指輪が外れない時の対処法・役立ちアイテム&指のむくみをとるマッサージ
長年付け続けていた結婚指輪やペアリングがいざという時外れなくなってしまった。 朝出かけるときはなんともなかったのに、夜帰ってきたら外れなくなってしまった。 お店でかわいい指輪を見つけて試着してみたら、外れなくなってしまった。 女性なら一度は焦って取り乱した経験があるでしょう。 今回は指輪が外れないときの対処法や身近な物で外れるようになる方法などをご紹介していきます。
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指輪が外れない…むくみが原因?
指輪が外れない理由は手や指のむくみが原因となっていることが多いです。むくみの原因とされるのは以下の通りです。
- アルコールの摂取
- 水分、塩分の過剰摂取
- 冷え
以上が主なむくみの原因とされていますが、女性の場合はホルモンバランスの変化によって必然的にむくみやすくなる時期がやってきます。これが男性より女性の方がむくみやすいと言われる理由です。
仕事・家事・育児などで疲れが溜まっているときも注意しましょう。年齢や出産によってホルモンバランスが大きく変わってくるので、むくみやすくなることがあります。
また、自分の指に合ったサイズより指輪小さめの指輪をつけることによって、血行不良となりむくみを誘発してしまうケースがあります。購入時は手の状態がよくても、いざつけるときにむくんでいることもよくあることです。
指輪が外れないことを避けるためにも無理矢理指輪をつけず、むくみをしっかり取ってからつけるといいでしょう。
指輪が外れないときに役立つアイテム
一度つけることのできた指輪ならよっぽどのことがない限り、絶対に外すことができます。外れない、どうしようと焦らずにまずは深呼吸をしてリラックスしましょう。
そして誰でも身近にある3つのアイテムさえあれば、指輪を簡単に外すことができます。外れない指輪はありません。
まずは焦らずゆっくり下記のアイテムを準備してみましょう。
アイテム①:ハンドクリーム
ハンドクリームやボディオイルなどを塗って指輪の滑りをよくすることによって、外れない指輪を外すことができます。クリームであればなんでも使用することができますが、固めのクリームより柔らかいタイプのクリームの方が外しやすいのでオススメです。
アイテム②:石鹸・ハンドソープ
ハンドクリームと原理は似ていますが、石鹸やハンドソープの泡を利用して外れない指輪を外すことができます。石鹸などの場合は泡の密度が濃いタイプの石鹸の方がより外しやすいのでオススメです。
アイテム③:糸
クリーム・石鹸を試した人も多いでしょう。しかし最も簡単に外すことができるのが糸です。使用方法が後ほど詳しくご説明しますが、細くて丈夫な糸を用意しましょう。
タコ糸や靴紐、新聞などを束ねるビニール糸がオススメです。ただし使用する際には、指や指輪を傷つける恐れがあるので十分に注意して使用しましょう。
指輪が外れないときの対処法
では、指輪が外れないときの対処法をみていきましょう。
- 指のむくみを解消してあげる
- クリームやオイルで滑りやすくする
- 石鹸の泡で滑りやすくする
- 糸を使って外す
それでは、指輪が外れないときの対処法を、それぞれ詳しくみていきます。
対処法①:指のむくみを解消してあげる
まずは指輪が外れない原因であるむくみを解消してあげることが必要です。心臓より手を上に挙げることによって、むくみが一時的に解消され外れない指輪が抜けることがあります。
また手を後ろに回した状態で指輪を外すと、外れない指輪も簡単に抜けることがあります。それでも指輪が外れない場合は、下記の方法で指先をマッサージしてみましょう。
グーパー運動
両手をじゃんけんのグー、パーのように閉じたり開いたりします。これを何度か繰り返しているうちに、手の血流が促進されむくみが解消されます。
むくみやすい人は常日頃からグーパー運動をしているとむくみを予防することができます。冷え性の人にもおすすめです。
ツボ押し
