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【診断】あなたは気にしすぎ症候群?

気にしすぎ症候群な女性

では、気にしすぎ症候群か診断する項目を7つ紹介します。

気にしすぎ症候群診断①:道行く人が笑っていたら

外出中、笑っている人が目に付いたとき、あなたはどのように感じますか?
何か楽しいことがあったのかな、と思う程度で特に何も気にならないようなら正常です。

もし、「私のことを笑ってるのかな」などと感じて気分が悪くなるようなら気にしすぎ症候群かもしれません。
気にしすぎ症候群の人は、周囲にいる全ての人が自分のことを悪く見ていたり噂をしているように感じてしまうことも多いようです。

少し目線が合っただけで睨まれたと感じてしまったり、たまたま自分のほうを向いて笑っている人がいたら自分のことを馬鹿にされていると感じてしまう人は要注意
人生が辛いものに感じてしまい、外出するのも困難になってしまう可能性があります。

気にしすぎ症候群診断②:失敗を引きずる

ちょっとしたミスをいつまでも引きずり、まるで人生の終わりであるかのように落ち込んでしまうのも気にしすぎ症候群の特徴です。
普通の人がまあいいやと気にしないで忘れてしまうようなことを、いつまでも後悔してしまうことはありませんか?

頭では些細なことだとわかってはいても、ふとしたときに思い出されては心が痛くなったり逃げ出したくなるような衝動に駆られる人も気にしすぎ症候群といえるでしょう。
気にしない人は、ちょっとした失敗なら1つの経験として考え、しばらくすると忘れてしまいます。

もし自分が失敗したときに、そのときは激しく落ち込んだり後悔をしてしまっても比較的立ち直りが早いという自覚があるなら気にしすぎ症候群ではない可能性が高いです。
また、気にしすぎ症候群の人は自分の失敗に対して激しく引きずりますが、他人の失敗はそこまで気にならない傾向にあり、いわゆる自分に厳しいタイプは気にしすぎ症候群になりやすいので気をつけてください。

気にしすぎ症候群診断③:物事の選択基準

進学先や就職先、住むところや洋服など……どのような選択基準で選んでいるでしょうか?
人に良く思われたい、馬鹿にされたくないという基準で様々なことを選択してきた人は気にしすぎ症候群かもしれません。

特に何も気にしない人なら、自分のやりたい事や気に入った物件、デザインなどを重視して物事を決めていきますよね。
しかし、気にしすぎ症候群だと自分の欲や意思よりも先に「人からどう思われるか」を最優先して考えてしまうのです。

小さい頃から自分の気持ちよりも親や親戚からの評判を気にして生きてきた場合、人目を気にすることが癖になっていることも考えられます。
何をするにも物事の判断基準が他人目線で自分の欲が分からない状態なら、自分が気にしすぎ症候群であることを疑いましょう。

気にしすぎ症候群診断④:緊張しやすい?

会議や発表会、宴会の出し物などで緊張しやすい人と全く緊張しない人がいますよね。
人前に出ると緊張して汗が噴出したり、足が震えたりしてしまう自覚のある人は気にしすぎ症候群であることが考えられます。

緊張というは、自分を出来る限り良く見せたいという欲からくるもの。
失敗して人から笑われることを恐れたり、人から変に思われるのではないかと激しく人目を気にしているのです。

緊張しない人は、人からどう思われてもあまり気にしないか、自信がある人。
気にしすぎ症候群な人は、たとえとても自信があることだとしても緊張してしまいます

気にしすぎ症候群診断⑤:SNSに投稿するとき

SNSに投稿するとき、特に何の抵抗もなく投稿したいと思った写真や文章を載せられますか?
多くの人に見られるものなので、気にしすぎ症候群ではない人でも出来るだけ上手く取れた写真を選択し、意識して投稿するのは当たり前。

もし、写真や文章などを何度も見返しながら他人が見たら不快なのではないか、馬鹿にされるのではないかなど考えてしまうことはありませんか?
最終的に投稿ボタンを押せないことが多い人は、自分が気にしすぎ症候群であることを疑いましょう。

