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心理学は恋愛にも応用できる?

心理学と恋愛

「心理学」は人の行動を観察してその行動の意味や原因を分析し、「心の動き」を研究する学問です。

心理学はたくさんの対人場面で使われています。
たとえば、営業マンのセールストークや企業や教育現場での人材育成、そして「幸せになれる」「成功する」などの自己啓発などもベースになっているはの心理学です。

とくに恋愛の場合は、不可解とさえ感じる異性の行動パターンやその仕草の裏に隠される真意を読み解くために心理学が役立ちます。
ここでは、心理学を利用した恋愛アプローチの方法をご紹介しましょう。

好きな人を振り向かせたい!心理学を利用した恋愛アプローチ方法

恋愛に心理学を使う男性

人の心は実に不思議です。
そのなかでも恋愛においては不思議な心理効果の宝庫です。

例えば周囲に反対されればされるほど燃え上がったり、好きな人にわざと冷たくしてしまったり、心当たりがある人も多いでしょう。
でもこれらの行動の背景には理由や原因があります。

その理由や原因を紐解くのが心理学です。
では、反対にどのような行動をとれば恋愛が上手くいくのかについても心理学が応用できる可能性があります。

ここでは、好きな人を振り向かせる、心理学を利用した恋愛アプローチ方法をご紹介しましょう。

  1. 1.5秒ルールを使う
  2. 50㎝以内に近ずく
  3. 効果的に褒める
  4. ヒミツを打ち明ける
  5. ギャップを演出する

アプローチ術①:1.5秒ルールを使う

「目を見て話しましょう」とよく言われますが、実は人は会話をするとき、相手と目が合っているのは会話時間全体の18%に過ぎず、一回の時間はわずか1.5秒です。

逆に言えば、人の目を見られる時間は1.5秒が限界でそれ以上だと相手にプレッシャーを与えることになると言えます。
そのことから、ビジネスでは相手と目を合わせる時間を1.5秒以下にする1.5秒ルールがあります。

その1.5秒ルールを恋愛のアプローチに利用するのです。
1.5秒以上見つめることで相手が何か違和感を感じてくれれば、小さなキッカケが生まれます。

アプローチ術②:50㎝以内に近づく

恋愛に使える心理学を使ったアプローチに50㎝以内に近づく方法があります。
人には、それ以上他人に近づかれると不快に感じるパーソナルスペースがあります。

個人により違いはありますが、50㎝以内とういのは好意を持っているもの同士の距離だと言われていて、この距離に近づけると新密度が増し恋愛につながる可能性があります。

さりげなく写真や書類を一緒に見るなど自然に距離を縮めてみましょう。

アプローチ術③:効果的に褒める

心理学を使った恋愛アプローチに相手を効果的に褒めることがあります。
人間には自分に対してのプラスの評価を求める「自己肯定欲求」があり自分を肯定してくれる人に惹かれてしまう傾向があるのです。

その心理を恋愛に利用して、相手を褒めるのです。
ただし、誰もが認める長所ではなく目立たない長所をさりげなく褒めることがポイントです。

アプローチ術④:ヒミツを打ち明ける

心理学で秘密を利用した人

恋愛において二人の距離を縮めるには自分の秘密を打ち明けることが心理学的には効果的です。

ヒミツを「自分だけ」に打ち明けられたことで相手は特別な存在だと感じ、二人だけの共有事項ができることで関係が親密になり恋愛に発展するきっかけになるのです。

アプローチ術⑤:ギャップを演出する

恋愛に心理学を応用する方法として「ギャップ」を演出ことがあります。
「ギャップ」は落差のことで、例えばやり手でクールな男性が、道端に捨てられていた子猫を抱き上げる姿などに、女性は心を奪われたりします。

ギャップのある言動は心理学から見ても相手をその気にさせる効果があります。

心理学で好感度アップ!男性の心をつかむLINEテクニック

心理学を恋愛に利用してLINEする人

恋愛の入口として大きな役割を果たすのが通信アプリの「LINE」です。
今では、会社や学校の連絡網や取引き先とのやり取りにも使われていますので、LINEの交換は比較的ハードルが低いでしょう。

