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夫婦喧嘩の頻度は?既婚男女が赤裸々告白

付き合っている時とはまた違う夫婦喧嘩。
みなさんはどのくらいの頻度で、夫婦喧嘩になってしまいますか?

ほかの家庭の、夫婦喧嘩の頻度など聞けないもの。
そこで、既婚男女200人に夫婦喧嘩の頻度を聞きました!

Q.夫婦喧嘩の頻度を教えて

グラフ_夫婦喧嘩の頻度は?男性100人へのアンケート

グラフ_夫婦喧嘩の頻度は?女性100人へのアンケート

なんと今回のアンケート結果では、「喧嘩をしない」と答えた男女が最も多くなりました!
男性で約4割、女性で約5割との結果です。

次に多いのが、月に1回です。
軽い口喧嘩などは数に入っていない可能性はありますが、以外にも夫婦喧嘩の頻度は少ないのかもしれませんね。

しかし、夫婦喧嘩を全くしないからと言ってその全員が仲良し夫婦というわけではありません。
そもそも会話が少なかったり、愛情が冷め切っているため夫婦喧嘩にもならないという場合もあります

新婚のうちはお互いの生活習慣や価値観の違いが生じて、夫婦喧嘩の頻度が増えることもあるようです。
また、子供ができると教育方針の違いなどが夫婦喧嘩の原因になり、頻度が増えるということも考えられるでしょう。

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既婚男女に聞いた!夫婦喧嘩エピソード

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夫婦喧嘩には様々な原因がありますよね。
そこでここでは、既婚男女200人に夫婦喧嘩のエピソードを聞きました!

Q.夫婦喧嘩のエピソードを教えて

男性のコメント

小さな事がきっかけで口喧嘩になるのですが、喧嘩になったら必ずその日のうちに折り合いをつけて解決をするようにしています。 (34歳)

月に1度くらい、買い物やデートの誘いを面倒くさがり断るときに口論となるが、夜の一緒に風呂に入って反省会をして仲直りする。(32歳)

会社の飲み方が頻繁にある為、妻の機嫌が悪くなります。その時は、甘い物を買ったりしてご機嫌をとっています。 (29歳)

月に一回と頻度は少ないが、その際には帰りに嫁の好きな食べ物を買い帰る。そしてその日は家事を率先して行っている。 (26歳)

妻の口調が汚い時、注意すると逆切れしてくるので、そこから喧嘩に発展する。仲直りは大体夫婦の営みをする。 (29歳)

女性のコメント

息子のことについて。週一ぐらいの間隔であります。少し時間が経つと、お互い謝ってます (28歳)

私ばかり家事して負担がかかっていた時に喧嘩します。頻度は少ないです。とにかく話し合いします。 (29歳)

生理前にいつもはそこまで思わないことでも、イライラきて喧嘩になる。次の日に生理前でイライラしてたごめん。と謝る。 (32歳)

夫婦喧嘩は全くありません。敢えて言うなら旦那がお酒を飲み、声が大きいと注意する位です。すると旦那が直ぐに謝ります。 (34歳)

お金の使い方で話し合おうとすると喧嘩になりやすい。半年に一回くらいなのだが、仲直りは難しい。 (37歳)

男性の場合喧嘩の原因が自身にあると感じると、甘いもの・奥さんが好きなものを買って仲直りすることが多いようですね。
女性の方が、喧嘩の原因を具体に答えています。

家事への不満・お金のこと・子供のことなど、きちんと話し合わなければ解決できない夫婦喧嘩です。
喧嘩の内容によっては、解決方法も変わっていきます。

お互い熱くなりすぎず、冷静に話し合うことでスムーズな仲直りができるでしょう。
では、夫婦喧嘩の原因を詳しくみていきましょう!

