる心理を指しています。

まるで自分しか生きがいがないと言わんばかりに、全ての行動を決定されて、その行動をしなければ、両方の親から、圧力をかけられるので、家族が嫌いと感じるのです。
例えば、小さい時から、習い事、学校、友達と何でも親が決めて、用意してくれたものを、無意識に受け入れてきたとします。

思春期以降になって自分は自立したいと願っているにも関わらず、両親の過干渉は変わらずに、仕事に関してや、付き合う人に関しても口出しをしてくる始末です。
いくらこの過干渉から抜け出そうと反抗的な態度を取ったとしても、両親でタッグを組んで自分を縛ろうとしてくるのが伝わり、ますます「家族が嫌い。」になっていくのです。

心理⑦:家族の自分の扱いへの不満を感じる

例えば、何か困りごとが家族の中で発生すると、尻拭いを任されてしまう方が感じる心理です。
また、他の兄弟姉妹に対しては、「そこまでしないだろう。」というようなお願いでも、自分だけ軽々しく頼んでくる家族が嫌いになってしまうのです。

家族の誰もが、そのことに気が付いていないことが最もいけないところで、「あいつならいいだろう。」という本人を見下していると感じさせる言動から、その言動を受けた方が、ショックを受け家族が嫌いになっているのです。

家族が嫌いになる原因

家族が嫌いで悩む女性

では、どうして家族が嫌いになるのでしょうか?
家族が嫌いになる原因について、以下4つご紹介していきましょう。

  1. 家族間いじめ
  2. 親の過干渉
  3. 子供の頃からのトラウマ
  4. 性格の不一致

原因①:家族間いじめ

家族の中で、一人だけを攻撃対象にして、家族の調和を取ろうとしている家庭に多く見られる原因です。
例えば、家族のトラブルであったり、尻拭いであったりといった嫌な役回りを全て押し付けられる人がいて、家族の言葉の端々に直接言わないまでも感じる「お前ならできるだろ。」「お前がやればいいんだよ。」「お前しかする人がいないんだよ。」と言ったまるでいじめのようなことが起こっているのです。

原因②:親の過干渉

親の過干渉がきつ過ぎる家庭環境が原因である場合もあります。
産まれたての赤ちゃんから育てている親からすれば、子供はいつまでたっても、可愛い存在であることは間違いありませんが、子供の自立を阻害してしまうほどの過干渉をしてしまうと、子供は、家族が嫌いになってしまうのです。

原因③:子供の頃からのトラウマ

小さい頃から、親がすぐに怒鳴ったり、時には暴力をしたり、落ち着かない家庭で育った子供に「家族が嫌い。」と感じる人が多いです。
家の中は、いつ爆弾が爆発するのか分からない緊張感で包まれているので、一時も落ち着ける時間はありませんし、自分の言動がいつ爆弾を着火させるか分かりません。

そうなってくると、家族との時間は苦痛でしかなくなってくるので、「家族が嫌い。」と感じる原因になってくるのです。

原因④:性格の不一致

人間であるので、いくら家族であっても性格を簡単に変えられるものではありません。
もちろん、家族であったとしても、その人の性格が受け入れられないからと言っておかしいことは何もないのです。

家族が嫌いでストレスに感じるときの対処法

家族が嫌いで自立へ向かう女性

では、家族が嫌いでストレスに感じる時に、どのように対処していけばいいのでしょうか?
以下、7つの対処方法についてご紹介していきましょう。

  1. 家族から離れる
  2. 家族を嫌いな理由を探る
  3. 「○○すべき。」に捉われない
  4. 自分の気持ちを伝える
  5. 自分を大切にする
  6. 話を聞いてくれる理解者を作る
  7. 家族が嫌いな自分を受け入れる

対処法①:家族から離れる

家族が嫌いでストレスになっているのであれば、家族と離れることも考えてみてはいかがでしょうか?
離れるといっても、いきなり一人暮らしをして家族から離れるのではなく、外出を多くしてみたり、出来るだけ家族と顔を合わせる時間を持たないようにしたり、趣味の時間を作ってみたりして、家族との接触を持たない方法もあります。

あまりにも家族が嫌い過ぎて「このままでは、ストレスでおかしくなってしまう。」と感じるのであれば、思い切って家族から離れて、遠くで一人暮らしを始めるのも、いいのではないでしょうか。

対処法②:家族を嫌いな理由を探る

そもそもどうして、そこまで家族が嫌いになったのかを、探ることも大切です。
理由を探っていくと、「小さい頃からあんなことされても我慢していた。」「お父さんのああいう態度が我慢できない。」「弟には、あんなに甘いのに長男だからって、厳しくされる。」「こんなに毎日子育てで疲れているんだから、認めて欲しい。」と家族が嫌いな理由がはっきりと分かります。

理由がはっきりすれば、対処方法も自ずと分かって、適切に対処できるはずです。

対処法③:「○○すべき。」に捉われない

小さい頃から、「○○すべき!」ということを言われ続けている人は、何事においても「○○すべきである。」と無意識に自分を追い込んでいる場合があるので、「○○すべき。」と考える癖を直していく方法もあります。
例えば、「親なら子供を愛するべき。」「母親なら、父親を立てるべき。」「子供なら親の言うことを聞くべき。」「弟なら兄の、尻拭いをするべき。」という風に考えてしまってはいませんか?