もちろんLINEのやり取りにも、心理学の恋愛テクニックは有効です。
ここでは、LINEで男性の心をつかむテクニックを幾つがご案内しましょう。

  1. はじめてのLINEには自分の名前を入れる
  2. 最初は敬語
  3. スタンプは厳選して
  4. 相手の名前を入れる
  5. あえて既読を遅らせる

テクニック①:はじめてのLINEには自分の名前を入れる

めでたく意中の相手のLINEを手に入れて最初に送るメッセージには、かならず自分の名前を入れましょう。
入れる名前は苗字だけではビジネスライクになってしまうので、下の名前か、フルネームにします。

テクニック②:最初は敬語

LINEを交換し始めて最初の内は、敬語を使います。
そして、徐々にタメ語をさりげなく取り入れるようにするのが効果的です。

タメ語には心理学から言えば、親しみを感じさせます。
ただ、馴れ馴れしくならない程度に使うことがポイントです。

たとえば「昨日はありがとうございました(敬語)、今度は私がごちそうしたいな(タメ語)」このように敬語とタメ語を上手に組み合わせてみましょう。

テクニック③:スタンプは厳選して

心理学からいってもLINEスタンプ視覚に訴えることができる効果的な手段です。
ただし、そのスタンプの選択を誤れば逆効果になる場合もあるので注意が必要です。

まず、相手が送ってきたスタンプと同じ絵柄アンサースタンプを送ってみましょう。
自分と同じ行動をとる相手に好意を持つことは心理学でも立証されています。

テクニック④:相手の名前を入れる

心理学を使って好感度を上げるためには、メッセージに相手の名前を入れてみましょう。

例えば、単に「今日は楽しかったです」と送るのではなく「今日は○○さんと過ごせて楽しかったです」と相手の名前を入れて送ります。
心理学でも人は名前を呼んでもらうことで気分が良くなる「名指し効果」があるとされています。

テクニック⑤:あえて既読を遅らせる

好きな人からのLINEが来れば、すぐにでも読んですぐにでも返信したいものです。
でも、そこをあえて数時間、我慢してみましょう。

心理学でも相手を「焦らす(じらす)」ことは恋愛に効果があるとされています。

片思いでも大丈夫!心理学を利用したデートの誘い方

片思いに心理学を利用した人

片思いの相手と親密になるためには、やはりデートが必須です。
心理学を使って片思いの相手を上手にデートに誘う方法をいくつか挙げてみましょう。

  1. 同じ趣味を持つ
  2. 相談事を持ちかける
  3. 頼みごとをする

誘い方①:同じ趣味を持つ

心理学を使ってデートに誘う方法に、好きな人と同じ趣味を持つことが効果的です。
例えば、パーティーで知り合った相手が同じサッカーチームのファンだったことから一緒に観戦に行き、そのまま恋愛が始まったなど聞いたことがあるはずです。

心理学でも人は価値観が同じ相手好きになる傾向があるとされています。
相手と同じ趣味を持つことでデートのきっかけにすることができます。

誘い方②:相談事を持ちかける

心理学を利用してデートに誘う方法に、相談事を持ちかけることが有効です。
「相談があります」とその人だけの秘密や悩み事を打ち明けられると親近感が増し、なによりとデートのきっかけになります。

できれば食事に誘うとよいでしょう。
人は食事中は食欲を満たすことでリラックスし心理的にも無防備になるので恋愛には好都合です。

誘い方③:頼みごとをする

心理学では、相手にプレゼントをするより、相手にプレゼントをさせる方が恋愛には効果があると言われます。
人間は何の感情も持ってない相手に労力を割くことに心理的に矛盾を感じるので労力を使った相手に好意があると思う方が自分の心理の中で都合がよいからです。

この心理を利用して、片思いの相手に頼みごとを繰り返してみます。
相手は「親切」にすることが「好き」だからなのだと思う様になるわけです。

もちろん、頼みごとを叶えてもらうことがデートのようなものですし、そのお礼に食事に誘ったり、恋愛の入口になります。

行動や仕草で気持ちがわかる?心理学から見る男性の恋愛心理

心理学で恋愛をする男性

心理学で人の行動や仕草で、その気持ちがわかります。
ここでは男性の行動や仕草から、その恋愛心理を見ていきましょう。

どのような行動や仕草でどのような心理を表しているのか、いくつか具体的に挙げてみましょう。

  1. 話しをしている時にやたらと鼻をさわる
  2. 動かずじっと待っている
  3. 周囲を落ち着きなく動き回る
  4. カバンを持つ
  5. 質問に質問で返してくる
  6. 難しい言葉をやたらと使う
  7. 過去の悪自慢をする

