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「社交性」とは?

初対面の男性とすぐに仲良くなる社交性がある女性

「社交性」とは、「人付き合いを好む」「人と上手く付き合っていける性質」という意味があります。
社交性がある人というのは、人見知りをしないで初対面の人とも話せるような人を連想してしまいがちですが、空気の読めない発言をする人や自分の話ばかりするような人というのは、人と上手に付き合っていくことができません。

つまり、社交性がある人というのは、積極的に人に話しかけに行くことができ、なおかつ相手に不快な思いをさせないようにコミュニケーションを取ることができる人だと考えて良いでしょう。

【診断】社交性がある人の特徴・心理

人と会話するのが好きな社交性がある女性

では、社交性がある人の特徴や心理をみていきましょう。

  1. 人と接するのが好き
  2. コミュニケーション能力が高い
  3. 相手の立場や気持ちを考えられる
  4. 初対面の人ともすぐに仲良くなる
  5. こまめに連絡を取る
  6. 多趣味で話題も豊富
  7. 常に笑顔でいる
  8. 人からの誘いには必ず応じる
  9. 好奇心旺盛
  10. 金銭的な余裕がある

続いて、社交性がある人の特徴や心理を、それぞれ詳しくみていきます。

特徴・心理① 人と接するのが好き

社交性がある人には、人と接するのが好きという特徴があります。
こういった人は、人のためになるような行動をすることに喜びを感じたり、人から感謝されることに喜びを感じます。

また、人の話を聞いたり、誰かと一緒に食事をしたり、集団でワイワイと遊ぶことが楽しいと感じます。
そのため、積極的に人と関わるようにして会話を楽しみ、プライベートでも深く付き合っていくことで良好な人間関係を築いていくことができるのです。

特徴・心理② コミュニケーション能力が高い

社交性がある人は、性別や年齢を問わずに様々な人と接してきた経験があるので、それに比例してコミュニケーション能力も高くなる傾向にあります。
確かに、人付き合いというのはコミュニケーションを取ることから始まるので、これは当然のことなのかもしれません。

また、社交的な人というのは、ただ単に話をするのが上手というわけではなく、時には聞き手側に回って相手の話にもきちんと耳を傾けることができます。
相手に分かりやすく話をすることができるというのはもちろんのこと、まずは相手に興味を持った上で、相手の話にきちんと耳を傾け、相手の話をどんどん引き出すこともできるので、お互いに気持ち良く会話を楽しむことができるのです。

特徴・心理③ 相手の立場や気持ちを考えられる

社交性がある人は、場の空気を読んだり、細かいところにも気が利くのですが、それは相手の立場や気持ちを考えることができるからです。
相手の立場や気持ちを考えることで、相手の気持ちに同情して寄り添うことができるので、自然と自分の周りに人が集まってくるのです。

一方で、相手の立場や気持ちを考えない人というのは、自分の物差しだけで物事を考えてしまうことが多いです。
しかし、これでは周りの人との対立を生みやすく、自分の考えを周りの人は理解してくれないと思い込んで、人付き合いを避けるようになってしまいます。

特徴・心理④ 初対面の人ともすぐに仲良くなる

社交性がある人は、自分から人に話しかけに行くことに全く躊躇しないので、初対面の人にも人見知りをせずに積極的に話しかけに行きます。
そのため、相手もすぐに心を開くことができ、自分の話を始めることができるので、すぐに仲良くなることができるのです。

ほとんどの人は、「何を話せば良いんだろう」「相手に迷惑に思われたらどうしよう」と思ってしまうことで、初対面の人に話しかけに行くのを躊躇してしまいがちです。
しかし、社交性のある人は、実際話しかけないと相手がどういう人なのか分からないと思っていますし、そこで相手に迷惑に思われたらそれまでだと割り切って考えることができるので、迷惑に思われてしまうのを承知の上で深く考えずに話しかけに行くことができるのです。

特徴・心理⑤ こまめに連絡を取る

社交性がある人は、ただ単に人間関係を作るだけで終わるのではなく、より良い人間関係を継続させていくためにもこまめな連絡を欠かすことはありません。
そのため、会う回数はそれほど多い相手ではなくても、常に一緒にいるような感覚を相手にも与えることができます。

