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「なんでもいい」と答える人の心理

なんでもいいの心理

では、「なんでもいい」と答える人の心理を探っていきましょう。
まずは項目別に分けてみます。

  1. 本当になんでもいい(関心がない)
  2. ジャンルの中で何を選べばいいかわからない
  3. 何が好きかジャンルがわからない(嫌いなものははっきりしている)
  4. 何を選びたいか(好きか嫌いか)質問の時点ではっきりしていない
  5. 自分の好みを察してほしい
  6. 相手に選んでほしい

順番に詳しく説明しながら、対処方法をお伝えしていきます。

心理①:本当になんでもいい(関心がない)

本当になんでもいいと思っている、つまり関心がない、ということ。
関心がなくても、一緒にやっていくうちに興味を持ってもらえるとよいのですが…。

少しでも関心を持ちそうなポイントを見つけるつもりで会話をしましょう。

心理②:ジャンルの中で何を選べばいいかわからない

選択肢がありすぎたり、興味があるものが多い場合、何を選べば良いのかわからず「なんでもいい」と答えるパターン。
優柔不断のかたもここに当てはまるでしょう。

この場合は「出かける」「まったり過ごす」など、最初に大枠を作ってあげることが大切です。

心理③:何が好きかジャンルがわからない(嫌いなものははっきりしている)

「なんでもいい」と答えたものの、「これだけはないな」と、嫌いなものがはっきりしている場合。
自分の嫌いなものが、実は相手が一番選びたいことだった場合、相手の気持ちを考え、反応を確かめるために「なんでもいい」と答えるパターンです。

自分が一番選びたいものを否定される覚悟を決めて「これはないなっていうものある?」と最初に聞いてしまうのも1つの方法です。

心理④:何を選びたいか(好きか嫌いか)質問の時点ではっきりしていない

自分が考えていなかった提案をされた時など、いまいち想像がつかないために「わからない」の代わりに「なんでもいい」と答えてしまうパターン。
この場合も心理②のように大枠を作ってあげましょう。

心理⑤:自分の好みを察してほしい

これはナルシストなタイプに多いです。
「私のことが好きなら、きっと好みをわかってくれてるはず」と期待しています。

「こんな感じのよく選ぶよね?」などど、相手のことをいつも考えているような言葉を選んで会話をするのがベストです。

心理⑥:相手に選んでほしい

これは自分に自信がなかったり、相手に嫌われたら立ち直れないと思っている場合です。
自分が選んだのにもかかわらず、もし、それが好きになれなかったら…満足できなかったら…と、自分の選択を後悔しないか不安を感じています。

また、自分が選んだものに対して相手が合わせてくれていた場合、自分の後悔のせいで相手が嫌な思いをしないか、そして自分が嫌われないかといつも不安に思っています。
「相手がどんな選択をしてもひとまずは受け止める」という心構えを持つことが大切です。

「なんでもいい」と女性に言われたときの男性心理

男性心理

女性に「なんでもいい」と言われて、男性はどう思うのでしょうか。
人それぞれ感じ方はあるでしょうが、男性側によほど明確な思いやプランがない限り、困ってしまいます。

「あれ、なんか怒らせるようなこと言ったかな…」と不安になったり、「え?この前なんでもいいって言われて俺が決めたら怒ったよね?」とムッとさせたり。
男性は、とにかく「彼女には笑顔で楽しく過ごしてほしい」と考えるもの。

「じゃあ、なんて伝えたらいいの〜!?」というあなたは、ぜひこの後も読み進めてください。

「なんでもいい」以外の答え方

答え方

「なんでもいい」と答えたばかりに気まずい雰囲気になり、「私のことわかってくれない!」と悲しくなったこともあるかもしれません。
でも、男性の心理を見ていくと、男性は男性で困っていることがわかります。

では、大好きな彼氏を困らせないために、「なんでもいい」以外の答え方を知っていきましょう。

  1. 「○○くんが選んだものなら、私もそれがいい」
  2. 「どんな気分かはっきりしないから、2択で質問してみて」
  3. 「私の好みはなんだと思う?」
  4. 「嫌われたらいやだから、言いたくないな…」

