「喧嘩するほど仲がいい」の本来の意味とは?円満なカップルの特徴を解説
「喧嘩するほど仲がいい」というのは本当なのでしょうか? この記事では、男女200人を対象に「『喧嘩するほど仲がいい』を実感したことのある割合」「喧嘩するほど仲がいいカップルの特徴」などをアンケート! 「喧嘩するほど仲がいい」の本来の意味と、円満なカップルの特徴をご紹介していきます。 心理学的な理由を解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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男女200人にアンケート!「喧嘩するほど仲がいい」を実感したことのある割合
喧嘩はできればしたくない……それが本音ですよね。
しかし、喧嘩をしたことで物事が解決したり、さらに相手を理解してより仲が深まったなんてこともあります。
ここでは男女200人に、「喧嘩するほど仲がいい」を実感したことのあるかを調査しました!
Q.喧嘩するほど仲がいいと実感したことはある?
男性も女性も約4割が「喧嘩するほど仲がいい」を実感したことのあると回答しました。
喧嘩の内容や、喧嘩の仕方によってはその後の関係がプラスにもマイナスにもなります。
ほんとに「喧嘩するほど仲がいい」と言えるのでしょうか?
続いては、「喧嘩するほど仲がいい」はほんとかどうか解説していきます!
喧嘩するほど仲がいいってほんと?
よく喧嘩をしているカップルや職場、そして友達同士など。
そのようなカップルや異性のことを、「喧嘩するほど仲がいい」と例える声も多くあります。
そもそも、実際この言葉には信憑性があるのでしょうか?
まず結論から申しますと、必ずしもそうとは限らないのです。
喧嘩をしなくても仲のいいカップルもいますし、文字どうり喧嘩をするほど仲がいいカップルがいるのも事実です。
実は、喧嘩にもいくつか種類があり、大きく分けてプラスになる喧嘩とマイナスになる喧嘩の2つが存在します。
まずは、それぞれの喧嘩の特徴などを見ていきましょう。
プラスになる喧嘩
プラスになる喧嘩とは、お互いが今まで言えなかった本音をぶつけあうような喧嘩のことです。
喧嘩することにより、これまで溜め込んだ我慢を発散できますし、相手に自分の思っていることをしっかり伝えられるのも、大きなメリットでしょう。
また、プラスになる喧嘩は、喧嘩の後で自分の悪いところを反省するため、今後の2人の関係性もより深くなります。
「喧嘩するほど仲がいい」カップルは、プラスになる喧嘩をすることで、よりいい関係を築いていると言えるでしょう。
プラスになる喧嘩のポイントは、相手への不満をしっかり伝えること。
さらに、相手からのあなたに対する不満が分かったら、その言い分を受け入れることが必要なのです。
マイナスになる喧嘩
一方、マイナスになる喧嘩は、ただ相手を傷つけるだけの喧嘩です。
例えば、外見や学歴など、相手がどう頑張っても対処しようもないことを責めて傷つけるような喧嘩が当てはまります。
このような喧嘩をすると、相手は反省どころかどうすれば良いかも分かりませんし、場合によっては責めた方は嫌われてしまう可能性もあります。
そのため、お互い何のメリットもなく、より関係が悪化してしまうでしょう。
男女200人に聞いた!喧嘩するほど仲がいいカップルの特徴とは
喧嘩をしても仲良くいられるのには何か秘訣があるようですん。
ここでは、男女200人に喧嘩するほど仲がいいカップルの特徴を聞いてみました!
