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母子家庭で彼氏が欲しくなる理由

彼氏に甘えるシングルマザーのイメージ

世間では母子家庭・シングルマザーとなると、恋愛とは縁遠い女性だというイメージをもたれがちですよね。

しかし、シングルマザーだって普通の女性です。
子供がいて母親という一面を持っていますが、女性であることには変わりないので、男性を恋愛対象としてみることもあれば、彼氏が欲しいと思うことだってあります。

では、まずここで母子家庭で彼氏が欲しくなる理由をみていきましょう。
母子家庭で彼氏が欲しくなる理由には、以下があります。

  1. 心身共に誰かに支えてもらいたい
  2. 再婚したい
  3. 女であることを忘れたくない

続いて、母子家庭で彼氏が欲しくなる理由を、それぞれ詳しくみていきます。

理由①:心身共に誰かに支えてもらいたい

母子家庭は自分が主となり家計を支えていかなければならない状況に置かれる方がほとんどです。

家事・育児・仕事と忙しく、自分のことを気遣う間なんてありません。
その為、心身共に疲れ切って弱ってしまうことだってあります。

そんな時に誰かに支えてもらいたい、頼れる彼氏が欲しいと思うのは自然な気持ちですよね。

理由②:再婚したい

前の結婚生活が破綻した理由が前夫側の理由である場合であったり、もともと結婚願望が強い女性は、一度失敗してもやっぱり誰かと結婚して幸せになりたいと強く思う方もいます。

この場合、精神的な理由だけでなく生活・経済面・育児面において女一人では無理、頼れる男性に一緒にいてほしいという気持ちもあります。

でも、再婚するには相手がいないとできません。
再婚を視野に入れて付き合える彼氏が欲しいと思うのです。

理由③:女であることを忘れたくない

母子家庭、シングルマザーという肩書があっても女性であることには変わりありません。

母親である自分としてだけでなく、一人の女であるという自分を忘れたくない、自分の女の部分を満たしてほしいという気持ちから彼氏が欲しいと思うことだってあります。

母子家庭に彼氏がいるメリット

彼氏の存在により充実している母子家庭の女性のイメージ

シングルマザーの恋愛は一般的に独身女性の恋愛よりも難易度が高くと捉えられがちです。

しかし、母子家庭だからといって彼氏を作ることがマイナスになることばかりではありません。
沢山のメリットもあります。

そこで、以下に母子家庭に彼氏がいるメリットをいくつかご紹介します。

メリット①:生活が充実する

誰にとっても恋愛は生活にハリをもたらす活力となりますよね。
母子家庭であるシングルマザーにだって、同じことがいえます。

シングルマザーは本当に大変です。
子供を守り育てていくということに、自分の全てを注ぎ込み、生活に疲れや不安を感じたり息切れしそうなことだってあるでしょう。

でも、恋をすることでそれまでと同じことをしていてもモチベーションが変わるので充実感が得られるのです。

メリット②:孤独感から解放される

母子家庭ということは離婚をして「私が頑張らなければ」と一人で精一杯奮闘している女性が多くいます。

「自分がしっかりしなきゃ」と常日頃から思っていると、孤独感に悩まされる時だってあります。

そんな時に、愚痴を聞いてくれたり心の内を話すことができる彼氏がいるだけで、そういった孤独感から解放されるというメリットもあります。

メリット③:頼れる存在ができる

母子家庭であるがゆえ、子供の将来や経済面、生活面の不安はたくさんあります。
考えなければならないことがたくさんありすぎて、自分のキャパを超えてしまいそうになる時もあります。

そんな時に心配事を相談したり、悩みを打ち明けて一緒に解決法を考えてくれる存在はとても重要です。

自分が、シングルマザーであることを受け入れてくれる男性が彼氏になれば、良き相談相手ができるというメリットもあります。

母子家庭に彼氏がいるデメリット

彼氏がいることで起きる問題を考えるシングルマザー

前項で母子家庭に彼氏がいるメリットについてはおわかり頂けたでしょう。
しかし、現実的に母子家庭の女性が恋をするにはいくつかのデメリットもあります。

デメリットなんて知りたくないという母子家庭の女性もいますでしょう。

しかし、メリット・デメリット共に知った上で恋愛に臨めば、最悪の事態を事前に回避でき幸せな生活を送るヒントになるので、以下にいくつかご紹介させていただきます。

デメリット①:世間に悪印象をもたれる場合がある

一つ目は「子供がいるのに、男のことばっかり考えている」というふうに周囲の人に悪印象を持たれる場合があるということです。

ハッキリ言って、これは周りの人の偏見です。
悲しいことですが現実的にこういった偏見はもたれがちです。

そういうことを言っている人がいても、実害がないのなら気にしないようにしましょう。

デメリット②:育児や家事を怠るリスク

恋愛初期はどうしても浮かれてしまいがちです。

彼氏ができれば、その人と一緒に居たいと思う気持ちが強まるのも仕方のないことですが、その為に育児や家事を怠りがちになってしまうというリスクがデメリットにあげられます。

