要領がいい人の特徴・考え方！要領よくものごとをこなす方法

「要領がいい」の意味とは？

物事を進める際に、手際が良くスムースに行動に移ることができたり、対処方法がうまいこと。
新しいことなどに取り組む際に事前に経験済みのようにモタついておらずスムースな様子に対して要領がいいといいます。

また、状況の把握が上手い人、人に取り入る人が上手い人に対しても要領がいい人であると言ったりすることもありますね。

要領がいい人の特徴

では、要領がいい人にはどのような特徴があるのでしょうか。
以下の要領がいい人の特徴を12つご紹介します。

1. 空気を読めている
2. テキパキと行動している
3. 時間を守る
4. 物事に取り掛かるまでが早い
5. 何事にも素直
6. 誰かに頼ることを惜しまない
7. 失敗を恐れない
8. 情報の取捨選択ができる
9. 状況判断能力が冴えている
10. 信頼関係を築けている
11. 無理をしない
12. 集中力がある

特徴①： 空気を読めている

要領がいい人は、総じて空気を読む力に長けている方が多いようです。
空気が読めるということは、周りが何を考えているか、その場に適しているかなどを判断することができるということ。

要領がいい人は、自分がなにをすべきかということを、周りの状況を確認しある程度自分で判断することが出来るため作業なども効率が良いことが多いようですね。
空気を読む力も、要領の良さも今までにどれだけ経験を積んできたかで変わります。

特徴②：テキパキと行動している

要領がいい人は、テキパキと行動することで、その物事に対し無駄が少ないのかもしれません。
はじめての物事に対してもなぜか経験済みのように自信があるように見えることが有りますが、無駄になる行動が少ないためテキパキと見えているのかも。

また、テキパキとするには、物事を始める前に事前に準備をしっかりしていることも関係あるようです。

特徴③：時間を守る

要領がいい人は、時間をきっちりと守る方が多いですよね。
どれだけ作業などがスムーズで効率が良くても時間を守れない人や時間にルーズすぎる人は要領がいいとは思われません。

時間をしっかり守ることのできる人は、それだけそこにたどり着くまでの過程や結果を残せる人ともいえます。
また、反対にいくら仕事や作業ができていても、時間を守らないようなタイプは、第三者からの信頼を失っていき、要領がいいタイプとみられることは少ないようです。

特徴④：物事に取り掛かるまでが早い

物事に取り掛かるまでの速さも要領の良さにつながっているのかもしれません。
物事に対して懐疑的であったり不安な点が有ると、自身を持って進めることができません。

要領よく物事を進めることができる人は、物事に取り掛かる前に事前準備を済ませているようですよ。
また、事前に不安な点などを解消していることも有り取り掛かりが早くスムースに進めることが出来ています。

特徴⑤：何事にも素直

作業をするにあたって、素直に物事を受け止めるタイプは要領が良い人だと言えます。
誰だって、物事に対して疑いから入るような相手にはいい印象は持ちません。

時には何かに対して疑うということも必要ですが、素直に受け入れることが出来る人は物事をシンプルに考えることができます。
物事に対して、シンプルに向き合えるということは、それだけ自分が何をすべきかということがわかりやすく要領がよく物事を進められるのではないでしょうか。

特徴⑥：誰かに頼ることを惜しまない

要領がいい人は、困ったときに素直に助けを求めることができますし、また助けを求めたときに多くの人が力を貸してくれる人です。
なぜ、要領がいい人が誰かに頼ることを惜しまない人が多いのか、それは物事に対してシンプルに考えているからではありませんか。

自分がなにがわからないのか、自分ができること、できないことが明確にすることができているはずです。
自分が何をすべきかが明確になっているからこそ誰かのサポートを受けやすいと言えるでしょう。

特徴⑦：失敗を恐れない

また、失敗を恐れない人は、そうでない人に比べて効率的に物事を進めることができるといえるでしょう。
失敗をしてしまうことは、誰だって怖いものですが、失敗をすることもその人にとっては貴重な経験になります。

失敗をしてしまう＝悪いこと捉えるのではなく、失敗をする＝新しい経験ができると良い方向に捉えることができており、失敗を恐れず物事を進めることが出来るのではないでしょうか。

