食べ過ぎた翌日の正しい対処法！おすすめ食事例＆逆効果のNG行動

食べ過ぎた翌日に体重が増える原因

食べ過ぎた翌日に体重計に乗ると急に体重が増えているという経験はありますよね。
体重が増えると脂肪がついてしまったと考えがちですが、実はそうではありません。

食べ過ぎた翌日に体重が増える原因は『水分』です。
一般的に食べ過ぎとは、糖分と塩分を過剰に摂取したということ。

糖分と塩分は水分をため込む性質があるので、体の中の水分量が増えることで体がむくんでいるのです。
体重が増えたとしても、脂肪がついてしまったというわけではなくて単にむくんでしまったと考える方が正しいですね。

食べ過ぎた翌日の対処法【食事編】

では、食べ過ぎた翌日はどのように対処したらいいのでしょうか？
以下の食べ過ぎた翌日の対処法【食事編】をご紹介します。

1. フルーツ
2. スープ
3. サラダ
4. ハーブティー

対処法①：フルーツ

食べ過ぎにより糖分と塩分を取りすぎてしまったとき、水分によるむくみを取ることが大切です。
むくみを取るのを助けてくれるのは『カリウム』です。

カリウムは余分な塩分や水分を排出するのを促す性質を持っています。
カリウムが多く含まれているフルーツは『バナナ』と『キウイ』です。

食べ過ぎた翌日は気分が悪くなりやすいので、さっぱりしたフルーツなら気分転換にもなりますね。

コンビニのフルーツ盛り合わせにも『バナナ』や『キウイ』が入っているものが多いです。
気軽にカリウムを摂取できるので嬉しいですね。

対処法②：スープ

食べ過ぎた翌日の食欲がないとき、ごはんやパン、麺類などの炭水化物はさらに食欲をなくさせてしまいます。
そこでおすすめなのがスープです。

スープは水分が多いので、食べ過ぎた翌日の食欲がないときでもサラッと喉を通りやすいですよ。

スープは作り方も簡単。
朝はスープジャーに具材を入れるだけでお昼にはしっかりと野菜スープができています。

できれば色とりどりの野菜をいると、色鮮やかなスープになるので食べるときも食欲が上がりますよ。

対処法③：サラダ.

食べ過ぎた翌日にはあっさりした野菜が食べたくなりますよね。
サラダにも、生野菜のサラダ、温野菜のサラダ、スープサラダなどさまざまな種類があります。

食べ過ぎた翌日におすすめなのは生野菜のサラダ。
野菜の栄養素のなかには加熱や調理されると壊れてしまうものがあるので、生野菜のサラダはビタミンなどの栄養素をそのまま摂取できます。

コンビニでも海藻サラダや和風サラダなどサラダの種類は豊富にあります。
スーパーに野菜を買いに行かなくても手軽に食べられるのが嬉しいですね。

対処法④：ハーブティー

ハーブティーはダイエット効果やリラックス効果などさまざまな効果があることで有名ですね。
ハーブティーは体の不調に合わせて飲むことで、内側から体調を整えることが期待できます。

飲みすぎた翌日に最適なハーブティーは、『ペパーミントティー』と『カモミールティー』です。

『ペパーミントティー』は胃腸の消化を助けてくれる働きがあります。
ペパーミントは爽やかな香りなので、食べ過ぎた翌日でも飲みやすいですよ。

『カモミールティー』も消化機能を正常にしてくれる働きがあります。
ハーブティーのなかでも甘みを感じるので、ハーブティーが苦手な方にもおすすめです。

食べ過ぎた翌日の対処法【運動編】

では、食べ過ぎた翌日はどのように対処すればいいのでしょうか？
以下の食べ過ぎた翌日の対処法【運動編】を4つの方法をご紹介します。

1. ウォーキング
2. ジョギング
3. スクワット
4. ストレッチ

対処法①：ウォーキング

食べ過ぎた翌日、むくんでしまった体を早く元に戻したいですよね。
むくみを取るためには、ウォーキングが効果的です。

ふくらはぎは第二の心臓といわれますよね。
ふくらはぎには、全身に血液を循環させるポンプの役割があります。

ウォーキングをすることでふくらはぎの筋肉を使うと、血液の循環がよくなります。
血液の循環がよくなると、余分な水分を排出することができるのでむくみに効くんです。

ウォーキングは気軽に取り掛かれるので、食べ過ぎた翌日にも挑戦できそうですね。

対処法②：ジョギング

食べ過ぎた翌日、脂肪を燃焼したいと思ったときには有酸素運動をしましょう。
有酸素運動のなかでも、効果的なのはジョギングです。

ジョギングは普段運動をしていない方にはハードルが高いと思うかもしれません。
しかし、ジョギングの脂肪燃焼効果はウォーキングよりはるかに高いんです。

1時間のウォーキングと30~40分のジョギングの脂肪燃焼効果がほぼ同じという説もあります。
食べ過ぎた翌日、集中して脂肪燃焼を目指す方にはジョギングがおすすめです。