そうではなくて、「自分がしたいからするんだ。」という自分主体の考え方に移行できれば、家族が嫌いと悩む必要はないのです。

対処法④:自分の気持ちを伝える

自分の家族が嫌いな理由が明らかになったのであれば、自分の素直な気持ちを家族に伝えることでも対処できます。
いくら家族といえども、あなたの気持ちを100%理解することは不可能です。

あなた自身の本当の気持ちを家族に伝えることで、家族があなたの気持ちに気が付いて、家族で考えるきっかけにつながることもあります。

対処法⑤:自分を大切にする

家族が嫌いと感じる人に多いのは、幼少期の辛い経験であったり、「自分は本当に愛されているのか自信がない。」という気持ちが原因になっている場合があります。
そういう方たちは、どうしても自分のことを大切にできないがために、必要以上に相手に合わせてしまったり、相手の顔色を伺ってしまったり、自分の本当の気持ちに蓋をしてしまったりすることが、当たり前になってしまっているのです。

そのため、自分を大切に出来ていないことが、積もり積もってストレスと感じてしまっていることもあるので、自分を大切にすることを意識して考えてみましょう。
これは決して家族に対して我がままを言いましょうということではありませんし、家族を困らせていいということではありません。

素直に自分が嫌なことは、「嫌だ。」といって断り、無理なことは「できない。」と言って家族に頼ってもいいということです。

対処法⑥:話を聞いてくれる理解者を作る

「家族が嫌い。」と辛くて毎日、泣いて悩んでいる人は、日本中にたくさんいます。
決してあなた一人の悩みではないので、きっとよき理解者を得ることはできるでしょうし、あなたの悩みを打ち明けることによって、その方も救われることでしょう。

対処法⑦:家族が嫌いな自分を受け入れる

「家族は仲良く!」「いつも仲良し!」「仲良し友達家族!」が今は、ブームであるかのように、注目が集まっています。
しかし、家族が嫌いと感じることは、決して間違ってはいないばかりか、自立に向けての大切なステップでもあることを忘れてはいけません。

あなたが今「家族が嫌い。」と感じる気持ちこそが、あなたを一人前の大人にしてくれる原動力になってくるのですから、その気持ちを受け入れてあげることで、ストレスではなくなっていくことでしょう。

家族が嫌いなら家を出た方がいい理由

家族が嫌いで家を出る女性

では、家族が嫌いと感じるのであれば、家を出た方がいい理由についてご紹介しましょう。
以下、4つの理由について書いていきます。

  1. 距離を置くことで見えてくるものがある
  2. 家族の問題から離れることで解決できる
  3. 自分を見つめ直せる
  4. 自立ができる

理由①:距離を置くことで見えてくるものがある

家族と毎日顔を合わせていると、どうしても価値観が、片寄りがちになってしまいます。
そういった意味でも、家族との距離を置くことで、家族の問題であったり、家族の自分への思いであったり、家族のありがたさであったりを認識できることもあるでしょう。

理由②:家族の問題から離れることで解決できる

「家族だから。」「同じ家で大きくなってきたんだから。」と情ばかりで一緒にいて、問題まで抱える必要は全くないのです。
離れることによって、今までは、家族だけで問題を解決しようとしていたことに対して、第三者が介入することによって、一気に問題が解決につながることもありますし、家族の問題は、第三者にしか解決できないことの方が多いのです。

理由③:自分を見つめ直せる

家族が嫌いであるにも関わらず、毎日同じ家で過ごしていると、どうしても自分の気持ちを整理していくことが難しくなってきます。
家族の出す空気感であったり、無言の圧力であったりに小さい頃から、刷り込まれて「自分を殺す。」ことに慣れてしまっている方にとっては、「自分の見つめる。」作業は大変難しいものになってくることでしょう。