特徴⑧：情報の取捨選択ができる

物事を進めるときに、何が必要か、何を求められているかをしっかりと理解しています。
要領の良さは知識の多さではなく、あまりにも手を広げすぎてしまいオーバーワークになってしまうのは要領がいい人にはなれません。

自分にとってなにが最適なのか、自分にとって何が必要な情報なのかをしっかりと選ぶことが出来る人が多いですよね。

特徴⑨：状況判断能力が冴えている

要領がいい人は、空気を読むことが上手く何が自分に必要か、周りが何を求めているかをしっかりと判断することができます。
これは、現在に至るまでどれだけ経験をしているかということも重要になってきます。

多くの経験があると、〇〇だから、次は△△だろうとある程度の予測もすることが出来るため、その経験からはじめての物事に対してもスムースに進めることができますね。

特徴⑩：信頼関係を築けている

仕事をする上で要領がいいと言われているような人は、信頼関係も築けていて上司に好かれている人も多いですよね。
要領がいいということは、物事をスムースに進めたり、手際よく行うことが出来るということです。

端から見ていても、手際が良く仕事をこなしていたり、問題を解決することが出来る人は周囲からの評価も高くなります。
仕事をする上での信頼関係を築きやすくなっています。

特徴⑪：無理をしない

要領がいいタイプの多くは、自分の力量をしっかりと把握していることが多いですよね。
物事を進めるにあたって、自分には何が出来るかというのが明確になっているため、自分の力量に合わないことや一人では進められないことなどは周囲に相談することが出来ます。

無理をせず自分の力量を判断して、物事に取り掛かっている方が多いですよね。

特徴⑫：集中力が有る

集中力も物事に取り掛かりスムースに進める際にも重要なものです。
集中力が有るということは、テキパキと作業するだけでなく、作業効率もいい人が多いですよね。

物事に取り掛かるときは、一生懸命に集中してこなし、休むときはしっかり休むといったことを行っているからこそしっかりと集中すべきときに集中することが出来るようです。

「要領がいい」は褒め言葉？

「あの人要領がいいよね～」という言葉は、褒め言葉として使うことがほとんどです。
たまに、要領がいい人に対してやっかみの気持ちを込めた要領がいいという方もいますが、その多くは嫉妬心の表れなので気にすることはありません。

要領がいい人になる方法・要領がいい物事の進め方

では、要領がいい人になる方法・要領がいい物事の進め方をするにはどうしたらいいのでしょうか?
以下の要領がいい人になる方法・要領がいい物事の進め方をご紹介します。

1. 目的を明確にする
2. 周囲の状況を確認する
3. わからないことは放っておかない
4. 困ったときは周囲にサポートを頼む
5. 時間の管理を行う
6. 休憩時間を作る
7. とりあえずやってみる
8. いろんなことにアンテナを張っておく
9. 興味があることはとことん突き詰める
10. 同じ間違いは繰り返さない

方法①：目的を明確にする

要領がいい人になるには、自分が何をすべきかということを確実に理解しておくのがいちばん重要なことです。
目的がわからず、ただ与えられた物事をこなしているだけでは、目的がしっかりと定まっていません。

目的を明確にすることで、今自分が何をすべきなのかをはっきりとさせることは集中力にもつながっていきますし、無駄な行動を省くことにも繋がります。
要領よく物事を進めたいのならば、まずは自分が何をすべきなのかの目標をしっかりと掲げましょう。

目的を明確にすることで、いくつかの作業の中からも優先順位がはっきりとし、要領がよく作業に入ることができますよ。

方法②：周囲の状況を確認する

要領よく仕事や物事を進めていくために、時には周囲の状況を確認することも必要になってきます。
自分一人で作業をしているときにも、臨機応変が求められる事態も出てくるはずです。

作業中など周囲の状況を確認し理解をしておくことで、ある程度の予測を建てることができます。
仕事をする上でも、頑固な硬い頭でいるよりかは、ある程度のことを予測しながら周囲に合わせていくことも大事です。

方法③：わからないことは放っておかない

作業をしているときに、わからないことがあると作業を進める手も止まってしまいますよね。
わからないことは、わからないで終わらせておくのではなく、わからないことを調べてみたり、周囲にサポートを頼んでみることも重要です。

