全身黒コーデの着こなし方！季節別のレディースコーデ24選

全身黒コーデが「ダサい」と言われる理由

個性派ファッションの中でも注目の全身黒コーデですが、実はダサいと思われがちです。
なぜ全身黒コーデがダサいといわれるのか、まずはチェックしてみましょう。

1. 野暮ったくみえる
2. なりきれていないビジュアル系感
3. エセ個性が強い人
4. 暑苦しい

続いて、全身黒コーデがダサい理由を、それぞれ詳しくみていきます。

理由①：野暮ったくみえる

全身を黒でまとめあげるため、どうしても暗く重たく見えてしまうのが難点です。
また、黒は色が強すぎるため、顔が負けてしまうという店もあります。

全身黒コーデをする際は、野暮ったくなりすぎないようにしましょう。

理由②：なりきれていないビジュアル系感

全身黒コーデは、バンドギャルやビジュアル系のイメージが強い方もいるのではないでしょうか。
黒アイテムはハードに見えがちなので、ビジュアル系に見られたくない時は、ハードなアイテムを選ばないようにしましょう。

シルバーや革アイテムは特に要注意です。

理由③：エセ個性が強い人

個性が強い人に思われがちなのもダサポイントでしょう。
しかし個性が強いと思わせつつ、実は原宿などにいそうな大量生産系個性派コーデ、というイメージが拭えないのが、全身黒コーデです。

ありきたりな全身黒コーデにならないようにするのが、ポイントです。

理由④：暑苦しい人

全身を黒でまとめ上げるため、季節感が無く、圧迫感のある暑苦しい人に思われがちです。
特に春夏は注意が必要です。

メイクやヘアスタイルなどで、少しでも暑苦しさを改善しましょう。

全身黒コーデをおしゃれに着こなすコツ

では、どうしたら全身黒コーデをおしゃれに着こなす事ができるのでしょうか。
全身黒コーデをおしゃれに着こなす術をお教えします！

ポイントは3つだけなので、とっても簡単です。

1. 使い慣れていないアイテムは使用しない
2. 肌見せでメリハリをつける
3. 毛玉とゴミの付着は阻止！

続いて、それぞれを詳しく見ていきましょう。
全身黒コーデをするのであれば、必読です。

コツ①：使い慣れていないアイテムは使用しない

全身黒コーデのポイントは、なんといっても全身を黒でまとめあげることです。
それだけで十分な主張があるので、普段使い慣れないアイテムや、存在感のありすぎるアイテムなどはプラスしないようにしましょう。