その写真を見ることで、自分のいないところで他人に馬鹿にされるかもしれないなどと考え始めたら、気にしすぎ症候群である可能性が高いです。

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気にしすぎ症候群診断⑥:人といると疲れる

友達や恋人と遊ぶとき、心から楽しめているでしょうか?
自分が楽しむよりも、「友達が楽しめていないかもしれない」と不安になってしまったり、「彼氏と自分がつりあっていないと人から思われているかもしれない」と考えてしまう人は気にしすぎ症候群。

たとえ大好きな人だとしても、人と一緒にいると疲れてしまって、一人になったときにほっとするという人も知らず知らずのうちに気にしすぎ症候群になっているかもしれません。
本来は、友達と遊ぶことでリフレッシュできて活力が沸いてきたり、彼氏と会うことで癒されるものなのです。

気にしすぎ症候群診断⑦:何もかも自分のせいのように思える

自分が関係ないところで起きた出来事に関して、何もかも自分のせいのように思ってしまうことはありませんか?
気にしすぎ症候群の人は、自分が全く関係ないことでも「あの時もっとこうしておけば……」と自分を責めてしまうことがあるようです。

例えば、恋人に浮気されたら普通の感覚なら恋人が100%悪いと考えます。
しかし気にしすぎ症候群のひとは、浮気される自分の原因があったのではないかと考えてしまうのです。

何もかも自分のせいだと思ってしまうので、必要以上に人に謝ってしまうことも多く、人からオドオドしていると思われがち。
常に自分の非を認める姿勢は悪いことではありませんが、いつも自分で自分のことばかり責めてしまう気にしすぎ症候群の人は、いずれ精神に支障をきたしてしまいます。

気にしすぎる人はめんどくさい?

気にしすぎでめんどくさい女性

気にしすぎる人は常に周囲の顔色を伺ってオドオドしていたり、場合によっては被害妄想が強い人もいるのでめんどくさいと思われる可能性は高いです。
表面は取り繕えても、ふとした表情やしぐさで気にしすぎていることに気付かれてしまいます。

気にしてくれている優しさも伝わりますが、それ以上に自分の言動にいちいちビクビクしていたり、顔色を気にして何も意見を言ってこないなら一緒にいてもつまらないですよね。
あまり気にしない人にとっては、気にしすぎる人はめんどくさい存在。

気にされる方からしたら、何も思っていないのに変に勘繰られたり、友好的に接しているのにビクビクされたり……一緒にいて良い気分にはならないのです。
めんどくさいタイプの気にしすぎる人は、次第に友達や恋人からも距離を置かれてしまうでしょう。

気にしすぎてしまう原因

気にしすぎる性格の原因

では、気にしすぎてしまう原因をみていきましょう。

  1. 完璧主義者
  2. 自尊心が低い
  3. いじめられた経験

続いて、気にしすぎてしまう原因を、それぞれ詳しくみていきます。

原因①:完璧主義者

気にしすぎる性格の人には完璧主義者が多く、自己満足のためだけでなく周囲の人からの評価も得たいという欲が強い傾向にあります。
他人から注目されていると思い込んでいる自意識過剰さも相まって、少しでもミスをするとこの上ないほど落ち込んでしまうのです。

幼少期常に親から完璧であることを求められ、優等生として成績優秀であったタイプに多く、常にテストで100点を取らないと怒られるような環境で育つと完璧主義者になってしまいます。
基本的には成功することが多く、勉強でも仕事でも優秀な成績を誇り他者からの信頼度も高いので、余計に自分は完璧でなければ自分でないと思ってしまうのです。

常識的で道から外れることを嫌い、自分がしたいことよりも一般的に良いとされることを進んで選択していく完璧主義者。
そのために、周囲の目線や他人の評価ばかりを気にしすぎてしまうのです。

原因②:自尊心が低い

自分に自信がなく、自尊心が過剰に低い人も気にしすぎる性格になってしまいます。
自分に自信がないために自分は間違っているのではないか、おかしいのではないかと常に周囲の目線を気にしているのでオドオドしがちです。

