嫌悪感の意味とは?嫌悪感が湧く人の特徴8つ&好感を与える方法
どうしても嫌悪感を抱いてしまう人というのはやはり存在します。 そのため、誰かにとって自分がその対象になってしまうこともあります。 この記事では嫌悪感の意味と、嫌悪感が湧く人の特徴8つについてご紹介します。 さらに相手に好感を与える方法も併せてご覧ください。
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「嫌悪感」の意味とは?
嫌悪感とは、相手を嫌い、不愉快を拒否したい気持ちになることです。
同じような言葉に「憎悪」がありますが、これは敵意や攻撃性を持ち合わせています。
主に他者からの刺激や自身から湧き出る不快感によって、嫌悪感は発生します。
特に自分が受け容れられないと感じる対象に対して持ち合わせる感情です。
負の感情とされる恐怖や悲しみ、怒りとは違った感情であり、ある意味独立した感情と言えます。
抱いた嫌悪感は程度によってはすぐに忘れられず、何度も思い出して頭を悩ませることもあります。
嫌悪感を与える人の特徴や行動
それでは、嫌悪感を与える人の特徴や行動をご紹介します。
- 清潔感が無い
- 貧乏ゆすりが多い
- ねっとりとした口調
- 怒鳴ることが多い
- 無遠慮に触ってくる
- 目つきが気持ち悪い
- 独り言が多い
- 粘着質
以下で、嫌悪感を与える人の特徴や行動について詳しく見ていきます。
特徴・行動①:清潔感が無い
嫌悪感を与える人は清潔感が無いことが非常に多くあります。
汗ばんだままの肌やしわだらけのシャツなど、不潔に思える要素が重なると清潔感がなくなります。
実際綺麗だったとしても、見た目に清潔さが感じられなければ不潔だとみなされます。
身なりを常に整えられないのかと思われがちで、嫌悪感を抱かれやすい状態なのです。
特徴・行動②:貧乏ゆすりが多い
どこにいる時でも貧乏ゆすりをする人は落ち着きがないと思われてしまいます。
貧乏ゆすりは揺れや音が生じるため、同時に起こる二つの刺激に周囲はすぐに気づきます。
そもそも貧乏ゆすりには悪いイメージを多くの人が持っています。
その貧乏ゆすりをされては嫌悪感を覚えてしまうのは無理もありません。
貧乏ゆすりをするだけで、自分が嫌になるだけでなく周囲からの視線も冷たくなってしまうのです。
特徴・行動③:ねっとりとした口調
気持ち悪く感じる口調の一つとして、ねっとりとした口調が挙げられます。
粘り気を感じさせるような、聞いていると苦虫を潰したような顔になってしまうような口調です。
そんな風に喋っている本人はそうした口調になっていることに気づいていません。
そのため聞いている周囲だけが嫌悪感を抱き、本人はなぜ嫌悪感を抱かれるのが分かりません。
そのため悪循環を生み出すことになりがちな特徴です。
特徴・行動④:怒鳴ることが多い
怒りっぽい人はよく大声で怒鳴り、自分の感情を喚き散らします。
本人はこれでストレスを解消できますが、聞いている人たちは逆にストレスを蓄積します。
大声というものは凶器となり、大声に載せられた言葉と共に投げられた相手に襲いかかります。
受けた痛みは大きく、刺さった言葉はずっと抜けずに苦しむことになるでしょう。
たとえ対象が自分でなくとも、聞いているだけでやめて欲しいと嫌悪感を持ってしまいます。
特徴・行動⑤:無遠慮に触ってくる
自分の決めたパーソナルスペースを保ちながら、人々は生活しています。
その決められた距離感を無視して、自分の気持ちを優先して触ってくる人が中にはいます。
男性が女性に、逆もまたしかりで、無遠慮に触られるのは気持ちが悪いと感じるものです。
同性であっても触れられることに対して抵抗感を感じることもあります。
一歩間違えればセクハラになりかねない気持ち悪さに、人は嫌悪感を覚えるのです。
特徴・行動⑥:目つきが気持ち悪い
目つきが気持ち悪い人は視線が性的でああったり、落ち着きがなかったりするためになってしまいます。
自分の欲望を相手で解消しようとする気持ちが込められた瞳で見られれば気持ち悪いと思うのは当然です。
また、落ち着きがなくギョロギョロと動かして自分のことを見られることも不快感を与えられる要因になります。
目は口程に物を言うという言葉があるように、視線で何かしらの感情は受け取ることはできます。
そのため、目つきの気持ち悪さは嫌悪感を簡単に生み出す行動につながるのです。
特徴・行動⑦:独り言が多い
ぼそぼそと独り言が多い人は何を言っているのか分かりません。
声が大きくても、会話の成り立たない言葉の羅列は不気味さをも感じさせます。
そうした独り言の多い人にどう接したらいいか分からないことが、嫌悪感を感じる原因となります。
その人にとっては意味があったとしても、周囲に意味が伝わらなけれな気持ち悪いだけになってしまうのです。
特徴・行動⑧:粘着質
離れて欲しいと思うほど付きまとったり、しつこく連絡する粘着質な人がいます。
付きまとわれる時点で嫌悪感を感じてしまいますが、しつこさも加わると非常に厄介です。
