優しすぎる人の特徴と心理!&優しすぎる彼氏の性格を改善する方法もご紹介!
「優しい人」はいい意味で使われることの多い言い方ですが、「優しすぎる人」はしばしば悪い意味で使われます。 しかし、意外と優しすぎる人自身は、その境界をわかっていないことが多いのです。 過ぎたるは猶及ばざるが如し。 優しすぎる人の詳細と改善方法について分析していきます。
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優しすぎる人の特徴
では、優しすぎる人にはどのような特徴があるのでしょう。
- 人の悲しむ顔を見たくない
- 自己犠牲の精神が強い
- 嫌われるのが怖い
- 自分に自信がない
- 細かいことが気にならない
- 気遣い屋
- 自分の言動への後悔が多い
- 人間関係で苦労した経験がある
- 臆病
- 流されやすい
続いて、それぞれの特徴を詳しくみていきます。
特徴①:人の悲しむ顔を見たくない
人の悲しむ顔を見たくないと言う気持ちは多くの人が持つものですが、優しすぎる人は、その傾向が特に強いです。
そのため、些細なことでも相手を悲しませるのではないかと思って、言動が慎重になります。
その結果、優しい人を超えて優しすぎる人となるのです。
自分のせいで誰かが悲しむことに非常に敏感であると言うこともできます。
特徴②:自己犠牲の精神が強い
優しすぎる人は、自分さえ我慢すればという自己犠牲の精神を非常に強く持っています。
自分が我慢することで丸く収まるのならいくらでも我慢すると言う考え方をします。
その結果、誰もしたがらないことを進んで引き受けますし、頼まれたら断ることもしません。
それがその人なりの処世術ということもできますが、優しすぎる人と考えらえてしまう要因の一つでもあります。
特徴③:嫌われるのが怖い
誰かに嫌われることを極端に恐れるというのも、優しすぎる人の特徴の一つです。
断ったり誰かに頼み事をしたりすることで嫌われてしまうのではないかと思うあまり、なんでも引き受けたりどんな時でもニコニコしたり起こることができなかったりするのです。
確かに嫌われることはありませんが、優しい人と言うよりも優しすぎる人として、周りから心配される人も少なくありません。
特徴④:自分に自信がない
優しすぎる人は、頼まれたら断れない、怒れない、いつもニコニコしているということのほかに、自分の意見を言えない傾向もあります。
それは、自分に自信がないからです。
自分の意見を言ったところで耳を傾けてもらえるのだろうか、自分の意見を聞いてもらう価値はあるのだろうかなどと考える結果、何も言えなくなってしまうのです。
優しすぎる人が、意見がないわけではないのに意見を言えない背景には。こうした特徴があるのです。
特徴⑤:細かいことが気にならない
優しすぎる人はあまり怒らず、多くのことを許せてしまいます。
それは、他の人ならイラっとしたり不快になったりすることが特に気にならないからということもできます。
周りは何故怒らないの?優しすぎる!と思いますが、本人からするとむしろ、別に怒ったり不快に思ったりするほどのことでもないということがあります。
細かいことでイラっとするなどということがないのです。
特徴⑥:気遣い屋
優しすぎる人は、過剰なまでに空気を読みますし、周りの人に対して気を遣います。
視野が広く、周りの人のことを考えることが癖づいているので、すぐにいろいろなことに気がつくのです。
逆にいうと常に周りの人の顔色を伺っているように見えることもありますが、こうした気遣い屋な一面は、多くの人に感謝される一面でもあります。
特徴⑦:自分の言動への後悔が多い
さっきあんなことを言ったけれど嫌な気持ちにさせたかな、あの時どうしてこうしなかったんだろう、など、後になって自分の言動を公開することは誰にでもあります。
しかし、優しすぎる人は特にその回数が多いです。
自分の言動が相手にどう取られたか、その場にどのような影響を与えたかが非常に気になるのです。
客観的に自分を見ることができるということもできます。
特徴⑧:人間関係で苦労した経験がある
人間関係で苦労した経験から、人と関わることに臆病になっている可能性もあります。
何気なく言った一言で相手と揉め事になったり、人と深く関わる中で傷ついたりすると、それ以降人と関わることに慎重になるのは自然なことです。
トラブルを起こさないように、自分も相手も傷つかないようにということを非常に気にするために、優しすぎる人と考えられるのです。
特徴⑨:臆病
根本的に臆病であるという特徴も、優しすぎる人に見られます。
臆病であるがゆえに強気に出ることができず、常に弱気に見られることもあります。
こうした特徴から、非常に平和主義であると捉えられることもできます。
優しすぎる人の中には、このようにもともと臆病な性格である人もいるのです。
特徴⑩:流されやすい