その結果、ちょっとした食事や遊びの誘いもしやすくなり、良好な人間関係を継続することができるのです。
また、ビジネスにおいても取引先の人やお客様とこまめに連絡を取ることを心掛けているので、相手も継続的に仕事を頼んでみようかという気持ちになって、結果的にビジネスチャンスを掴みやすくなるのです。

特徴・心理⑥ 多趣味で話題も豊富

職場の人からの人気も高い社交性がある男性

社交性がある人には、多趣味で話題も豊富という特徴もあります。
趣味を通じて性別や年代を問わずに色々な人と知り合うことができるので、コミュニケーション能力も磨くことができますし、趣味に関する知識を得ることもできます。

趣味をたくさん持っていれば、それだけ同じ趣味を持っている人とのコミュニケーションが円滑に運ぶようになり、それだけ人脈を広げることもできます。
そのため、色々な人とコミュニケーションをとる時も、趣味を通じて得た経験を活かして色々な話題を振ることができるので、相手とすぐに打ち解けることができるのです。

また、仕事とは関係ない趣味を通じて知り合った人でも、コミュニケーションをとっている内に自分と同じような仕事をしている人だと分かれば、そこからビジネスパートナーとして付き合っていくこともできます。
そのため、職場の人からどこでその人と知り合ったのかと疑問に思われるほど、仕事で活かせる強力なパイプを持ってくることもあるのです。

特徴・心理⑦ 常に笑顔でいる

社交性がある人は、外見で自分の第一印象が決まってしまうと自覚しているからこそ、周りの人に良い印象を持ってもらうために常に笑顔でいることを心掛けています。
不機嫌そうな顔をしていたり、悲しそうな顔をしていると、周りの人に気を遣わせてしまったり、人が寄り付かなくなってしまう恐れがあります。

そのため、たとえイライラする出来事や悲しい出来事があったとしても、人前ではネガティブな感情を表に出すことはないのです。
こういった人が笑顔を崩す時というのは、家族や親友、恋人などの本当に信頼している人の前だけです。

特徴・心理⑧ 人からの誘いには必ず応じる

人から遊びや飲みに誘われても、何かと理由をつけて断ってばかりでは、やがて誰からも誘われなくなってしまい、せっかく築いた人間関係も無駄に終わってしまいます。
そのため、こういった人は突然誘われても、その時点でどうしても外せない用事がなければ必ず誘いには応じるようにしています。

必ず誘いに応じてくれるような人というのは、誘う側の人からしてみても非常に喜ばしい相手になるのでまた誘いたいという気持ちにもなります。
また、誘いに応じる側の人からしてみても、色々な人からの誘いに応じることで、相手のタイプ別でどのように振舞えばいいのか分かるようになるので、コミュニケーション能力も磨かれて人脈も広げやすくなります。

特徴・心理⑨ 好奇心旺盛

社交性がある人は、何事も好奇心旺盛であるからこそ、色々な人と人間関係を築いて色々な人の話を聞いて何かを得たいと思っているのでしょう。
自分のことだけで他人には興味がない、新しいことには興味がないという人は、どうしても視野が狭くなってしまいがちで、色々な人の話を聞いて何かを得よう、新しい情報を得ようという気持ちが芽生えなくなります。

特徴・心理⑩ 金銭的な余裕がある

人付き合いというのはそれなりにお金がかかってしまうもので、金銭的に余裕がないと人から誘われても断らなければならないことも増えてしまいます。
そのため、社交性がある人というのは、仕事も順調で金銭的な余裕を持っている人がほとんどです。

また、こういった人ほど自分のお金を人付き合いのために使うことを惜しまないので、収入はあっても貯金は全くないというのも珍しいことではありません。
しかし、その代わりに人脈を広げることができるので、結果的にそれが収入にも大きく影響を与えることも少なくないのです。

【診断】社交性がない人の特徴・心理

人と会話するのが苦手な社交性がない女性

では、社交性がない人の特徴や心理をみていきましょう。

  1. 人見知りする
  2. 緊張しやすい
  3. 自意識過剰
  4. 集団行動が苦手
  5. 他人に嫌われることが怖い
  6. 自分から挨拶しない
  7. 人間関係で嫌な思いをした経験がある

続いて、社交性がない人の特徴や心理を、それぞれ詳しくみていきます。

特徴・心理① 人見知りする

社交性がない人は、人見知りする性格の人が非常に多いです。
こういった人は、基本的に親しい人にしか自分から話しかけに行くことができないので、初対面の人や顔見知り程度の人、職場の人などのあまり会話したことがない人には自分から話しかけに行くことはできません。