夫婦喧嘩の原因

お金のことで夫婦喧嘩してしまった女性

夫婦喧嘩の原因①:お金のこと

守銭奴のお金

夫婦喧嘩の原因で一番多いのが、お金に関すること。
いままで全く別の環境で暮らしてきた2人が生計を共にして暮らすということは、恋人時代には見えなかった違和感が露呈します

どんなに考え方や価値観が同じで相性が良い相手でも、生活面における些細なズレは生じるものです
ある程度収入が上がっても税金が高くなったり、子供の教育費や老後の貯蓄、親の介護や自宅のローン……家庭によってさまざまな問題を抱えています。

恋愛感情だけでは生活できません。
新婚のうちに面倒くさがらずお金の使い方について話し合っておかないと、夫婦喧嘩が増える原因になるので注意が必要です。

夫婦喧嘩の原因②:異性関係

ネイルチップスタンドでデート用

結婚生活の中で、相手の異性問題は大きな喧嘩の原因になります。
夫が仕事の付き合いだとしても女性と2人きりで食事をしたり、深夜にキャバクラに行くのは嫌ですよね。

逆に、妻が学生時代の男友達と飲みに行ったりするのを嫌がる夫も多いです。
ふとしたときにスマホやパソコンにちらりと見えた異性の名前から不安や嫉妬が高まり、疑う辛さと疑われる苦しさから窮屈になって喧嘩が増えてしまうケースも少なくありません。

毎日一緒にいる夫婦は、相手の些細な変化に気付いてしまいます
一生一緒にいることを誓った以上、誠実でいることを心がけないと些細な違和感から夫婦喧嘩に発展してしまうのです。

夫婦喧嘩の原因③:教育方針

家庭崩壊した父親が子供に本を読む

子供の教育方針も、夫婦喧嘩の原因になります。
公立か私立か、習い事、塾やクラブ活動……子供が小さいうちは、親がある程度レールを敷いてあげる必要があるので、夫婦の考えがまとまらず喧嘩になってしまうこともあるようです。

同じような学歴を歩んできた夫婦なら、子供の教育方針も違和感なく決めることができるでしょう。
しかし、全く違う学生時代を歩んできた場合、子供が生まれる前からしっかり話し合っておく必要があります

教育費にどれくらいお金をかけるか、どんな進路に進んでもらいたいかなど、余裕があるうちに意見を交換しておきましょう。

夫婦喧嘩の原因④:家事の分担

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同じ家で暮らしていると、必ず発生する家事の問題。
恋人同士のうちは彼氏のために時々手料理を振舞ったり、彼氏の家を掃除してあげるのも楽しかったのですが、毎日のことになると事情も変わってきます

共働きで家計も折半なのに、妻に家事をまかせっきりという家庭は意外と多く、妻が「私ばかり……」と不満を持ってしまうことも少なくありません。
逆に、専業主婦なのに家事が雑の場合も、「もっとしっかりやってほしい」と言われることもあるでしょう。

転職や子育てなどライフスタイルが変化するたびに夫婦で会議を開き、家事の分担や割合をきちんと決めておかないと、夫婦喧嘩の原因を増やしてしまいます

夫婦喧嘩の原因⑤:誤解やすれ違い

旦那と喧嘩して怒らせてしまった

毎日一緒にいれば、ある程度のことは言葉にしなくても分かるようになります。
しかし、態度だけで全てを理解できるわけではないので、誤解やすれ違いから喧嘩になってしまうケースもすくなくありません

仕事などの悩みやストレスを抱えて疲れているだけだとしても、なにも言われていなければ「私に何か不満があるの?」と思われてしまうでしょう。
中性的な名前の友人と連絡を取っているだけなのに、浮気を疑われてしまうかもしれません。

会社だけでなく、家庭内でも「報告・連絡・相談」は大切。
些細なことでも溜め込まずに話し合う努力をしていかないと、すれ違いばかりの不毛な喧嘩を生んでしまうのです

夫婦喧嘩してから仲直りするまでの期間

夫婦喧嘩したが仲直りしたカップル

ほとんどの夫婦は、夫婦喧嘩をしてもすぐ仲直りするか、寝て起きたら自然に仲直りしているケースが多いです。
引きずったとしても数日で、一週間や一か月というように長引くことはほとんどありません。