わからないときに、立ち止まっているとそれだけで効率も落ちてしまいます。
わからないことがあったときは、すぐにそれを解決するためにはどうしたら良いのかを判断することが大事ですよ。

方法④：困ったときは周囲にサポートを頼む

要領がいい人の多くは、周囲からの信頼も厚い方も多いようです。
要領がいい人は、他人からの指摘やアドバイスも比較的素直に受け止めることが出来ます。

指摘やアドバイスなどに対しムッとせず、素直な対応を行うことで、また力になってあげたいと思わせることもできますよね。
要領がいいということは、それだけ人付き合いもうまいということです。

自分一人でがむしゃらになるのではなく、たまには他人に甘えることも大事ですよ。

方法⑤：時間の管理を行う

要領のよい人は、時間の使い方が上手い人が多いです。
与えられた時間をどう使っていくかが仕事や作業をする上でも重要です。

作業をするに当たり、なにが最重要なのかというように目的を明確にすることで時間の使い方がうまくなるはずです。
また、時間を気にせずダラダラとしてしまうのは効率も落ちてしまいます。

時間管理が苦手な人ほど、多くの問題を抱えてしまいがちなので、目的をシンプルに、頭の中をすっきりさせることが重要ですよ。

方法⑥：休憩時間を作る

作業をする上でも、集中する時間というのは限度があります。
作業中に疲れてしまい、ダラダラとしながら物事を進めていても効率が落ちてしまいますし、要領がいいとも言われることはありません。

要領がいい人ほど、自分の力量をわかっているため、集中する時間と休憩する時間をはっきりとさせています。
先の見えない目標にダラダラ挑むよりかは、ある程度作業する時間を決めておくほうが効率よくいけるのかもしれませんね。

方法⑦：とりあえずやってみる

要領のいい人は、何事も最初から全てのものごとに対して要領がいいというわけではないのです。
誰にだって、初めての経験というものはあります。

そこから、とりあえず初めてのことでも取り掛かっていく人と、初めてだからやらない人がいると経験の差が生まれます。
何事も、色んな経験をしてみてとりあえずやってみるということが大事です。

失敗をすることも、自分の経験にしてしまいましょう。

方法⑧：いろんなことにアンテナを張っておく

要領がいい人というのは、常にいろんなことに目を見張っている方が多いのかもしれません。
常にいろんなことに対してアンテナを張っておくことで、周りの状況もつかめますし、自分にあっているものも知ることができますよね。

また、周りの状況をみるということは、それだけ自分の経験に活かすことが出来るのです。
他人の失敗を笑うのではなく、他人の失敗を自分の糧に出来るように常にアンテナを張っておきましょう。

方法⑨：興味があることはとことん突き詰める

興味があることはとことん突き詰めていくことは、それだけ知識も増えますし、自分のベースとなります。
興味があることを突き詰めていくということは、興味があることに対し効率の良い方法を求めていくことに繋がります。

作業や仕事をする上でも、その考え方を応用することで、効率の良いやり方ができるかもしれません。

方法⑩：同じ間違いは繰り返さない

要領がいい人は失敗を恐れませんし、その失敗を繰り返しません。
誰にだって間違いはあるものです、失敗をしてしまったときに、なぜ失敗をしてしまったのか、失敗をしないためにはどうすれば良いのかとしっかりと振り返えることが重要。

失敗したことについて考えることは気分が沈んでしまうことでもありますが、その失敗をどうやって活かしていくかと考えておくだけでも自分のためになっていくはずですよ。

要領がいい人になるには、多くの経験が大事

仕事のことだけでなく、要領が良くなるとそれだけで周りからの評価も変わってくるはずです。
また、多くの経験をすることは自分では無意識でいたとしても自分の知識の量、考え方などが変わってきます。

新しい物事に対してどれだけ柔軟な姿勢でいれるかが、要領の良さにつながっているのではないでしょうか。
新しいことを始めるときには、物怖じせずにぶつかっていきたいですし、失敗を恐れずまっすぐな態度でいたいですよね。

要領が良いということに対して、マイナスイメージであったり、嫌味ややっかみを込めた言い方をする方もいるかも知れませんが、要領がいいことは、決して悪いことではありません。
人付き合いも、仕事や作業も、まずは軽い足取りで要領よく行きましょう。