こうしたタイプはストーカーしやすく、自分の都合の良いように解釈するため話もまともに通じません。
好意から粘着質になってしまったとしても、一度抱いた嫌悪感を忘れることはできません。
また、このタイプは周囲全体より一人に固執する傾向があります。
人が嫌悪感を抱く理由
それでは、人が嫌悪感を抱く理由をご紹介します。
- 見下されてると感じる
- 神経が過敏になっている
- 無神経なことを言う
- 第一印象が悪かった
- 防衛本能が働いている
- 相手を見下している
- 不信感を持っている
- 見返りが得られない
以下で、人が嫌悪感を抱く理由について詳しく見ていきます。
理由①:見下されてると感じる
人が嫌悪感を抱く理由の中に、人から見下されてると感じるというものがあります。
見下していると言わなくても、馬鹿にされていることが視線や態度から感じ取れてしまうのです。
優位に立っている側は優越感に浸れますが、その下にいる人たちは敗北感や劣等感に苛まれるでしょう。
そのことが、見下されていると感じると嫌悪感を抱いてしまう理由なのです。
理由②:神経が過敏になっている
嫌悪感を与えてきたその人が悪いのではなく、自分の神経が過敏になっている可能性があります。
小さな刺激であってもそれが大きくなれば、負荷となって襲いかかってくるでしょう。
その負荷が不快感を多く生み出すため、それを感じ取った体がアラームのように嫌悪感となって報せます。
この場合、体調不良や精神の摩耗なども考えられます。
理由③: 無神経なことを言う
相手のことを気にしないために、相手を傷つけるような言葉を発してしまう人がいます。
悪気はなく、ただ感じたことを言った可能性もありますが言われた側はそう感じれません。
無神経な物言いに嫌悪感を感じて、その人への好感度がグッと下がってしまうとそばにいることも嫌になります。
相手を気づかえない人は自分の発現で振り回していることも気づかず、すれ違いを発生させてしまいます。
理由④:第一印象が悪かった
初めて会った時から第一印象に好感が持てず、相手のことが嫌だと思い込んでいます。
何か悪いことをされたわけでも、傷つけられたわけでもありません。
ただ第一印象が悪かっただけで、今後その人が何をしてもつい悪い方向に決めつけてしまうようになります。
第一印象が大事だと言われているのは、そうした先入観を持たせないようにするためなのです。
理由⑤:防衛本能が働いている
人間は誰かに攻撃されるかもしれないという意識を持つと、自分を守る行動を無意識に取ります。
相手を警戒し、自分が攻撃されないようにする防衛本能が働きます。
相手に何をされるか分からない以上、防衛本能はずっと働き続けるでしょう。
そうした状態で相手を見ているため、何をされても嫌悪感を与えられると思い込んでしまいます。
思い込みが嫌悪感を生み出していると言っても過言ではありません。
理由⑥:相手を見下している
相手に見下されている方ではなく、相手を見下している方です。
確かに、見下している側であれば優越感を得ることが容易くなります。
しかし、相手を見下している人は相手が何をしても馬鹿に思えるようになるのです。
「どうしてそんなことをするのか」という理解のできなさから苛立ちを覚え、後に嫌悪感へと変わります。
見下している側と見下されている側では理由は違っても、嫌悪感を抱きやすい状況であることは同じなのです。
理由⑦:不信感を持っている
不信感を持ってしまうと、それだけで嫌悪感が同時に湧いてしまいます。
最初から相手を信頼していなければ、何をされても嫌悪感を抱くことになります。
それが相手のことを思ってやったことであっても、気持ちが裏返しで伝わってしまいます。
自分の目や心が相手を嫌悪感を与える存在として見ていれば、相手が悪くなくても嫌悪感を与えられたように感じるでしょう。
理由⑧:見返りが得られない
自分にとって利益を感じられない相手との関係は、持っていても無駄なものだと感じてしまいます。
不利益ばかり生み出されては、関係があることすら不快に感じます。
もちろん、見返りだけでお互いに付き合っているわけではないでしょう。
しかし、自分に悪いことしか与えられなければ関係性を続けるか考えなければなりません。
ましてや、嫌悪感を与えられるような関係になってしまったのであれば関係を続けることもないでしょう。
嫌悪感ではなく好感を与える方法
それでは、嫌悪感ではなく好感を与える方法をご紹介します。
- 清潔感を保つ
- 対等な意識を持つ
- 距離感を把握する
- 優しく接する
- 相手を否定しない
- 共感する姿勢を持つ
- 落ち着きを持つ
- 丁寧な言葉づかいで話す
- 相手の気持ちを考える
- 余裕をつくっておく
以下で、嫌悪感ではなく好感を与える方法について詳しく見ていきます。
方法①:清潔感を保つ
清潔感が無い時に人に嫌悪感を与えられるのであれば、逆に清潔感を保てば好感を与えられます。