夫婦喧嘩の原因の多くは些細なことが原因なので、一時的にイライラすることがあっても、時間がたてば基本的には気がそれるようです。
一緒に暮らしている夫婦が喧嘩をしている状態で過ごすのは、非常に高いストレスを感じることになるので、できるだけ早めに仲直りする必要があります。

喧嘩が長引いてしまうと、仲直りするきっかけもなかなかつかみづらくなるのです。
無理やり寝たり気分転換をして冷静になったら、タイミングを見計らって仲直りするようにすると良いでしょう。

夫婦喧嘩したときに仲直りを切り出すのは夫?妻?

夫婦喧嘩したあと男性から歩み寄り仲直りしたカップル

夫婦喧嘩をした後の気まずい雰囲気を打開するのは、どちらからともなく歩み寄るカップルが多いようです。
寝て起きたらいつも通りの2人に戻って会話していたり、少しずつスキンシップをとることで仲良しに戻れたり……ほとんどの夫婦はお互いの努力のもと仲直りしています。

いつも片方が折れる構図の場合、喧嘩を繰り返すたびに折れているほうが徐々に消耗しているので注意が必要です
謝られる方は気分が良いかもしれませんが、気づかぬうちに見切られてしまう可能性があります。

いつも謝ってくれる相手は自分にべた惚れと安心して図に乗っていると、いずれ耐え切れなくなり離婚を切り出してきたり、浮気をして他の異性に癒しを求めているかもしれません。

夫婦喧嘩したときに仲直りするきっかけと仲直り方法

夫婦喧嘩しても仲直りできるカップル

では、夫婦喧嘩してしまったときにはどのようにして仲直りすれば良いのでしょうか。
仲直りのきっかけや方法について、以下の5つを紹介していきます。

  1. 素直に謝る
  2. 冷静になるまで距離を取る
  3. おいしいものを食べる
  4. 夫婦の営みにもつれ込む
  5. 気が済むまで話し合う

それでは、夫婦喧嘩の仲直り方法やきっかけについて、ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

きっかけと仲直り方法①:素直に謝る

夫婦喧嘩になってしまったとき、仲直りの一番の近道は自分の非を認めて素直に謝ることです。
意地を張っていても関係が悪化し、時間の無駄遣いをするだけなので、素直に謝ってしまいましょう。

相手が完全に全て悪い場合もありますが、夫婦喧嘩の場合お互いに少しずつ非があることがほとんど。
**自分の非を認めて素直に謝ってから、改めて喧嘩という形でなく話し合いで問題解決に取り組む方が建設的です。

不毛な夫婦喧嘩で精神力を消耗し続けても、何も良いことは起こりません。
相手に勝つことよりも、より良い関係を築くために、自分から折れることも大切です。

きっかけと仲直り方法②:冷静になるまで距離を取る

夫婦喧嘩をしてお互いが感情的になったとき、負のループに入ります。
足の引っ張り合いになり、ヒステリーな姿にドン引きされる可能性もあるので、お互いのためにも冷静になるまで距離を取ることも必要です。

部屋がいくつかある場合は別室に移動して、気分が落ち着くまで本を読んだり集中できる趣味をするのもおすすめ。
30分~2時間くらいで大抵の人は興奮が収まるので、落ち着いた状態で改めて話すようにするとスムーズに仲直りできるでしょう。

新婚のうちは、喧嘩したまま距離をとるのは不安かもしれません。
しかし、感情的なまま自分の汚い感情をぶつけて嫌われるよりは何倍も効果的な方法なので、試してみてください。

きっかけと仲直り方法③:おいしいものを食べる

夫婦喧嘩でイライラしているときや、仲直りのきっかけがなくて気まずいときでも、美味しいものを食べれば自然と気持ちがほぐれます
外食しても良いですし、お互いが大好きな高級アイスクリームを常備しておき、いざというときに食べるのもおすすめです。