そのため、相手から話しかけられるのを待つばかりになってしまうので、相手から話しかけられないと、その相手とは連絡先すら交換することができませんし、人間関係を築いていくことができなくなってしまいます。
また、新しく習い事を始めてみたいと思っても、知らない人ばかりが集まる場で、周りの人と仲良くなることができるのかと心配になってしまうので、新しい人間関係を築いていくというのが難しくなってしまうのです。

特徴・心理② 緊張しやすい

人前に出て話すというのは多少なりとも緊張してしまうものですが、中には他人と1対1で会話する時ですら極度に緊張してしまうという人もいます。
こういった人は、人と会話することで緊張状態が続いてしまうので、相槌程度で会話が終わってしまったり、言いたいことをうまく言えずに恥ずかしい思いをしてしまうことも多々あります。

そのため、緊張することから逃れたいと思って、人と接することを避けてしまい、社交的ではなくなってしまうのです。

特徴・心理③ 自意識過剰

自意識過剰とは、自分は他人からどのように思われているのかと意識しすぎて、必要以上に自分の外見や言動に注意を払っている人のことです。
こういった人は、人と会話している時に「自分が話している姿を相手はどう思っているのか」ということに意識しすぎて緊張してしまう傾向にあります。

また、「周りの人からブスだと思われているかも」「話し方が変だと思われているかも」と何事も悪い方向に考えて思い込んでしまうこともあります。
そうなると、やがて人と接することを避けるようになり、一人でいることを好むようになるのです。

特徴・心理④ 集団行動が苦手

社交性がない人は、考え方が頑固で周りの人に合わせるのが苦手、周りの人に気を遣いすぎて疲れてしまうという人が多いです。
集団行動するためには協調性を持つことが重要ですから、自分の考えが曲げられないようだと周りの人と衝突することも多いです。

また、周りの人に気を遣いすぎてしまう人だと、「素の自分を出したら嫌われてしまうのではないか」と考え、素の自分とは違う自分を演じ続けて精神的に疲れてしまいます。
そのため、次第にこういった人達は、人と接することを避けるようになり、一人で過ごすことを好むようになるのです。

特徴・心理⑤ 他人に嫌われることが怖い

社交性がない人は、他人に嫌われることが怖いという心理が働いていることがあります。
自分と相性の良い人もいれば、相性の良くない人がいるのも当然のことで、全員から好かれるなんていうのは不可能に近いことです。

しかし、こういった人は誰一人として自分のことを嫌いになってほしくないと考えます。
そのため、どうしても人と接しているうちは無理をしてニコニコして、相手に気を遣いすぎてしまう傾向にあります。

そして、無理をし続けてしまうと精神的にも疲れてしまうので、やがて人付き合いはもうしたくないと思って一人でいることを好むようになるのです。

特徴・心理⑥ 自分から挨拶しない

挨拶をするというのはコミュニケーションの基本中の基本で、挨拶をすることでそこから会話に発展することもあります。
しかし、社交性がない人というのは、そもそも積極的に人付き合いしようという気持ちがありません。

そのため、挨拶の段階でコミュニケーションをとることを既に拒否してしまっているのです。
また、「自分から挨拶をして無視されたらどうしよう」という不安な気持ちから、相手から挨拶をされれば返すものの、自分からは挨拶できないという人もいます。

特徴・心理⑦ 人間関係で嫌な思いをした経験がある

社交性がない人は、過去に人間関係で嫌な思いをした経験があるという人が多いです。
学生時代にいじめを受けたり、友達関係で悩みを持ったりと、人間関係で嫌な思いをした経験があると、人間関係でこれ以上傷つきたくないという思いが強くなる傾向にあります。

また、過去に大切な人から裏切られた経験があると、自分以外の他人を信用することができなくなります。
そのため、人付き合いをすることで裏切られたり、精神的に傷つくくらいなら、人と接するのはやめようと思ってしまい、自分から人間関係を築こうという気持ちが芽生えなくなってしまうのです。

社交性はあった方がいい?