対処法③：スクワット

ウォーキングやジョギングは脂肪を燃焼する有酸素運動ですが、スクワットは体内の糖をエネルギーとする無酸素運動です。
スクワットは筋トレとして人気がありますが、むくみを取るのにも効果的なんですよ。

食べ過ぎた翌日のむくみをとるのには、代謝をよくすることが大事です。
スクワットは筋肉をたくさん使うので、体全体の代謝をよくする効果があります。

食べ過ぎた翌日に、外に出る気分になれないときもありますよね。
スクワットは家の中でできるのが嬉しいポイントです。

対処法④：ストレッチ

有酸素運動や無酸素運動に抵抗がある女性も多いですよね。
普段から運動をしている人でない限り、簡単に運動に取り掛かることはできません。

ストレッチは血行を促してくれるので、体全体の体温が上がります。
体温が上がると代謝が上がり、エネルギーを消費しやすくなります。

消化を促進するストレッチもあるので、消化がうまくいっていないと感じるときにもおすすすめです。

ストレッチはお風呂上りに取り組むのが効果的。
少し体を伸ばすだけでも気分転換になりますね。

食べ過ぎた翌日におすすめの食事例

では、食べ過ぎた翌日の食事はどうしたらいいのでしょうか？
以下の食べ過ぎた翌日の3つの食事例をご紹介します。

食事例①：納豆

納豆にはビタミンB2が含まれています。
ビタミンB2は脂質の代謝に働いでくれるので、食べ過ぎたときの余分な脂を効率よく分解してくれるんです。

また、むくみをとるのに効果的なカリウムも豊富に含んでいます。
食べ過ぎた翌日のむくんでしまった体にもぴったりですよ。

納豆は消化にいいので、食べ過ぎた翌日の疲れた胃腸を休めてくれます。

食事例②：スムージー

スムージーは果物や野菜の栄養を無駄なく取れるので、美容に最適ですよね。
果物や野菜には食べ過ぎたときの救世主ともなる栄養素がたくさん含まれています。

スムージーづくりに人気のバナナは『カリウム』を豊富に含んでいるので、食べ過ぎた翌日のむくみを取りやすくしてくれます。

スムージーは見た目もおしゃれなので食べ過ぎた翌日の憂鬱な気持ちも吹き飛ばしてくれます。
体調面だけでなく美肌にもいいので積極的に取り入れやすいですね。

食事例③：サラダ

食べ過ぎた翌日の食欲がないときでも、食べないわけにはいきませんよね。
野菜を食べて栄養をしっかり取るためには、一皿でさまざまな食材をとれるワンプレートのサラダがおすすめ。

グリーンレタスやラディッシュ、ひじきなどに加え、クスクスを一緒に入れることで食物繊維も取れます。
新鮮な食材は栄養素がたっぷり含まれているのでより一層おいしくいただけますよ。

彩に気を配ると食べ過ぎた翌日でも食欲アップが期待できるのでおすすめです。

食べ過ぎた翌日のNG行動

では、食べ過ぎた翌日のNG行動にはどのようなものがあるのでしょうか？
以下の食べ過ぎた翌日の3つのNG行動をご紹介します。

1. 断食
2. 野菜だけの食事
3. アルコール

NG行動①：断食

食べ過ぎた翌日はあまり食欲がなくなってしまいますよね。
しかし、食欲がなくても何も食べない状態でいるのは逆効果。

体は食べるのもから栄養をたくさん吸収しようとするので、次にいつもの食事と同じ量を食べただけで逆に体重が増えてしまいます。
朝だけでも食べない『プチ断食』をしようかなという方もいますが、『プチ断食』もよくないんです。

体重を気にしたり、食欲がなかったりしても断食はしないように気をつけましょうね。

NG行動②：野菜だけの食事

野菜には栄養素がたっぷり詰まっているので、野菜だけの食事だけでも体にいいと感じる人もたくさんいますよね。
炭水化物は食べると太ってしまうといわれているため炭水化物抜きのダイエットをしている人もいます。

しかし、食生活で大事なのは栄養バランスです。
野菜だけの食事にしてしまうと栄養バランスが崩れて代謝がうまく回らなくなってしまうんです。

食べ過ぎた翌日も極端な食事をせず、バランスよく食べることを心がけましょう。

NG行動③：アルコール

アルコールはアルコール度数が高いものほど高エネルギーです。
高エネルギーを摂取すると、食欲が増進します。

食欲が増進すると、脂っこい食事や味の濃いおつまみなどが進んでしまいますよね。
アルコールを取ることで、さらに塩分を取りすぎてしまい、むくみが増大してしまうんです。

食べ過ぎた翌日には、アルコールを取らないで体のリセットに力を入れましょう。

食べ過ぎた翌日でも正しい対処法で持ち直せる

食べ過ぎた翌日はいつもより体に優しくしてあげましょう。
体重が増えていても気にしすぎず、体をリセットしてあげることが大事です。

栄養バランスの取れた食事と適度な運動。
食べ過ぎた翌日の正しい対処法をぜひ参考にしてみてくださいね！