Q.喧嘩するほど仲がいいカップルの特徴を教えて
男性のコメント
\男性のコメント/
喧嘩してもどちらかが非を認めたら納得してくれる。(29歳)
喧嘩の回数は多くても、そのあと話し合うことでしっかり消化することができる。(29歳)
喧嘩の内容が将来を見据えたものであり、真面目な内容。(35歳)
本音でガツガツ気を遣ったりすることなく意見を言い合えるカップルは実際に仲がいい。(35歳
喧嘩とはお互いに異なる意見が出たときの模索方法の一つです。喧嘩し、解決するを繰り返した回数多いカップル、その分、相方の嫌がることや気にしていることをしっかり把握している方が多いと思います。(29歳)
女性のコメント
\女性のコメント/
本音でなにもかも言い合えることだと思います。(25歳)
信頼関係が築けているイメージです。(32歳)
友達みたいな関係のカップル。普段からお互い思ったことを言い合うような仲で、喧嘩してもすぐ仲直りできるとお互いが思っていると思う。(29歳)
価値観をすり合わせるために喧嘩が起こる。でも理解できたり、相手の言っていることに一理あるなと思ったら謝れる。(26歳)
コミュニケーションの延長線上に喧嘩がある。でも罵りあったりするのではなく、意見交換をするイメージ。喧嘩が終わった後どちらも切り替えが早い。(32歳)
喧嘩と言ってもどちらかに非があると言うよりは、「これは間違ってるんじゃない?」という事柄について意見を言い合っているのでしょう。
本音を話せる間柄だからこそ喧嘩ができるのかもしれせんね。
それが相手のためになったり、相手のことを思って言い合っているので、たまにヒートアップして言いすぎた時のは素直に謝ることもできます。
円満なカップルは、お互いに不満をため込まずコミュニケーションをしっかり取り合っているのでしょう。
だからこそ、ささいなことでも言い合いになったり、他人からすればいつも喧嘩しているように思えるのかもしれませんね。
喧嘩の後も、気持ちをリセットするための相手への気遣いも上手です。
「コーヒーでもどう?」「晩ご飯何にしようか」など喧嘩の後は別の話題に切り替えてくれ、引きずらないよう配慮し合います。
そんなカップルでいることがでるのは理想的と言えるでしょう。
喧嘩するほど仲がいい!円満なカップルの特徴
では、喧嘩するほど仲がいい円満なカップルには、どのような特徴があるのでしょうか?
- 同じ趣味を楽しんでいる
- お互いを褒め合っている
- 相手を束縛しない
- コミュニケーションをしっかりとる
- たまには喧嘩もする
- お互い価値観の違いを理解している
- お互い男女の魅力を保つ
続いて、それぞれの特徴を詳しくみていきます。
特徴①:同じ趣味を楽しんでいる
円満カップルは、同じ趣味を持っていたり、考え方が似ている傾向があります。
例えば、音楽や食べ物、ファッション、スポーツなど。
これらは1人で楽しむだけでなく、一緒にできる人がいるとより楽しいものですよね。
嗜好がずれているカップルだと、デートの際にお店選びで揉めたり、何かを共同でする際、どちらかが我慢をしてしまうこともあるでしょう。
そのため、このような関係を続けていると、いずれどちらかが耐えられなくなり、結局長続きせずに終わってしまう可能性があります。
その点、円満カップルは何をするときも、一緒に楽しめて幸せを共有できます。
このことからも、カップルの幸せの秘訣は一緒にいて楽しめる相手かどうかですね。
特徴②:お互いを褒め合っている
喧嘩するほど仲がいい円満カップルは、普段からちょっとしたことでお互いを褒め合っています。
なんでも言い合える仲なので、喧嘩の時は相手の気になるところを指摘していますが、喧嘩をしていない時は、相手が嬉しくなるようなポジティブな言葉を伝えているのですね。
特徴③:相手を束縛しない
喧嘩するほど仲がいい円満カップルは、基本的に相手を束縛していません。
束縛をするということは、相手に必要以上に干渉するということ。
相手を束縛し過ぎて、恋愛が上手くいかなかったという話もよく聞きますよね。
それは、束縛をすることにより、必要以上に相手の心に負担をかけてしまっているからです。
ただし、円満カップルは束縛していないと言っても、決して全てを自由にしているのでありません。
「これだけはしてはいけない」という暗黙のルールがあり、お互いそれをしっかりと守っているとも言えるでしょう。
特徴④:コミュニケーションをしっかりとる
相手とコミュニケーションをしっかりとっているのも、喧嘩するほど仲がいい円満カップルの特徴の一つ。
コミュニケーションでは、相手に自分の意見を伝えるだけでなく、聞くということも重要になります。