優しすぎる人は周りの人に対して反論することもあまりありませんし、譲り合いが必要な場面では率先して相手に譲ります。
周りの人はそれを見て優しすぎると感じるのですが、実際は流されやすい性格であるということがあります。
流されやすく、自分の考えや意見に固執しないため、相手の言い分が通っても不満には感じないのです。
優しすぎる人の心理
では、優しすぎる人の心理をみていきましょう。
- 面倒ごとを避けたい
- 優しさこそが取り柄だと思っている
- 嫌われたくない
続いて、それぞれの心理について詳しくみていきます。
心理①:面倒ごとを避けたい
人間関係というものは、非常に難しいものです。
いくら良好な関係を保ちたいと思っていても、意見が相違すればなんとなく気まずい雰囲気になることもありますし、時にはトラブルになることもあります。
しかし優しすぎる人は、そうした面倒ごとを少しでも避けたいと考えているのです。
面倒ごとになるのが嫌だから、優しすぎる人になって、相手を刺激しないようにするのです。
心理②:優しさこそが取り柄だと思っている
優しすぎる人は、周りから優しいと言われても謙遜してそれを否定することが多いです。
しかし実際には自分が優しいことを多少なりとも自覚していて、それこそが自分の取り柄だと思っている傾向にあります。
自分の取り柄は優しさだから、そこを出していかなくては、と考えるあまり、優しくいることを最優先してしまい、結果的に優しすぎる人になるのです。
心理③:嫌われたくない
周りの人に嫌われたくないと考える人は多くいますが、優しすぎる人は特にその心理が強いです。
周りの人から見ると異常なほどに、嫌われることを嫌がる人もいます。
周りの人と円滑な関係を築きたい、平和に生きていきたいという考えから、嫌われたくないという心理が強まるのです。
優しすぎる人がモテない理由
では、優しすぎる人がモテない理由をみていきましょう。
- いい人止まり
- つまらない
- 頼り甲斐がない
- 何を考えているかわからない
続いて、優しすぎる人がモテない理由を、それぞれ詳しくみていきます。
理由①:いい人止まり
好きなタイプとして優しい人は非常によく挙げられるポイントですが、優しすぎる人はモテないことが多いです。
優しすぎるあまり、いい人止まりになってしまうのです。
優しいけれどドキドキに欠ける、と思われることが多いからです。
また、優しすぎると異性に思えず、同性の友人と同じように考えられる可能性も多くなります。
友人として大切にしたい人、安心感のある人というポジションに落ち着いてしまうのです。
理由②:つまらない
友人関係は楽しいという感情や信頼感という部分が大切になりますが、恋愛においてはドキドキも非常に大切です。
また、恋愛ならではの駆け引きや恋煩いなども恋の醍醐味ということができます。
しかし、優しすぎる人が相手だと、駆け引きをしても響いているようには見えませんし、相手から駆け引きをしてくることもありません。
安心感が強すぎてドキドキも生まれにくくなります。
恋愛という観点から見ると物足りない、つまらないと思われてしまうのです。
理由③:頼り甲斐がない
優しすぎる人は信頼できますし安心感もありますし、癒されます。
しかし、頼りになるか、男らしい頼り甲斐があるかと考えると、話は違ってきます。
恋愛においてはやはり、困った時に相手に頼れるか、という点も大切です。
優しすぎる人は頼り甲斐という点において少し物足りなさがあるため、恋愛対象になりにくいのです。
理由④:何を考えているかわからない
優しすぎる人は何を考えているのかわからないと言われることが多いです。
誰にでも優しく、どんな時も周りの人を優先してくれていますが、その分その人の本心が見えにくくなるのです。
そのため、優しいけれど本当はどんな人なのだろうと思われてしまい、恋愛対象になるまでにならないことが多いです。
優しすぎる人に向いてる仕事
では、優しすぎる人に向いてる仕事をみていきましょう。
- 介護士
- ペットショップ店員
- 引越し屋
続いて、優しすぎる人に向いてる仕事を、それぞれ詳しくみていきます。
向いてる仕事①:介護士
介護士の仕事はやりがいがある一方で、非常に大変な仕事でもあります。
しかし、相手が人であるため、どんなに疲れていてもストレスが溜まっていても、それをあからさまに態度に出して仕事をするわけにはいきません。
どんなに疲れていても周りの人のことを考え、献身的になれる優しすぎる人の、その忍耐強さ、優しさが非常に生かされる仕事であるということふができます。
向いてる仕事②:ペットショップ店員
ペットショップ店員も優しすぎる人に向いている仕事です。
優しすぎる人は動物に対しても非常に優しいため、周りの人が気づかないことにも気づいて、動物と信頼関係を築くことができます。
また、そんな動物を求めにきたお客さんにもその動物の魅力を非常にうまく伝えることができるので、この仕事は優しすぎる人にぴったりなのです。