おいしいものを食べると、幸せホルモンが放出されて実際に幸福感が高まります
些細なことがきっかけの、くだらない夫婦喧嘩の怒りなんて吹き飛んでしまうでしょう。

きっかけと仲直り方法④:夫婦の営みにもつれ込む

夫婦喧嘩の仲直りのきっかけとして、いわゆる「仲直りのエッチ」という方法も存在します。
お互い、うまく素直になれず言葉で気持ちを伝えられないときは、体を重ねることで許しあえることもあるのです。

いくら夫婦喧嘩をしていても、もとは愛し合って結婚した男女。
キスや愛撫で合図をして、相手が嫌がってこなければそのまま夫婦の営みにもつれ込むのも時には「アリ」なのです。

ただし、体調や気分なども大きく影響してくるので、嫌がっている様子が感じられるなら強要は禁物
愛情と思いやりを込めて、お互いが幸せになれる方法という認識を持っておきましょう。

きっかけと仲直り方法⑤:気が済むまで話し合う

どんなにヒートアップしても、気が済むまで話し合うという夫婦も存在します。
納得できないまま夫婦喧嘩をフェードアウトさせても同じことの繰り返しになりそうなら、徹底的に話し合うことも時には大切です。

その際、会議のように紙やホワイトボードなどに書いて意見を可視化しながら進めると効果的
言った・言わないの話になるとまとまらないので、できるだけ冷静に進めましょう。

自分の気持ちも大切ですが、傲慢にならずに客観視しながら話し合うことを心がけてくださいね。

夫婦喧嘩中のNG行動

夫婦喧嘩がつらくてお薬を飲む女性の手

夫婦喧嘩中は、気をつけなければならないNG行動が存在します。
その中でも特に重要な10項目を確認していきましょう。

  1. 物に当たる
  2. 口汚く罵る
  3. 不倫に走る
  4. 無視
  5. 怒りを煽る
  6. 周りの人を巻き込む
  7. 自傷行為
  8. 過去の話を持ち出す
  9. 相手の大切なものを捨てる・壊す
  10. 子供の前で取り乱す

夫婦喧嘩中のNG行動①:物に当たる

夫婦喧嘩をしているとイライラして破壊衝動がおこり、物に当たりたくなってしまうことがありますが、それはNG行動です。
物は何も悪くありませんし、壊したところで一瞬はすっきりしますが、後々後悔しか残りません

物に当たっているあなたの姿を見て、相手も引いてしまうことでしょう。
一度冷めた愛情や信頼は、取り戻すのに時間がかかります。

破壊衝動が起きたときは、固いものを噛み砕いても解消されます。
固めのおせんべいやクッキーを食べて気分を紛らわせましょう

夫婦喧嘩中のNG行動②:口汚く罵る

怒っているときは本性が出ます。
夫婦喧嘩で感情で高ぶっているときこそ、言葉遣いに細心の注意を払ってください

女性が荒っぽい言葉を使って口汚く罵っても、何も良いことはありません。
相手の怒りを更に煽り、女性としての品性や知性を疑われ、冷静になったときに激しく後悔が残るだけです

もし口喧嘩で男性に勝利したところで、それは望んだ結果ではないはず。
汚い言葉が出そうになっても飲み込んで一度深呼吸をし、冷静な気持ちで発言をするよう心がけましょう。

夫婦喧嘩中のNG行動③:不倫に走る

夫婦喧嘩が続くと、何ともいえない苦しさや寂しさが身を襲ってきます。
だからといって、安易に甘えさせてくれる人と不倫をするのは絶対にやめましょう。

夫婦喧嘩が続いてこれからも関係を続けていくのが無理なら、まず夫婦関係を終わらせるのが先です
夫婦関係を中途半端に継続しながら、他の異性に身を委ねるなんて虫が良すぎます。

