卍とは？本来の意味と現代での使い方＆パリピがよく使う7つのワード

本来の卍の意味と今時の卍の意味とは？

女子高生を中心に流行った言葉として、今や定番化されている「JK語」の中でトレンドとして使われています。

皆さんも一度くらいは聞いたことがあるかもしれませんが、意味を理解している人は若い人たち意外だと少ないでしょう。

しかしこの言葉は現代と、本来の意味とではまた違った意味合いがあるのです。
まずは、卍の本来の意味と、現代の意味に見て行きましょう。

本来の卍の意味

まず本来の卍という意味ですが、記号や紋章・標識として使用されています。
またインドが起源であるとされ、めでたいという意味が込められているのです。

日本においては、仏教などに取り入れられるようになりました。
仏の胸など、身体に表れた吉祥の印となりました。

つまり私たちの生活の中で、記号として使われているものであり、仏教という身近な存在として卍があったのでしょう。

現代の卍の意味

では現代での卍の意味は、どのように変化しているのでしょうか。
現代では主に「マジ卍」といった言葉で使用されています。

現代では感情の高ぶりや高揚感などを、物事の程度として表す目的として使われるようになってきました。

具体的には、「ヤバい」などと同じ意味合いで使われています。
ただしやばい以外にも意味があるので以下でも触れます。

いいことがあったときや、ショックなことが起こったときなど「ヤバい」と同等に、「マジ卍！」と表現されます。

「卍」というワードを使う人の割合

卍という言葉ですが、どういった人たちが使っている傾向にあるのでしょうか。
まず言葉の始まりはやはり、女子高生や若者を中心としています。

昨今ではインターネットの世界がとても発展しており、そう言った若者が使いだした言葉がものすごいスピードで浸透していきます。

これにより、多くの若者が卍というワードを活用しているのです。
逆に言うと、大人世代や40代以上の方では聞き慣れていないようです。

40代から60代と年齢を重ねるにつれて、ネットなどに不慣れな方が多くなりますから、卍の現代の意味を理解していない・知らない方が多いです。

また知っていても、大人世代の方々は卍を使用しないので、結果として卍を使用している人は若い人の方が割合としては多くなります。

「マジ卍」の使い方例

卍には主に「マジ卍」のように使われると述べましたが、では具体的に例文を用いて、マジ卍の使い方をご紹介します。

使い方①：ヤバいという意味合いで

上記でも軽く触れましたように、マジ卍の多くは「ヤバい」という意味で使われています。

例文としてご紹介すると、「今日のあの子マジ卍！ヤバい可愛い」「このタピオカマジ卍」のように使われています。

「あの子マジヤバい」「このタピオカヤバい」となります。
出来事や、目の前の物事にヤバいという意味で使うのです。

日常会話の中に使われているのが「卍」と言う言葉であることが、ここからも理解できますよね。

使い方②：ヤンキーややんちゃしているという意味で

主に「ヤバい」という意味合いとして使われるのがマジ卍ですが、ヤバい意外にも意味を持っている言葉でもあるのです。

ヤンキーややんちゃを表現することにも使われます。
例文としては「あいつマジ卍じゃね」を「あいつマジヤンキーじゃね」となります。

日常においても会話の中で使われている言葉です。
なかなか慣れていないと何を伝えたいのかわからないこともありますね。

使い方③：写真の合図として使う

マジ卍とは「写真の合図」としても使われています。
つまり「はいチーズ」と同じですね。

もはや「はいチーズ」も古いとされており、特に女子高生などの間では「マジ卍」という合図とともに写真を撮るようです。

写真を撮る合図というのは、「はいチーズ」で定着していると思われていましたが、現代では定番なものさえ変化するのです。

使い方④：楽しいことや嬉しいこと・悲しいことがあった

マジ卍は万能の言葉であり、さまざまな意味合いを込めて使われています。
楽しいことや嬉しいこと・悲しいことにも使えるのです。

「今日マジ卍！」「バイトでミスして、マジ卍」など、楽しい表現としても悲しい表現としても使われています。