親指と人差し指の付け根の間に少しくぼんでいる部分がありますが、ここには合谷(ごうこく)と呼ばれるツボがあります。
合谷をゆっくり10秒程押し続け、離す…を何度か繰り返します。合谷を押すことでリンパを刺激して、血流を促進させる効果があるので、むくみ解消に効果があります。
あまり強く押しすぎると、手を痛めることがあるので気持ちいいと感じる程度の強さで押してください。
対処法②:クリームやオイルで滑りやすくする
ハンドクリームやボディオイルを指にたっぷりと塗ります。指輪と指の間にも忘れずにたっぷりと塗っておきましょう。
そのまま手で指輪を触ってしまうと滑って外しにくくなってしまうので、乾いているタオルなどで指輪を少しずつずらしていきましょう。早く外したい気持ちは分かりますが、焦らずゆっくり指輪をずらしていくことを忘れずに。
指輪の形状によっては力任せに引っ張ることで歪みが生じる場合もありますので、注意が必要です。
なかなか1人じゃ難しい場合は誰かに手伝ってもらうといいでしょう。その際は指輪がついている下の皮膚を引っ張っておくと、より外しやすくなります。
対処法③:石鹸の泡で滑りやすくする
既に試している方もいるかもしれませんが、石鹸やハンドソープなどの泡を使って指輪を滑りやすくします。食器用洗剤や洗眼、ボディソープなどでも代用できます。
指輪と指の間にしっかり泡をなじませ、ゆっくり指輪をずらしていきましょう。なかなか外れないと思いきや、一気に外れてしまうことがあるので、指輪が飛んでいかないように注意が必要です。
対処法④:糸を使って外す
上の3つの方法でも指輪が外れない場合、糸を使って外すことをオススメします。
まず手首側から指と指輪の間に糸を通します。指輪の下から垂れている糸が外れないように気をつけながら、通した糸を第一関節辺りまで指に巻きつけていきます。
巻きつける際には指がうっ血するのでないかというくらい、きつく巻き付けてください。巻き付けることによって指が圧迫され細くなります。
巻き付けた糸をしっかりと固定したら、巻き付けた糸にオリーブオイルや油を垂らしゆっくり指輪をずらしていきます。ボディオイルやクリームで代用することも可能です。
指を締め付けることによって、指にはダメージを与えてしまっているので、手早く外すようにしましょう。またオリーブオイルを垂らしていても指輪が傷つく恐れがあるので、承知の上で試すことをオススメします。
本当に指輪が外れない…病院は何科にいけばいい?
ご紹介した方法でどうしても指輪が外れない場合は、
- 病院
- 消防署
- 宝石店
上記の場所で指輪を切断してもらいましょう。絶対にやってはいけないのは、自分で指輪を切断しようとすることです。
素人が切断することで指を傷つけてしまい、指輪が外れないどころではなくなってしまいます。それだけはやらないように注意してください。
病院の場合は、救急外来に連絡しリングカッターがあるか先に確認しましょう。搬送されてきた患者さんの指輪を切断するために、リングカッターを常設している病院も多くあります。
意外と知られていないのが、消防署です。消防署には年間数百人という人が指輪が外れないと切断しに来る人がいます。
病院よりもすんなり切断してもらうことができるでしょう。
切断した指輪を修理に出したいと考えている方は、宝石店やジュエリーショップで切断してもらうのがオススメです。切断した指輪を直すことは思っている以上に簡単なので、諦めないで相談するといいでしょう。
焦らずリラックスして外してみよう
長年つけ続けている指輪は、どうしてもゆがみが生じてきてしまいます。ジュエリーショップなどでメンテナンスやサイズ直ししてもらうことで、指輪が外れない!なんてことを防ぐことができるのでオススメです。
もう2度と指輪が外れないのではないか…と不安になる気持ちはとても分かりますが、とにかく焦らずリラックスして指輪を外してみましょう。
イライラしてしまう場合は、1日置いて次の日試してみるのもいいでしょう。外れない指輪も案外スポッと抜けてしまうことがありますよ。
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