寝癖や顔に涎のあとがないかの確認、服装の不備などは家を出る前に確認しましょう。
臭いや汗なども嫌悪感をもたらす原因となるので、忘れずに取り除きましょう。
人が不快に感じる外見で接しないように気を付けましょう。
方法②:対等な意識を持つ
相手を見下すことは、相手を理解できないと思わせる原因を作り出します。
相手を見下し、思い込みで嫌悪感を作り出すことが無いように対等な意識を持ちましょう。
相手と自分がどんな立場であろうと対等である意識を持てば、相手に歩み寄ろうという意思を持つことができます。
そうして相手を鼻から理解できないと退けることはなくなり、嫌悪感の原因となる「無理解」の壁が低くなり、好感を持ってもらいやすくなります。
方法③:距離感を把握する
近づき過ぎたり、逆に遠すぎても相手に嫌悪感を与えることになってしまいます。
相手とちょうどいい距離感を把握してくことで、そうした嫌悪感を与えることはなくなります。
距離感を掴むうえで失敗することももちろんあるでしょう。
そんな時は敬意を持って接すれば、こじれることもありません。
また、相手が取る距離に対しても自分の気持ちを話すことで適切な距離感でいて貰うことも可能です。
方法④:優しく接する
相手を怒鳴って萎縮させることはもちろん論外です。
優しく穏やかに、お互いに安心していられる空間を作る必要があります。
安心できる空間だからこそ、お互いに本音で落ち着いて話すことができます。
その空間では相手が嫌悪感が発生させてしまう可能性は限りなく低いでしょう。
方法⑤:相手を否定しない
自分を否定されることは誰でも辛く、さらに嫌悪感を抱くものです。
たとえ否定する部分しかなかったとしても、頭ごなしに否定してはいけません。
その人にとってはそれが正しい世界であり、否定されることはその世界の崩壊を意味します。
間違いだらけだとしても、その世界を壊す権利は誰も持っていません。
だからといって肯定しなければいけないわけではありません。
肯定と否定だけが、お互いの全てではないのです。
方法⑥:共感する姿勢を持つ
誰しも自分の考えは誰にも理解できないと思う部分を持っています。
それが人が孤独である所以であり、逆に関係をこじらせる原因になり得るものでもあります。
そうしたこじらせた結果が嫌悪感を生み出し、余計に関係を悪化させることにつながります。
それを防ぐ方法が、共感すると言うことです。
自分が共感できることがあれば共感し、孤独にさせないことが嫌悪感の可能性を減らす方法になります。
方法⑦:落ち着きを持つ
ひどくうろたえたり、怒っている人に対して誰も好感を持てません。
相手に嫌悪感を抱かせる先に、警戒心を持たすようなものです。
優しく接することと同様に、相手が安心するような接し方をすることが大切です。
そこで落ち着きを持って相手に接することで、相手に不安を抱かすような状況ではないことを伝えます。
冷静さを持ち、相手を傷つけない姿勢でいることが第一条件です。
方法⑧:丁寧な言葉づかいで話す
乱暴な言葉遣いは、大声で相手を怒鳴ることと同じように相手を不安にさせます。
言葉は凶器になり得ることを理解し、乱暴な言葉遣いで話すことの無いようにしましょう。
丁寧に、穏やかさを感じられるような言葉遣いと喋り方であればなおさらいいでしょう。
仲がよければ敬語でなくても構いませんが、そうでないのであれば敬語を使った方が礼儀作法的にもいいでしょう。
方法⑨:相手の気持ちを考える
相手の気持ちを考えずに、自分本位で話してしまうと相手を傷つけてしまう可能性があります。
何を言ったら傷つくかを考えておき、その言葉を使わないようにするのがベターです。
相手の立場になり、相手が好意的に思えるような物言いや会話を心がけてください。
自分だけでは見えなかったものが、相手の立場になるだけで見えてくるものが出てくるでしょう。
方法⑩:余裕をつくっておく
自分のことに精一杯になってしまうと、他の物事を受け容れる余裕がなくなってしまいます。
余裕がない状態で他の人のことにまで気を回せと言われても、なかなか上手くできないでしょう。
余裕を持って接することができれば、相手と上手に接することもできます。
自分と相手のことを両方考えられるので、好感を与えられる対応が可能となります。
嫌悪感よりも好感を持たせるような接し方を自分から心がけて、相手の心を掴みましょう!
嫌悪感を与えるだけでは、周囲の人々は離れていってしまいます。
逆に好感を持たせることができれば、孤立することなく毎日を過ごすことができます。
好感を持って貰えれば余計にこじれることも少なく、相手から嫌悪感を与えられることもありません。
自分から好意を持たせるように心がけ、嫌悪感を相手に持たせない方が嫌悪感を与えられることを対策するより効率的です。
相手から出る嫌悪感より、自分が相手に嫌悪感を与えていないか考えてみるといいでしょう。
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