会話の脈略や、その人のテンションによっていいことがあったのか、悪いことがあったのかを見極める必要があります。

卍ポーズのやり方

卍ポーズというものをご存知でしょうか？
プリクラや写真を撮る際に使われます。

卍ポーズはそれほど難しいものではありません。
動画にもあるように、軽くひざを曲げます。

後ろに斜めに反りながら、ロックのミュージシャンなどが使うような手のポーズをします。

この卍ポーズをしながらプリクラを撮ったりするのが、女子高生たちの間でも流行っているのです。

マジ卍はもう古い！？パリピがよく使うワード

現代において、言葉というのは常日頃から進化を遂げています。
ましてや若者言葉の流行はとても速いのです。

この前まで流行っていた流行語が、数か月ほどでもう古い・使わないと言ったことも珍しくないのです。

マジ卍以外にもたくさんの若者言葉がありますから、パリピが良く使う言葉をまとめました。

ワード①：タピる

まず一つ目にご紹介しますのが「タピる」です。
この言葉から何となく連想できるかもしれませんがタピオカを表します。

昨今ではさまざまなタピオカが発売されており、都内でも複数のタピオカ専門店を見かけることもあるでしょう。

クリームが乗っているものから、タピオカの種類が選べたりとバリエーションに溢れています。

若い女性を中心に、いまだに人気で着目されているタピオカを飲みに行くときなどに使われるのが「タピる」です。

ワード②：〇〇み

マジ卍以外にも若者に使われているのが「〇〇み」です。
これだけ聞くと何だかわかりませんね。

主に「わかりみ」や「悲しみ」など、語尾に「み」を付けるのもパリピや女子高生を中心に流行っています。

とくに「み」が付くことによって、意味合いが変わるわけではありませんが、聞こえが少し可愛くなるので人気なのです。

ワード③：ありよりのあり

「ありよりのあり」もまた、若者と中心にパリピたちに使われています。

これは、最高潮の「あり」を表した言葉です。
最高の提案である、と伝えてくれています。

「ありの中のあり」という意味合いとして使われていますから、最高の同意なのです。
LINEスタンプなどでも使われています。

ワード④：秒で

パリピに使われている言葉の中で、最近よく耳にするのが「秒で」です。
「すぐに」などの意味合いで使われています。

「すぐに行く」を「秒で行く」というような形で使われています。
秒で終わるくらいの速さで、などの意味があるのです。

ワード⑤：あざまる水産

女子高生からパリピまで使われているのが「あざまる水産」です。
ありがとうという意味で使われます。

元はありがとうございますを意味する「あざます」から可愛さを求めた「あざまる」になりました。

そしてチェーン店である「磯丸水産」の響きがかわいい・似ているということから「あざまる水産」となったのです。

ワード⑥：あげみざわ

女子高生が選んだトレンドの言葉として注目されているのが「あげみざわ」です。
気分やテンションが上がっている時に使われます。

一時期流行としてトレンド入りしていた「あげぽよ」と使い方も意味も同じです。
このように言葉は変化しているのです。

またあげみざわは、言葉を発展しており「〇〇みざわ」として使われています。
派生していくのも特徴的です。

ワード⑦：いい波のってんね

最後にパリピが使い言葉として挙げられるのが「いい波のってんね」です。
この言葉は動画アプリ「TilTok」から生まれました。

簡単に動画編集をしたり、アップロードすることが出来るアプリとして爆発的に人気になりましたが、この中で流行した言葉です。

海ではなくても使われており、「いいテンション」「いい雰囲気」など、「いいこと」に使われる言葉です。

現代の流行的言葉は日々進化を遂げている

現代において若者言葉というのはニュースなどにも取り上げられるなど、目にする機会も増えてきました。
若者が中心として、言葉を使っているので知らないこともあるかもしれません。

インターネットが発展した現代ではさまざまな言葉か生まれてきています。
新しいことを知るためには、積極的に使い方や言葉の種類に触れて行きましょう。