きちんと相手の話を聞けるようになれば、相手への理解力も高まりますし、相手が今求めている言葉をかけてあげることができるでしょう。
コミュニケーション力は、2人の関係を良好にするために必要不可欠なのです。
特徴⑤:たまには喧嘩もする
特に喧嘩をするほど仲がいいと言われる円満カップルは、たまに喧嘩をすることで、お互い自分を見つめ直す機会があります。
この時の喧嘩が、先述でも解説したプラスになる喧嘩なのです。
喧嘩の仕方も、ただ相手に感情をぶつけるのではなく、相手に対して思っていることや伝いたいことをしっかりと伝えています。
そして、相手の言い分も一度受け入れて冷静に考えます。
さらに重要なのが、喧嘩をしてもしばらくしたら必ず謝ること。
また、「喧嘩の原因となった内容以外には触れない」ということも、上手な喧嘩の仕方と言えるでしょう。
特徴⑥:お互い価値観の違いを理解している
喧嘩するほど仲がいい円満カップルは、お互いの価値観の違いをしっかり理解して、それを受け入れています。
長く付き合っていると考え方や行動、価値観が似てくると言いますが、やはり男女の違いや生まれ育った環境の違いで、意見が食い違うこともあるでしょう。
この辺をしっかりと分かっているから、長く円満な関係を築いていけるのです。
特徴⑦:お互い男女の魅力を保つ
喧嘩するほど仲がいい円満なカップルは、お互いが男女の魅力を保つことで、いつまでも刺激し合えるような関係を作っています。
長年付き合っていると、安心感からかだらしない部分をさらけ出すこともあるかもしれません。
しかし、だからと言って相手の前で毎回下品なことをしたり、デートなのに魅力に欠けるファッションを選んだりすると、いずれ相手に幻滅されてしまうでしょう。
円満カップルは、たとえ付き合いが長く喧嘩をしたりしても、お互い魅力を保ち続け、異性として惚れ直す機会が多いのです。
カップルがお互いを見て、自慢のパートナーだと思えるのが理想ですね。
「喧嘩するほど仲がいい」の心理学的理由
「喧嘩するほど仲がいい」と言われるのには、きちんと心理学的な理由があります。
まず、仲の良いカップルは仲の悪いカップルに比べ、意見の食い違いなどが起こるとすぐに喧嘩をします。
何かが起こって、その時に我慢せず喧嘩をすると、今直面している2人の問題をその時にしっかり解決できますし、相手のことを受け入れて一緒に改善していくという意味でも、すごく重要なんですね。
「喧嘩をするほど仲がいい」と言われるのは、このような心理学的理由があるからです。
一方、仲の悪いカップルは一見あまり喧嘩をしないので、仲がいいと思われがちな傾向があります。
しかし、日頃の相手に対する不満や鬱憤を溜め込んでしまい、それがある日大爆発を起こして、大喧嘩へと発展するのです。
この時に起こった喧嘩は、一つの原因だけでなく、これまで我慢して積み重ねてきた様々な原因が元になっています。
より感情的になりやすく、怒りに任せて相手に不満をぶつけてしまうでしょう。
まさしくマイナスの喧嘩となり、意地を張って反省することもできず、その後もストレスが残り続ける可能性が高くなります。
「喧嘩するほど仲がいい」円満なカップルに共通する仲直り方法
「喧嘩するほど仲がいい」円満カップルは喧嘩の数こそ多いですが、仲直りの仕方も上手で、長続きする秘訣にもなっています。
まず円満カップルは、喧嘩をして自分に非があると思ったことに対しては、きちんと素直に謝ることができます。
そして、口頭で謝った後一度冷静な気持ちになり、自分の思いを改めてメールで送るのです。
また、円満カップルは、どっちが先に謝るかどうかに対してこだわっていません。
たとえ喧嘩をしても、おやすみメールは必ず送ったり、いつの間にか普段どうりに戻っていたということもあります。
実は、仲の悪いカップルの方が、喧嘩の後どっちが先に謝るかにこだわり続けるものです。
これは、相手を尊重したり思いやる気持ちよりも、自分優先になってしまっているからでしょう。
「喧嘩をするほど仲がいい」は心理学的にも当たっている
「喧嘩するほど仲がいい」ということわざは、心理学的にも理にかなっているということが分かりました。
喧嘩をするほど仲がいい円満カップルは、喧嘩をすることでその時の問題に向き合い、改善に向けて一緒に動くため、関係をより深めています。
また、普段からも思ったことをきちんと伝えているというのが、円満カップルの秘訣ですね。
普段パートナーと喧嘩をしない人も、まずは日常で思ったことを伝えるということから始めてみてはいかがでしょうか?
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