答え方①:「○○くんが選んだものなら、私もそれがいい」

心理①で説明したように。特に自分の希望がなく、相手が選んだことを素直に受け入れられる場合には、このように答えてみましょう。
そして、思いがけない答えであっても、関心を持って一緒にやってみる姿勢が大切です。

答え方②:「どんな気分かはっきりしないから、2択で質問してみて」

心理②③④のように、選択肢が多すぎて迷うときや嫌いなものがはっきりしているけれどもうまく伝えられない時などに使ってみましょう。
例えば「何が食べたい?」と聞かれたときに、「イタリアンと中華ならどっちがいい?」というような感じです。

「強いて言えばイタリアンかな…」「どっちも気分じゃないな…」と順番に答えていくうちに答えにたどり着けるでしょう。
2人とも納得のいく答えになるよう、なるべくたくさん質問してもらいましょう。

答え方③:「私の好みはなんだと思う?」

決して上から目線にならず、いたずらっぽく伝えましょう。
Mっ気のある彼なら、「え〜、何かなぁ!!」とゲームのように楽しんで答えてくれると思います。

このように逆に質問を繰り返していくことで、相手もきっとあなたの好みを次第に把握できるようになるでしょう。

答え方④:「嫌われたらいやだから、言いたくないな…」

自分では選べない理由を素直に相手に伝えましょう。
「なんでもいい」と言って黙っているだけでは、相手に何も伝わりません。

「嫌われたくないからっていう理由で言えないなんて、なんてかわいいんだろう!」と、あなたの予想に反して、好意的にとらえてくれますよ。

「なんでもいい」と言われたときの対処法

対処法

これを読んでいる男性のみなさん(女性ももちろんですが)、「そんな細かいこと言われても困るよ」と感じられるかもしれません。
でも、すでにご説明した6つの心理のどれかに当てはまることがわかったら、意外と簡単に感じられるのではないでしょうか。

「なんでもいい」と言われたら、以下の4つの質問をしてどの心理に当てはまるか確かめ、対処してみてください。

「本当になんでもいいの?」

本当になんでもいいと思っているのか、関心がないのか、あるいはもう答えが出ているのか、まずは「なんでもいい」の裏側の意味を確認しましょう。
最初にこのアクションを挟むことで、「実は…」と素直に話してくれるかもしれません。

「○○と△△ならどっちがいい?」

どこかに出かける、何かを食べるという行動は決まっていて、「じゃあ、何しよう?」となっている時におすすめの質問です。
思いつく限りの選択を出して、どんどん選んでもらいましょう。
「アウトレット」「フレンチ」など具体的なもので答えが出ない場合は、「人が少ない静かなところ」「オープンテラス」など、雰囲気を提案するのも一つの方法です。

「○○ちゃんの好みだったら□□かな?」

「私ってこだわりが強いの」と日頃から宣言しているようなタイプに多いのが「好みを把握しておいてほしい」という心理。
会う回数が増えるごとに傾向がわかってくると思います。

「面倒な性格の私も受け入れてほしい」という気持ちが根本にあるので、そこをくみ取るような言い方を心がけるとなおベストです。

「答えによってはびっくりするかもしれないけど、絶対に嫌いにならないよ」

自信がなかったり、彼氏に嫌われないかと心配性の彼女には、まずこのように言ってあげましょう。
少し安心して、自分の考えをきっと話してくれます。

「なんでもいい」と答える人の心理を知れば、困ることはない

たくさん会話をする

今まで「なんでもいい」と答えてきたあなた。
今回これを読んで、「あ、私って嫌われたくない気持ちがすごく強いんだ」「そうそう、自分の中では答えがはっきり決まってるんだよね」など、自分の「なんでもいい」の正体に気付けたのではないでしょうか。

その正体に気付けたら、あとは簡単。
「なんでもいい」ではない言葉で、その気持ちを素直に伝えるだけです。

大好きな彼氏と会話を重ねて、素敵な時間をたくさん過ごしてくださいね。

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ライター
noel編集部

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