子供には自分しかしないという母親の気持ちは絶対に忘れてはいけませんよね。

デメリット③:児童扶養手当がもらえなくなるリスク

付き合ってすぐに自分が母子家庭であることや子供のことを全て受け入れてくれる男性なんて、なかなかいません。

自分も全てを相手に委ねることなどできませんよね。

しかし、母子家庭の児童扶養手当を支給してくれる国や役所はそうは見てくれません。

世の中には偽装離婚等で不正受給者が多くいることから、そういったことを避ける為、彼氏がいる=生活を支えてくれる相手がいると見なされる場合があります。

その為、彼氏がいるということで児童扶養手当が支給停止されるというリスクもあります。

母子家庭に彼氏がいるとどうなる?児童扶養手当問題

児童扶養手当のお金のイメージ

先にも少し述べましたが、母子家庭の女性に彼氏がいるということは場合によっては事実婚とみなされ児童扶養手当がもらえなくなる場合があります。

児童扶養手当は母子家庭の経済面を支える重要なものです。
そんな事態は絶対に避けたいですよね。

そこで、ここでは彼氏がいることが児童扶養手当の受給にどのように影響するのか解説していきます。

不正受給?

児童扶養手当の受給停止になる条件には「婚姻をした場合」とあります。

これは、戸籍上入籍し正式な夫婦となった場合だけでなく同棲や同居、住んでいなくても頻繁に男性が母子家庭宅を訪問している場合等、事実婚とみなされる関係があると「婚姻をした場合」に含まれます。

つまり、その母子家庭に対し金銭や物品的な援助をしてくれる男性がいるのを隠して児童扶養手当の申請をしているとなれば不正受給となることもあります。

調査・通報ばれる?

多くの場合、児童扶養手当の不正受給がばれるのは周囲の通報がきっかけとなるようです。

彼氏の出入りを見ている近所の人や、子供の幼稚園や保育所等のママさん関係の人等でその母子家庭の女性のことを良く思っていない人が嫌がらせで通報したりすることもあるようです。

役所は通報を受けると本人への確認や訪問調査等を行います。
そこで実際に不正受給があるような環境だとみなされれば支給は停止されてしまうのです。

ほかには、児童扶養手当の更新時の面談等にペアリングを左手の薬指につけていった、ポロっと彼氏の存在について話してしまったということをきっかけに不正受給とみなされたケースもあるようです。

支給停止を避ける方法は?

支給停止を避ける為には、彼氏や周囲の人に自分が母子家庭であり児童扶養手当が経済面を支える大きな財源であることを理解してもらっておくことが重要です。

しかし実際には、そんな家庭のお金事情を周囲に話すのは嫌ですよね。
そんなことを言わなくても、周りの人に嫌われたり疎ましく思われたりしなければ、そんな通報をされることもないでしょう。

その為にも、周りの人とは良好な関係を保つように努めることが大切ですね。

母子家庭で彼氏を作る時の注意点

母子家庭女性が彼氏を作る時の注意点のイメージ

母子家庭で彼氏を作るということは育児面・経済面・生活面の全てに大きな影響を及ぼすことはご理解いただけたでしょう。

では、母子家庭で彼氏を作る時の注意点をみていきましょう。
母子家庭で彼氏を作る時の注意点には、以下のものがあります。

  1. 相手が子供のことを受け入れてくれているか確認する
  2. 同棲や同居はしない
  3. 家事や育児を怠らない
  4. 相手とうまくいかないことを子供のせいにしない
  5. 子供の気持ちを一番に考える
  6. 再婚についての意思の確認

続いて、母子家庭で彼氏を作る時の注意点を、それぞれ詳しくみていきます。

注意点①:相手が子供のことを受け入れてくれているか確認する

誰かと付き合うとなった時、母子家庭であれば相手が自分の子供を受け入れてくれるかということは絶対条件になりますよね。

いくら自分と相手が相思相愛であったとしても、子供のことを受け入れてくれなければ進展なんて考えられません。

ニュースで見かけるような虐待にも発展しかねない事柄ですので、ここには絶対に注意しなければなりません。

注意点②:同棲や同居はしない

これは先にも述べた児童扶養手当に関連することですね。
同棲や同居をしていると事実婚とみなされるので、児童扶養手当が家計の大切な財源であるなら絶対に同棲や同居はしないようにしましょう。

注意点③:家事や育児を怠らない

母子家庭の女性が彼氏を作ると、どうしても普通のカップルにはない制限がたくさん生じます。

それでも、彼といたいと自分の気持ちだけで行動すると、家事や育児を怠りがちになってしまうという人も少なくないです。

度を超せば育児放棄、ネグレクトと言われても仕方のないような状況に知らず知らずのうちにハマってしまうことだってあります。

そうならないように、彼氏を作る時にはこういった覚悟も必要ですね。

注意点④:相手とうまくいかないことを子供のせいにしない

女性の多くは上手くいかないことがありイライラすると、周囲にあたる傾向がみられます。

母子家庭の女性の中には日常でもついイライラしたり疲れすぎて、子供に当たってしまった、なんて方もいるでしょう。

母親だって人間ですからそんなこともあるでしょうが、彼氏と上手くいかないことを「母子家庭だから」「子供がいるから」と子供のせいにしてしまうことは絶対にしないように注意してください。