初心者は、スキニーデニムやロンT、スニーカーあたりから組み合わせていくのが無難です。

コツ②：肌見せでメリハリをつける

野暮ったく見せないためにも、ある程度の肌見せはしましょう。
女性らしさを失わないためには、足元やうなじに肌見せポイントをおくと、抜け感が出るのでおすすめです。

ウエストシェイプするような、ハイウエストアイテムも、女性のラインが出るのでおすすめです。

コツ③：毛玉とゴミの付着は阻止！

黒アイテムの難点が、ゴミの付着のしやすさではないでしょうか。
どんなにキレイにまとめあげた全身黒コーデでも、毛玉やゴミが付着していると、全て台無しになります。

外出する際は、粘着コロコロなどでゴミをとりましょう。
携帯タイプのコロコロや毛玉取りもあるので、カバンに忍ばせておくことをおすすめします。

レディースの春×全身黒コーデ

ここからは季節別の全身黒コーデを見ていきましょう。
まずは春におすすめの全身黒コーデの紹介です。

①：春到来を知らせるロングワンピ

全身黒コーデ初心者でも挑戦しやすいのが、ワンピースです。
ふわっとしたAラインで、春の暖かな陽気にピッタリ！軽やかに着こなすことができます。

ポイントはヘアスタイルをアップにすることです。
うなじをみせる事で、重苦しさを軽減できます。

春先で肌寒く感じる時は、足下にレースの靴下をちょい足ししましょう。
このスタイルなら、防寒着としてのストールは何でも似合います。

②：カジュアルでデイリーユーズなアイテムで！

黒のデニムに黒のハイネックトップスでまとめた、デイリーユーズにおすすめなカジュアル全身黒コーデです。
こちらも、全身黒コーデ初級者が挑戦しやすいコーデです。

トップスはインして、スッキリ感を出せるように気をつけましょう。
足下には黒のパンプスをオンすれば、カジュアルになりすぎずに女度がプラスできます。

③：女を魅せる全身黒コーデ

黒のショートワンピにタイツ、ショートブーツの3アイテムのみでまとめ上げた全身黒コーデですが、シンプルながらも女の魅力が満載につまっています。
ワンピは絶妙なフィット感がポイントです。

ヘアスタイルを明るくカラーリングしているのと、Vネックが全身黒コーデの重たさを解消しています。
肌見せ度は少ないもののタイトなものをチョイスしているため、女性の身体のラインが出ていて、こちらも大人の女性が挑戦したいコーデです。

④：透け感デニールでデートもいける！

黒のロンTに黒のプルオーバー、カバンも靴も黒でまとめあげています。
ポイントはなんといっても、透け感デニールの黒タイツです。

40～50デニールくらいのものをチョイスしましょう。
全身黒コーデではありますが、透け感デニールのタイツである為、肌色がチラ見えしており、女らしさも若々しさも出ています。

ボトムスはショートパンツがおすすめ。
はいてない！？と思わせる、デートにおすすめの全身黒コーデに仕上がります。

⑤：1割の白で春らしさをプラス

着慣れたカジュアルアイテムでまとめあげたこちらは、白をほんの少しちりばめて、暖かな春にピッタリなコーデになっています。
ゆるカジュアルを全面に出している中でも、足首の肌見せや、アップスタイルのうなじが女度のポイントです。

春のお花見デートにもつかえます。
大きめのクラッチバッグで、荷物が多くても大丈夫です。

⑥：シフォンスカートで季節を再現

春におすすめしたいアイテムと言えば、ふわっとしたシフォンスカートです。
歩く度に揺れるスカートは、女度があがる重要ポイントでしょう。

男性の支持も熱く、1枚持っていたいアイテムでもあります。
そしてタイツは履かず足元は肌見せを意識して、ショートブーツでまとめるのがおすすめです。

トップスはシンプルなものを選び、ぶりっこしすぎないように注意が必要です。
画像のように、キャラクターもののアイテムでも、全身黒コーデなら子供っぽくなりすぎずに着ることができます。

レディースの夏×全身黒コーデ

続いては夏の全身黒コーデです。
肌見せコントラストで、女度が自然とあがります。

①：コットンスカートで軽さを演出

トップスとスカートで異素材のものをチョイスしています。
そうすることで、コットン素材の軽さが一際アップ！全身黒コーデに軽さが生まれます。

ノースリーブでしっかり肌見せをしていますが、腕時計でのっぺりしすぎてしまうのを阻止しています。
足元のシルバーもポイントカラーになっているのと、アップのヘアスタイルが抜け感を演出できています。

大人の女性でも挑戦しやすい全身黒コーデです。

②：お呼ばれにもぴったり！

ちょっとしたパーティーにも着ていける、大人の全身黒コーデの紹介です。
パールのロングネックレスと、ピアスが高級感を演出してくれています。

スッキリまとめ上げたヘアスタイルも魅力的です。
ボブの場合は、耳かけにしてうなじを見せましょう。

ポイントは、Iラインを意識する事です。
余計なディテールは取り入れず、直線的なラインのみを意識して組み合わせることで、スッキリ感がうまれます。

③：レースが魅せる透け感がポイント

こちらはデートにおすすめの黒コーデです。
コットン素材のワンピースですが、上半身のレースが軽やかさを魅せてくれています。

女っぽさもアピールできる上、黒と白のコントラストが、女性特有の透明感を生んでます。
少し甘すぎな全身黒コーデでなので、甘めが苦手な人はアップのヘアにしたり、足元も黒でまとめてしまいましょう。