これもやはり幼少期に十分に親からの愛情を受けられなかったり、親が冗談でも子供のことを卑下しながら育てるような環境だと自尊心が低くなってしまいます。
祝福されて生まれてきた、生きているだけで幸せという価値観が育まれず、自分はダメな人間なのだと思ってしまうのです。

一生懸命何かに取り組んでも根底に「自分はダメな人間」と意識に刻み込まれているので、自分が正しいかどうか自分で判断ができません。
自尊心が低く自分が嫌いなので、自分の意志よりも他者の評価の方が完全に正しいと思い込んでいるため、周囲の反応を気にしすぎてしまうのです。

原因③:いじめられた経験

いじめられた辛い経験がある人も、気にしすぎる性格になってしまいます。
二度と過去に経験した辛い状況に陥りたくないため、周囲を気にしすぎるほど気にかけて自分を守っているのです。

いじめの対象になってしまうと、意外と誰も助けてくれないということに気付かされます。
自分を守れるのは最終的に自分しかいないということをよくわかっているので、気にしすぎてしまうのは一種の自己防衛

学生時代だけでなく、社会人になってからもいじめは常に存在するので、大人になってから気にしすぎる性格になってしまう人もいます。
いじめや悪口の対象にならないために常に他者の顔色を伺ったり、中心人物側について話を合わせるのが癖になってしまっているのです。

気にしすぎる性格は人間関係に疲れやすい?

気にしすぎで人間関係に疲れた女性

気にしすぎる人は常に相手の顔色を伺い、自分の意見は抑えて周りの人に合わせることが多いので人間関係に疲れてしまうことが多いでしょう。
誰かが親切にしてくれても一緒に楽しく遊んでいても、本当は不快ではないだろうかと考えてしまうので人と一緒にいると心の底から安らげることはありません。

いつも顔色を伺うような態度をとったり、敵意を示すような態度になってしまうので、時に周りの人からの反感を買ってしまい人間関係が悪化してしまうことも。
当人としては悪意がなく、むしろ善意で合わせてるつもりなのに嫌われるので余計に困惑してしまうのです。

様々な理由から、気にしすぎる性格の人は人間関係に疲れやすいといえます。
人といると疲れるので、気にしすぎる性格の人は完全に1人になれるとホッとする人が多いのも特徴的です。

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気にしすぎる性格を改善する方法

気にしすぎる性格を改善した女性

では、気にしすぎる性格を改善する方法をみていきましょう。

  1. 考えるのをやめる
  2. 自分基準で判断する
  3. 「なんとかなる」の精神
  4. 本当に大切な人以外気にしない
  5. 真面目をやめる
  6. 人は他人に興味がないことを知る

続いて、気にしすぎる性格を改善する方法を、それぞれ詳しくみていきます。

改善する方法①:考えるのをやめる

気にしすぎる性格の人は常に頭を使って、リスクや不安について考えるのが癖になっています。
まずは考える癖を改善するために、意図的に考えない努力をする必要があるのです。

ジョギングや筋トレなど集中して出来る運動は、頭の中が空っぽになるのでおすすめ。
ヨガや瞑想も呼吸に集中して思考を止める練習になるので、ヨガ教室に行って思考しない方法を教わることもできます。

もやもやと気になることが浮かんできたときは、出来るだけ前向きになれる音楽を聞いたり歌ったりして強制的に考えるのをやめる癖をつけるのも良いでしょう。
気にしすぎる人は、考えても意味がないと頭ではわかっていても考えることをやめられなくなってしまっているので、気にしすぎるのが辛いなら強制的に思考停止する訓練が必要なのです。

改善する方法②:自分基準で判断する

物事を判断するときは自分の欲に忠実になり、他人がどう思うかなど考えるのをやめましょう。
他人があなたに対してどんな感想を持ったとしても、あなたの人生はあなたが自分で歩んで行くのです。

他人は茶化したり文句を言うかもしれませんが、そのような人ほどピンチの時に助けてはくれません
そのような人たちのために、自分の人生を捧げる必要があると思いますか?