家を出ることで、物理的に家族と離れることによって、自然と自分を言うものに目を向ける時間や余裕は生まれてくるのです。

理由④:自立ができる

あなたが今感じている「家族が嫌い。」という気持ちは、「自立がしたい!」という気持ちからとも言えますので、家を出て自分の力でやっていく絶好のチャンスと言えます。
人間は、誰しも1度は親の元から離れて、自立していこうとするもので、そのエネルギーはすさまじいものがあり、そのエネルギーこそが自立に向けてなくてはならない存在なのです。

家族が嫌いな彼氏への対処法

家族が嫌いな彼氏

彼女自身は、「家族のことが大好き!」であったりすると、「家族が嫌い。」という彼氏に対して「どうして?」という気持ちになることでしょう。
そんな彼氏への対処方法として、是非あなたが彼氏をたっぷりと愛してあげて下さい。

前述した通り、家族が嫌いという人の中には、「家族の愛情を感じない。」「家族にいじめにあっている。」「家族の中で蔑ろにされている。」と大変傷ついている場合もあるのですから、「人から愛されることに相当飢えていることでしょう。
そんな時に、あなたから無償の愛を受け取ることができれば、家族が嫌いと言う彼氏の心を癒し、よりよい関係を結んでいくことができることでしょう。

家族が嫌いになる前に!主婦におすすめのストレス発散法

家族が嫌いになる前にしてほしいストレス発散法

では、家族が嫌いになってしまいそうに感じている主婦の方におすすめのストレス発散法をご紹介しましょう。
以下、5つのストレス発散方法を書いていきます。

  1. 自分の時間を持つ
  2. おしゃべりをする
  3. 旦那に気持ちを話す
  4. 「○○すべき。」をなくす
  5. 手抜きをする

方法①:自分の時間を持つ

仕事でも趣味でも、お風呂に入るでも、寝るでもなんでも構わないので、自分一人だけの時間を持つような工夫をしていきましょう。
ママではない時間を作る。」ことを家族全員で協力してもらうことは、家族にとってもあなたにとっても大切なことなのです。

方法②:おしゃべりをする

女性は、話すことが大好きですよね?
これは、女性特有のもので、女性は話すことこそが、ストレス発散であるので、黙ったままの暮らしではストレスがかかってしまいます。

どんどん外に出ておしゃべりを楽しむようにしましょう。
「子育て中でなかなか、友達と気楽に会えない。」という方であれば、電話やLINEをするだけでも、かなりストレス発散になることでしょう。

方法③:ご主人に気持ちを話す

ここで注意してもらいたいのは、男性は話すことが苦手ということを頭に置いておきましょう。
そもそも女性と脳が違っているために、女性は「ただ聞いて欲しい。」と思っているのに対して男性は、「解決策」を出そうとしていまうので、「旦那に言っても分かってくれない!」という不満につながってしまうのです。

ご主人に話をする時は、「ただ聞いてくれたら嬉しいんだけど。」と前置きをしておいてから話したり、ご主人の余裕のあるタイミングを見計らって話したりしましょう。

方法④:「○○すべき。」をなくす

家族が嫌いと感じる主婦の多くが「家族はいつも仲良しで過ごすべき。」に苦しめられています。
例えば、本当は家でゆっくりテレビでも見ていたいのに、「折角家族が揃ったんだから、ショッピングモールに家族で行って買い物をしなくては!」と思ってしまったりはしていませんか?

また、「お母さんなんだから、毎日笑顔で子供と接するべき!」と偽りの自分を演出するのに必死になり過ぎて疲れることもあるでしょう。
「○○すべき。」という気持ちをなくすだけでも、家族と肩の力を抜いて付き合っていくことができるのです。

方法⑤:手抜きをする

毎日、家事に育児にと、完璧にしていたとしても、家族が全く認めてくれなかったり、褒めてくれなかったりするとだんだん気持ちも下がってきます。
そればかりか、主婦は家族のことをして当たり前の家政婦のような扱いを受けることがあれば、「家族が嫌い。」になるのは仕方のないことです。

どうぞ、手抜きをして下さい。
手を抜いたところで恐らく家族は気が付きませんし、あなたがゆったりした気持ちで、くつろいでいる姿を見る方が、嬉しいと感じることでしょう。

家族が嫌いになった時の心理と原因、ストレスへの対処方法についてのまとめ

家族が嫌いでも前向きな女性

家族が嫌いと感じることは、決してあなただけの悩みではありませんし、誰からも共感される悩みです。
一人で抱え込むことなく、今回紹介した対処方法を試してみてはいかがでしょうか?

もしかすると、「家族が嫌い。」と感じるあなたは、今まさに自立をしていこうとしている成長の第一歩なのかも知れません。
家族から離れて、自分の生活をしていけば、きっと新しい自分を見つけることができることでしょう。

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ライター
noel編集部

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