社交性はあった方が良いのか考える女性

社交性がある人の方が、社交性のない人よりも仕事もプライベートも人間関係も充実して、幸せな人生を送ることができると言えるでしょう。
社交性があれば、職場の中の人間関係も上手に築いていくことができます。

そうすれば、チームの中で円滑に仕事を進めることができ、仕事でミスをしたり、悩み事を抱えた時に周りの人から手を差し伸べてくれて、一人で悩みやストレスを抱えずに済むようになります。
また、相手の気持ちに寄り添うことができれば、それだけ恋人や友達もできやすく、強い信頼関係で結ばれることができます。

そのため、何か困ったことがあれば恋人や友達に助けを求めることができますし、大好きな恋人や友達と一緒にいるというだけでも、一人でいる時より何倍も楽しい時間を過ごすことができるでしょう。

社交性を身につける方法

社交性を身に付けたい女性

では、社交性を身につける方法をみていきましょう。

  1. 少しずつ自分から話題を振るようにする
  2. 表情やリアクションが豊かな人になる
  3. 相手のことを知りたいという興味を持つ
  4. 外見だけでも自信を持つ

続いて、社交性を身につける方法を、それぞれ詳しくみていきます。

方法① 少しずつ自分から話題を振るようにする

自分から話題を振るのが苦手な人でも、少しずつ自分から話題を振るようにしましょう。
社交性がない人というのは、基本的に受け身な姿勢で、相手から話しかけてもらうのをただ待っているという人が多いです。

しかし、受け身な姿勢を続けていては、人脈も広げられませんし、コミュニケーション能力を磨かれないままです。
そのため、最初は顔見知り程度の人に対して、少しずつ自分から話題を振ることを心掛けてみましょう。

それを続けて自分から話すことに慣れていくことで、次は、初対面の人に対しても自分から話題を振ってみると良いでしょう。
最初から初対面の人に対して積極的に話しかけに行くのは無理があるので、徐々に慣れていくことから始めましょう。

方法② 表情やリアクションが豊かな人になる

社交性を身につけるためには、表情やリアクションが豊かな人になることを目指すと良いでしょう。
笑顔が素敵な人や、リアクションが大きい人というのは自分の気持ちが相手に伝わりやすく、「明るそうな人だな」「親しみやすそうだな」というプラスの印象を与えることができます。

そのため、自分から話をするのが難しいという場合は、相手の話を聞いている時に笑顔でいること、少しオーバーなリアクションを取ることを心掛けるようにしましょう。

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方法③ 相手のことを知りたいという興味を持つ

社交性を身につけるためには、相手のことを知りたいという興味を持つことが大切です。
社交性がない人というのは、他人には興味がない、自分のことにしか興味がないという人が多いです。

しかし、他人のことを知りたいという興味が湧いてこないと、「趣味は何なのか」「好きなことや嫌いなことは何なのか」と相手に話題を振ろうとしなくなってしまい、相手から聞かれたことをただ受け答えするだけで終わってしまいます。
そのため、誰に対しても興味を持つようにし、最初は相手の情報を収集するという目的で会話に参加してみると良いでしょう。

方法④ 外見だけでも自信を持つ

社交性のない人というのは、自分の外見にコンプレックスを持っていて、「相手に嫌われてしまうのではないか」「相手に迷惑をかけてしまうのではないか」と、周りの人からどう思われているか必要以上に気にしてしまう人も少なくありません。
そのため、ダイエットに励んだり、可愛くなれるようなメイクやファッションを研究するなどして、外見磨きに励むと良いでしょう。

そうすることで、必要以上に「相手に嫌われてしまうのではないか」「相手に迷惑をかけてしまうのではないか」と考えすぎてしまい、人付き合いを避けるといったこともなくなるかもしれません。

社交性を身に付けて人から好かれるような人間を目指しましょう!

社交性を身に付けて職場の人と楽しく会話

社交性がある人というのは、周りの人から好かれるような特徴をたくさん持っています。
こういった人は、ただ単に初対面の人でも話に行くことができる、話をするのが上手というわけではありません。

他人の立場や気持ちになって物事を考えられる、常に笑顔を心掛けているなど、周りの人を不快な気持ちにさせないように陰で努力しているのです。
人間というのは一人では生きていくことができませんし、人付き合いを自ら避けていると、いざという時に誰にも助けを求められなくなってしまいます。

そのため、社交性がある人を見習って、社交性を少しでも身に着けることで自分のためにもなりますし、人脈も広がって周りの人から色々なことを学ぶことで、自分の成長へと繋げていくことができるでしょう。

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ライター
noel編集部

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