一般的に立派と思われるような仕事でなくても誇りを持てるような仕事なら胸を張り、気に入った家に住んで、TPOさえ守れば好きな服を着て過ごす権利を我々は持っています。
自分に自信を持って、他人がどう思うかを考える前にまずは自分の意見をきちんと採用するようにしましょう。

改善する方法③:「なんとかなる」の精神

この多様な価値観の社会を生きていく上で、多少の失敗は必ずと言っていいほど「なんとかなる」ということ認識しましょう。
そんな簡単に人生の終わりは来ないのです。

自分のミスも他人のミスが気になるときも「なんとかなる。大丈夫。」と声に出して言うようにしてみてください。
頭で考え言葉にし、声に出して自分の声を耳で聞くことによって、なんとかなるという思考回路が出来始めます。

人生は何が起こるか予想ができないものであり、考えてどうにかなるものでもなければ、考えを放棄したからといって全てがダメになるということはないのです。
とりあえず「なんとかなる」と考えるようにして冷静な気持ちになることを優先しましょう。

改善する方法④:本当に大切な人だけ

どうしても気にしすぎてしまうなら、気にしすぎる相手を限定してしまいましょう。
家族や恋人、親友……本当に大切な人たちと会うときなどは思う存分気にしてください。

しかし、全く知らない赤の他人からどう思われているか、そして特に関わることは少ない知人によく思われたいなどと思うのはやめましょう
その気にしすぎる全神経を、本当に大切な人にだけ向けるのです。

大切な人以外に対して無関心になるようにすることで、自然と気にしない訓練になります。
それが慣れてきた頃には、大切な人に対しても過剰に気にしすぎる癖は改善されるかもしれません。

改善する方法⑤:真面目をやめる

真面目になれることは、素晴らしいことです。
しかし、真面目すぎることによって気にしすぎてしまう人も少なくありません。

人の気持ちを考えて行動することや、世間的に正しいことを優先することは決して間違っていませんが、そればかりになってしまうと気にしすぎるばかりで疲れてしまうのです。
たまには、真面目でいることをやめて自分の気持ちが赴くままに行動してみませんか?

わがままを言うことも甘えることも、時に疲れたら怠けることも私たちにとって必要な時間
あなたが周りの人から頼られるのが嬉しいように、周りの人も真面目なあなたに時々無邪気に甘えてもらったら嬉しい気持ちになるのです。

改善する方法⑥:人は他人に興味がないことを知る

意外と人は他人のことを気にする余裕はあまりなく、自分の事で精一杯です。
道行くあなたを誰も見ていないですし、沢山ある話題のなかで敢えてあなたを引き合いに出して馬鹿にすることもかなり高い確率でありえません。

もしあなたのことを笑う人がいたとしても、その人たちのことをいつまでも考えているのは時間の無駄
きっとそのときは話題に出ていたとしても、10分後にはすっかり忘れ去ってしまっていることでしょう。

インターネットが発達して娯楽が増え、スマホ1つあれば音楽鑑賞でも読書でも何でも出来る現代社会で、全く知らないあなたのことを見て笑う人がいるとすれば、程度の低い人間なので考える価値すらありません。
基本的に、人々はあなたの想像以上に他人のことに興味がないので、気にしても何の意味もないということを覚えておきましょう

気にしすぎ症候群を克服するために

気にしすぎてうつむく女性

気にしすぎることは、決して悪いことばかりではありません。
責任感が強く、リスクを回避する能力が高いなどメリットも沢山あるのです。

しかし、気にしすぎてしまうと少し生きるのが窮屈になってしまいますよね。
最初は少し怖いかもしれませんが、少し気にしないように意識して楽天的になってみてください。

意外と気にしないでいても物事はうまく進んでいくもの
気にしすぎ症候群を克服して、もっともっと楽しい毎日を送りましょう!

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ライター
noel編集部

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