子供はとても敏感です。
そんなことをすれば、不必要なストレスが子供にかかってしまいます。

注意点⑤:子供の気持ちを一番に考える

子供にだって人格はあります。
母親の彼氏に対し生理的に苦手と思う子もいればママを盗られるという嫉妬心だって生じることもあります。

彼氏ができると彼に夢中になりがちですが、そこは自分は女であると同時に母親であるということもしっかりと胸に刻んでおきましょう。

注意点⑥:再婚についての意思の確認

なりゆきで彼氏ができるとなった時、まずは自分の再婚に対する方向性を固めましょう。

相手と再婚するつもりがないなら、子供に関わらせることはマイナスになる場合も多々あります。

できれば相手にも自分との付き合いは結婚を前提としたものなのかどうか、確認することができればベストですね。

母子家庭でも幸せになる彼氏の選び方

彼氏の選択はハッピーチャンス

母子家庭だから彼氏を作ってはいけない!なんて法律はありません。
母子家庭の助成だって、新たな相手と子供と第2の幸せな人生を手に入れる権利はあります。

その為には彼氏選びがとても重要になってきますよね。

では、母子家庭でも幸せになる彼氏の選び方をみていきましょう。
母子家庭でも幸せになる彼氏の選び方には、以下のものがあります。

  1. 自分や子供の生活リズムを優先してくれるかどうか
  2. バツイチであることを受け入れてくれるか
  3. 子供を父親目線で愛してくれるか
  4. 変な癖がないか
  5. 経済的に安定しているか

続いて、母子家庭でも幸せになる彼氏の選び方を、それぞれ詳しくみていきます。

選び方①:自分や子供の生活リズムを優先してくれるかどうか

母子家庭の女性は、育児・家事・仕事と目が回る程に毎日が忙しい方がほとんどです。

その上に彼氏が自分の都合で逢いたいとかいう男だと、必ずどこかにひずみが出てしまいます。

また、そんな身勝手な男性に振り回されることとなれば、きっと女性側が疲れ切ってしまいます。

そうならないように、自分や子供の生活リズムや体調等に配慮してくれる男性を選びましょう。

選び方②:バツイチであることを受け入れてくれるか

最近では母子家庭というのもあまり珍しくなくなってきましたが、現実的にはいまだに偏見の目がゼロになったとはいえません。

彼氏が初婚ともなれば、相手家族にバツイチ子持ちである母子家庭の女性との付き合いなどけしからんと猛反対される可能性があります。

また、嫉妬深い男性なら前夫との過去の結婚生活に対しヤキモチを妬かれて、無駄な争いをしなければならないことになりかねません。

そんなことにならないように、彼氏候補の男性には自分がバツイチであることや離婚の経緯を伝えましょう。

そして、相手がその事実を受け止め、過去も受け入れて愛してくれる人かどうか見極めましょう。

選び方③:子供を父親目線で愛してくれるか

男性は好意のある女性には気に入ってもらおうと自分を売り込みます。
その女性が子供がいるシングルマザーだと知れば、子供をダシにして近づこうとする人も残念ながら存在します。

そんな人に限って、いざ付き合いが始まると子供を邪険にしたり鬱陶しがる傾向もみられます。

そんな相手を選ばないよう、冷静な目線をもって相手が父親目線で子供を愛してくれようとしているか見極めることも大切です。

選び方④:変な癖がないか

当然のことですが、浮気癖やDV癖、借金癖等の癖がある男の人を彼氏にしても幸せになることなんてありません。

最悪の場合、自分だけでなく子供も危険にさらしてしまうリスクだってあります。

彼氏を作ろうとするときはその相手だけでなく、彼の周囲の人達からも情報収集をして自分の彼氏にふさわしい人となりであるか確認するようにしましょう。

選び方⑤:経済的に安定しているか

母子家庭の女性は子供がいることから働ける時間に制限がかかりますので、どうしても収入は少ない傾向にあります。

自分と子供との生活のやりくりだけで大変なのに、経済的に不安定な彼氏なんて苦労以外の何物でもありません。

自分と子供の生活に彼氏の援助はいらないと思っていても、相手が経済的に不安定ならデート代等で女性側の掃き出しが多くなってしまうケースだってあります。

特に再婚を視野に入れて付き合うならなおのことです。
無駄な苦労を背負いこまない為に、相手の経済状況はしっかりと確認しましょう。

母子家庭だからと諦めずに彼氏を作って幸せになろう!

彼氏と共に幸せな母子家庭のイメージ

残念なことですが、現実的に母子家庭の女性には仕事や恋愛において多くの制限があります。

でも、一度覚悟を決めた女性というのはとても強く、どんな状況でも精一杯頑張っている人がほとんどでしょう。

でも、時には息切れする時だってありますよね。
そんな時に寄りかかることができる素敵な彼氏ができるよう、ぜひ今回の記事を参考にしてください。

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ライター
noel編集部

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