④：アイテム使いが命！な全身黒コーデ

どんなアイテムをプラスするかによって、全身黒コーデもここまで変化します。
右のワンピースだけでは野暮ったく、魔女のような印象も与えてしまいますが、上手に小物を選ぶと、左の写真のように魅力的な全身黒コーデになります。

ワンピースそのものもスリットがはいっていて、肌見せの抜け感がうまれています。
高級感のある小物で、大人の女性に着て貰いたい全身黒コーデです。

⑤：かわいさが溢れるハイウエストボトムス

甘×甘コーデで代表格のフリルや、ドットでまとめていますが、全身黒コーデのため、甘くなりすぎずにまとまっています。
普段は甘すぎて避けがちなアイテムも、全身黒コーデならチャレンジしやすいのも、魅力のポイントでしょう。

この場合、スカートではなくハイウエストのパンツにしているところがおしゃれ度アップにつながっています。
スタイルが良く見える上に、ウエストシェイプにより重苦しくなりません。

⑥：これぞ真夏の全身黒コーデ

ショートパンツにサンダル、レースの透け感を前面に押し出したトップスで、真夏もいける全身黒コーデです。
黒でまとめていても肌色の露出部分が多く、涼しさもあり、野暮ったくも見えません。

背中のレースやボトムスのフリルが甘さと女らしさも演出し、真夏の開放的な気持ちを演出してくれています。
カジュアルバッグにスニーカーをプラスして、甘辛ミックスコーデに変えてしまう事もできる1着です。

レディースの秋×全身黒コーデ

全身黒コーデが映えてくる季節の到来です。
思いっきり全身黒コーデを楽しみましょう。

①：これぞ王道全身黒コーデ

全てのアイテムが真っ黒なこちらは、上級者に挑戦してもらいたい全身黒コーデです。
ウールのベレー帽で季節感を取り入れ、温度調節で上着を脱いでも、全身黒コーデのかっこよさが残ります。

ポイントに赤いリップをオンして、個性派を上手に演出しましょう。

②：カジュアルに個性をプラス

ほとんどがカジュアルアイテムでまとめ上げられていますが、ボトムスから伸びるチュールレースが個性を演出してくれています。
こちらも我が道系の個性派におすすめな、全身黒コーデです。

チュールレースのボトムスではなく、黒デニムなどにすれば、全身黒コーデ初級者でも真似しやすいコーデになるでしょう。
トップスのロゴを白くすることにより、暗すぎるコーデになるのを阻止しています。

③：やっぱり素敵！女度あげる透け感デニール

秋冬アイテムに欠かせないスウェットを、タイトスカートでカジュアルコーデにしつつ、透け感デニールで一気に女らしさをプラスしています。
大きめトートで機能性も重視しながら、デートにも使えるデイリーユーズなコーデでしょう。

全身黒コーデは肌映えがしやすい為、野暮ったさや重たさを回避したいときは、透け感デニールが重宝します。
1つ持っていたい必須アイテムでしょう。

④：動きやすさ重視の全身黒コーデ

友人とのお出かけにおすすめな全身黒コーデがこちら。
ボーイッシュさを前面に出し、動きやすさなどの機能性もバツグンです。

Gジャンでをポイントに、ボトムスもブーツも異素材ですが、散らかりすぎてしまうようなアイテム合わせでも、全身黒コーデなら心配ご無用です。
もっとおしゃれ感を上げたい人は、ヘアアレンジでうなじを魅せ、パンプスをオンするだけで激変できるコーデです。