向いてる仕事③:引越し屋
引っ越しは重労働です。
しかし、お客さんの大切な荷物を扱う以上、丁寧さも求められます。
これはお客さんの大切なものだから、これを雑に扱うとお客さんが悲しむから、という考え方ができる優しすぎる人は、人の大切なものを扱う引越し屋に最適なのです。
また、引っ越しは人にとって大きなイベントであることも多いです。
実家からの独り立ち、新たな場所でもスタート、心機一転、飛躍…そんな人生の転機に立ち会えることに、優しすぎる人は非常にやりがいを感じます。
引っ越し作業が終わった後お礼を言われると、この人の転機を応援できた、助けられたと感じられて、非常に幸せな気持ちになることができます。
自分が優しすぎる人かどうかチェックしてみよう
では、自分が優しすぎる人かどうかチェックしていきましょう。
以下の点に当てはまれば、優しすぎる人だということができます。
診断①:断ることが苦手
断ることが苦手な人は、優しすぎる人と考えられます。
多くの人は、自分のやりたくないことや無理だと思うことは断ります。
たくさんの人に断られてもう誰にも頼めない、そんな頼みすらあっさり引き受けてくれる人は、優しすぎる人に違いありません。
確かに断れなくて引き受けてしまうけれど、実際は嫌だと思っている、だから優しすぎるとは言えない、と思うかもしれませんが、周りから見ると間違いなく優しすぎる人なのです。
診断②:無難に生きていきたい
争いが嫌い、波風立てるのも嫌い、無難に普通にいきていきたい、そんな気持ちを持っている人も、優しすぎる人の素質があります。
無難に生きていきたい人は、人間関係においてもとにかく波を立てないように意識します。
その結果、優しい人を超えて優しすぎる人になるのです。
診断③:怒りの感情が乏しい
優しすぎる人はあまり怒りません。
怒りを抑えることに長けているというよりは、そもそも怒りの感情が乏しい傾向にあるのです。
そのため、抑えるまでもなく怒りの感情が湧いてくることが少ないのです。
その結果、どんなことが起こっても基本的に怒らない傾向にあり、それが、穏やかで心の広い、優しすぎる人だと考えられるのです。
診断④:人間関係においては緩衝材的存在
気がつくと人間関係において緩衝材的存在になっているという人も、優しすぎる人ということができます。
緩衝材的な役割は、周りのことがフラットに見えていて、対立する双方に寄り添えて、感情的にならない人でないと果たすことができません。
そんな役割を担うことができる人は、優しすぎる人なのです。
診断⑤:ないがしろにされやすい
周りの人にいつも優しくしているし、よくありがとうと言われるし、何も嫌われることはしていないはずなのに、なぜか人間関係の中でないがしろにされている、後回しにされている気がする、という人は、周りから優しすぎる人だと思われています。
優しすぎるから、多少ないがしろにしても後回しにしても絶対に怒らない、だから他の怒りそうな人を優先しよう、と周りは考えるのです。
周りに優しくすればするほど自分自身も周りに大切にしてもらえるというわけではない、ということに悩んでいる人は、優しすぎる人なのです。
「優しすぎる人」と言われる...優しすぎる性格を直す方法
では、優しすぎる性格を直す方法をみていきましょう。
- 無理をしない
- 自分の感情を見つめる
- 自分を優先する
続いて、優しすぎる性格を直す方法を、それぞれ詳しくみていきます。
方法①:無理をしない
自分の嫌なことを断るのは、優しすぎる人にはまだハードルが高いですし、優しいということは長所なのに無理に嫌なことを断る術を身につける必要もありません。
ただ、無理なことを断る術は身につけるべきですし、それこそが優しすぎる人を脱却する重要な一歩になります。
無理なことを断っても、悪く思われることはありません。
なぜ無理なのかをきちんと説明すれば、相手も納得してくれますし、それで人間関係にヒビが入ることもありません。
方法②:自分の感情を見つめる
優しすぎる人は、周りの人に合わせて自分を抑えることが習慣化した結果、自分でも自分はどうしたいのか、何を思っているのかわからなくなっていることがあります。
何を食べたいか聞かれても、なんでもいいから周りの人に合わせるよと言ってしまう、どこにいきたいか聞かれても、どこでもいいから周りの人に合わせようと考えてしまう。
その、「なんてもいい」「どこでもいい」を、それで片付けてしまわずに、何がいいのか、どこがいいのか、考えてみましょう。
方法③:自分を優先する
優しすぎる人は、周りの人を優先するあまり自分のことを優先することに慣れていません。
確かに、周りの人を優先することは大切ですし、立派なことです。
しかし、自分の人生の主人公は自分です。
周りに主人公を譲ってしまってはなんの意味もありません。
自分のことをもっと優先することをしてみましょう。
彼氏が優しすぎて不安になる理由とは?