行動・仕草①:話しをしている時にやたらと鼻をさわる

デートの誘いをした時に、男性がやたらと鼻をさわっていたら、心理学から見れば、それは断りたい心境の現れでしょう。

心理学では人は考えがまとまらない、どう答えていいのかわからないなど、ストレスが加わると、無意識に顔を触る仕草をすると言われています。
その結果、一番触りやすい鼻に手が行くのです。

それは恋愛中の相手でも同じです。
もしデートの誘いをして彼が鼻を何度も触るときは断れなくて困っている証拠です。

行動・仕草②:動かずじっと待っている

待ち合わせに遅れていったときの男性の待ち姿を見れば、心理学から彼の気持ちがわかります。
もしその場でスマホを見る程度で、じっと動かず待っているならば、あまり好意は持っていません

つまり、こちらが遅れているにもかかわらず「会えなかったらどうしよう」と言う不安が無いということです。

行動・仕草③:周囲を落ち着きなく動き回る

こちらも待ち合わせに遅れていった時の男性の態度で、彼の気持ちが心理学でわかります。
もし、彼が何度も背伸びをして辺りを見回したり、周囲を落ち着きなく動き回っていたらそれは「会えなかったらどうしよう」と不安に思っている証拠です。

本当にデートに来るのか心配でしょうがない、つまり大好きだということです。

行動・仕草④:二人の間でカバンを持つ

心理学から見れば、二人で歩いている時に、もし彼が二人の間にカバンを持つ時間が長ければ、それは心理的な壁を作っていることになります。

カバンを持ては物理的にも二人の間の距離が開きます。
彼にはまだ遠慮があるのか、こちらを信用しきっていないのか、何か壁を感じていて恋愛に発展するには時間が必要でしょう。

行動・仕草⑤:質問に質問で返してくる

心理学で言えば、質問に質問で返すことは都合の悪いことをゴマかすテクニックです。

例えば浮気を疑って「昨日はどこにいっていたの?」と質問したら、彼が「君はどこにいっていたの?」と質問で返した来るなら、それは彼にとって都合の悪い返事をごまかしていることになります。

行動・仕草⑥:難しい言葉をやたらと使う

男性には、やたらと難しい言葉を使ったり、難解なカタカナ語をつかったりする人がいます。
心理学で言えば、そんな彼は自分を大きく見せたいという願望や女性に対して自分が知的であることをアピールして好かれたいと思っています。

また、何らかのコンプレックスを抱えていてそれを隠すために虚勢を張っていることも考えられます。

行動・仕草⑦:過去の悪自慢をする

過去に大儲けした話や、スポーツで優秀な成績を収めたことなど、自慢話をする人は多く、その心理は自分を良く見せたいという分かりやすいものです。

しかし、男性の中には過去の悪い素行をあえて自慢する人がいます。
これは、暗に「俺に逆らうな」とアピールしていることが多いのですが、実は小心で小者の人が多いのも特徴です。

また、こちらでは男性との相性や深層心理が分かる恋愛心理テストをご紹介しています。

【専門家監修】恋愛心理テスト|気になる男性との相性や深層心理がまるわかりQ1. テレビや雑誌でよく見る、憧れの芸能人。顔のあるパーツが特にお気に入りです。それはどこで...

心理学を利用して恋愛の駆け引きを楽しみましょう

心理学を使って恋愛に成功した人

人の心はとても奥が深くて複雑です。
心理学と言えどその全てがあてはまるわけではありません。

しかし、心理学を利用してコミュニケーションを円滑にすることは可能です。
恋愛でも同じことが言えます。

女性は男性の、男性は女性の気持ちが全く理解できず、すれ違いが生じたりするものですが、心理学を上手く使えば少しはお互いが理解できるかもしれません。

心理学的アプローチはあまり枠にはめ込み過ぎず、その解釈を使って恋愛の駆け引きを楽しむ余裕をもちましょう。

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ライター
noel編集部

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