⑤：これぞ女の色気！ニーハイブーツ！

メンズに魅せたいお色気コーデがこちら。
タイトなロンTとスカートに、ニーハイブーツが登場です。

タイトスカートも革なので、ヒップラインがキレイに見えています。
浅めのUネックもポイントで、後ろ姿が美しく演出できています。

そしてなんといってもニーハイブーツが重要ポイントでしょう。
太ももの白さややわらかさが、ニーハイブーツにより最大限に活かされています。

男性の気持ちをよくわかっている、お色気全身黒コーデでしょう。

⑥：どんな場面でも使えるシンプルアイテム

ニットトップスにニットスカートを上手に組み合わせているスタイルです。
同じ素材でも編み方が違うので、のっぺりしすぎず、柔らかな女性らしさも演出できています。

セットアップのようなまとまり感があり、カジュアルに見えつつも、ボトムスの丈感で女度もでています。

レディースの冬×全身黒コーデ

冬の全身黒コーデのポイントは、重ね着です！
ディテールを大切にしてみましょう。

①：重さは素材で演出できる！

ロングコートにロングスカート、黒タイツにベレー帽という、重くなりすぎてしまうようなアイテムの組み合わせですが、素材を上手く合わせることにより、野暮ったさを阻止しています。
また、ロングコートの袖の丸いフォルムや、スカートについているチュールで女っぽさもプラスし、赤いリップでトレンドも取り入れています。

カバンもハードになりすぎないよう、カジュアルなものをチョイスしているのもポイントです。

②：これぞ全身黒コーデ

重いコートにボトムスで、かっこよくまとめている全身黒コーデです。
中に何を着るか考えなくても、コートそのものがメインなので、簡単に全身黒コーデができあがります。

コートがゆったりとしているので、ボトムスはタイトなものを選びましょう。
ブーツもショート丈にし、スッキリしたフォルムにするのが重要です。

③：いつでも誰でも楽しめるコーデ

少しスポーティーな要素を取り入れたコーデですが、オーバーサイズのトップスが女性の可愛らしさを演出しています。
もこもこしているのもポイントでしょう。

シンプルなスキニーで下半身はスッキリとまとめています。
白が多めのスニーカーで、抜け感も忘れずにプラスしましょう。

④：ディテールがポイント！

上級者向けの全身黒コーデを紹介しましょう。
全て黒アイテム、ヘアもダウンスタイル、ボリュームのある服のチョイス、なのに重たさも野暮ったさも感じません。

これは、アイテムのバランスを上手に考えて組み合わせているからです。
コートショート丈、スカートはとろみ感のあるものをチョイスし、ポイントはカバンにおいています。

全て素材感が異なるものを選び、丈感をしっかり計算すると、このようにキレイめな全身黒コーデがしあがるのです。

⑤：スッキリまとめたい人におすすめ

冬の全身黒コーデは重くなりがちで嫌、そんな風に思う方におすすめなのがこちらです。
トップスとボトムスをよりタイトな物にする事で、全体的にスッキリとまとめる事が可能です。

コートはボリュームがあるものの、Iライン寄りの作りになっています。
カバンも直線的なフォルムの革素材で、よりシャープな印象を作ることができます。

⑥：挑戦しやすい冬の全身黒コーデ

最後に紹介するのが、初心者でも挑戦しやすい全身黒コーデです。
ゆったりしたニットトップスにスキニーをプラスし、ロングブーツをインしています。

上半身にボリュームを持ってきつつ、足元をすっきり見せることにより、軽さが生まれています。
そして、最大のポイントがダッフルコートです。

肩掛けで羽織ればおしゃれ感もアップ！しっかり防寒もできるので、おすすめです。

全身黒コーデは素材感とバランスを大切に！

難しいカラーコーディネートの必要が無いので、気軽にチャレンジできるのが全身黒コーデのいいところです。
また、黒アイテムはどんなお店でも販売しているので、手に入りやすくもあります。

気をつけるべきところは、重たくなりすぎないようにすること、暑苦しくなりすぎないようにすることです。
季節感を感じられるように、小物などで調節しましょう。

いつもと違うコーディネートしてみたい、そう思ったら、ぜひ全身黒コーデにチャレンジしてみましょう。
抜け感、ディテールに気をつければ、誰でも簡単に楽しめますよ！