彼氏の優しいところが大好き、でも優しすぎて不安になるという悩みを持っている人は少なくないでしょう。
優しいことはいいことなのに、優しすぎることに不安を覚える理由として、誰にでも優しくて断りきれない性格があります。
断りきれないから、彼氏を狙って相談を持ちかけようとする女性のお誘いも断りきれずに乗ってしまう、そのまま彼氏を取られてしまうのでは?という不安を付きまとうのです。
また、優しすぎるから一緒にいてくれているけれど、本当は自分に愛想をつかしているのでは?別れたいと思っているけれど優しすぎて切り出せずにいるのでは?という不安を抱えることもあります。
優しすぎる彼氏の性格を改善する方法
では、優しすぎる彼氏の性格を改善する方法をみていきましょう。
- 本心を聞き出すことを習慣化する
- 代わりに断ってあげる
- 優しすぎることをはっきりと言う
続いて、優しすぎる彼氏の性格を改善する方法を、それぞれ詳しくみていきます。
方法①:本心を聞き出すことを習慣化する
優しすぎる彼氏は彼女を優先します。
なんでもいいから好きなお店選びなよ、どこでもいいからいきたいところ選びなよ、と言ってくれます。
そんな性格を改善するために、あなたはなにがいいの?どこがいいの?と、なんでもいいという彼氏の本心を聞き出しましょう。
初めは、そもそも希望がないかもしれません。
しかし、そこを突き詰めていくことを繰り返すと、だんだんと優しすぎる彼氏が、今日はここにいきたい、今日はこれがいい、と希望を言ってくるようになります。
方法②:代わりに断ってあげる
断りきれずに困っている彼氏の代わりに断るということも一つの手です。
彼氏は、断ることで人間関係に響くのでは、相手に迷惑がかかるのでは、と考えて断れません。
しかし、どうしても断れないような重大な依頼でもない限り、基本的に断ることはそこまで怖いことではありません。
代わりに断ってあげることで、案外人間関係に響かないのだな、意外と平気なのだなと分かれば、彼氏も次から断りやすくなります。
方法③:優しすぎることをはっきりと言う
優しすぎる彼氏は、そんな優しい部分があるから彼女は自分を好きでいてくれていると考えていることが多いです。
優しくなければいけないと思っている部分もあります。
しかし、優しすぎる性格を改善したいなら、優しすぎることは必ずしもいいことではないと言ってあげましょう。
そうすることで、彼氏も優しさには加減が必要と感じて、優しすぎる人から脱却してくれます。
優しすぎる人にはスパイスを
優しいことは非常にいいことですし、素敵な長所です。
しかし、優しいという性格が自分自身を苦しめていることがあります。
優しいという性格は本来周りの人をハッピーにするものですが、周りの人をハッピーにするのと引き換えに自分自身が苦しむのでは意味がありません。
自分も周りもハッピーになれる優しさこそが、本当に素敵な優しさです。
優しすぎる人は、もっと自分の心に耳を傾けてみましょう。
優しい性格にもう少しスパイスが加われば、もっと毎日が楽しくなりますし、新たな自分に出会うことができます。
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