もし不倫がバレたとき、今まで培ってきた信頼や環境は全て崩れ落ち、離婚や慰謝料を払う必要さえあるのです。
夫婦喧嘩で弱っている人妻に優しくして近づいてくる男性に一時的な感情で甘えても、後悔以外何も残りません

夫婦喧嘩中のNG行動④:無視

夫婦喧嘩をしていると、口もききたくないときがありますが、無視はやめましょう。
相手も一生懸命何かを伝えようとしているのかもしれません。

「しばらく1人で考えたい」と一言伝えておけば、相手も無視されたとは思わずそっとしておいてくれるでしょう。
しかし、黙って無視を決め込むと相手の怒りを煽ってしまい、状況が悪化してしまいます

喧嘩をしても、将来を誓うほど愛し合った夫婦です。
いずれ仲直りをする気があるなら、イライラしていたとしても最低限の思いやりを忘れてはいけません

夫婦喧嘩中のNG行動⑤:怒りを煽る

夫婦喧嘩を悪化させるNG行動の1つが、怒りに任せて相手を煽ること。
嫌な事や理不尽なことを言われると、同じように痛めつけたい衝動に駆られることがありますが、煽ったところで疲れるだけです

夫婦喧嘩は勝ち負けを決めるものではありません。
女性がむやみに男性の怒りを煽れば、最悪暴力を振るわれてしまうこともあるのです。

そんな悲しい状況は、喧嘩をする前は望んでいなかったはず。
煽りたいほどの怒りがこみ上げてきたときは、一旦席を外し、無心でできるような運動や趣味をしばらくして落ち着くのを待ちましょう

夫婦喧嘩中のNG行動⑥:周りの人を巻き込む

夫婦喧嘩はできるだけ夫婦間で解決させるのがベスト。
友達や家族を頼りたくなりますが、結局のところ迷惑をかけるだけですし、「嫌なら離婚するしかない」としかフォローできません。

自分の結婚相手を貶すことになり、それは自分が異性を見る目がなかったと言っているのと同じことです。
無事仲直りしたあとでも、祝福されず別れた方が良いという目で見られ続けることになり、結局後悔します。

確かに人に聞いてもらうと、気分がすっきりすることがありますが、それは自分がすっきりすると同時に人に心配を押し付けることと同じです。
最悪そのことを言いふらされてしまえば同情が向けられて惨めな想いをすることさえあるので、極力自分のなかで解決するようにしましょう。

夫婦喧嘩中のNG行動⑦:自傷行為

怒りや悲しみを自傷行為という形で解消する人がいますが、絶対にやめましょう。
こみ上げる負の感情に身体的な痛みが上書きされ、流れる血液を見ることで気持ちが落ち着くかもしれませんが、そんなあなたの姿を見て感じるのは狂気でしかありません

人に心配されたくてやっているわけではないかもしれませんが、最終的に残るのは傷跡だけです。
愛する人から愛情が消え、同情だけで一緒に居てもらう関係なんて望んでいないですよね

どうしても自傷衝動が浮かんでしまう場合は、病院でお薬を処方してもらうこともできます。
また、自傷行為にいたるまであなたを追い詰める相手なら離婚も視野に入れましょう

夫婦喧嘩中のNG行動⑧:過去の話を持ち出す

夫婦喧嘩中に女性がやってしまいがちなNG行動が、過去の話を持ち出すこと。
「実は前からずっと思ってた」というような後だしや、自分の元彼や相手の元カノの話を引き合いに出すのは、喧嘩がこじれるだけなのでやめましょう。

前から思っていたことがあったとしても、その都度伝えてこなかった自分にも落ち度があります。
そもそも終わった恋愛の話を持ち出すのは卑怯ですし、全て納得して結婚したはずです

特に男性はプライドが高いので、元彼や他の異性と比較されたり、馬鹿にされることを非常に嫌います
最大限に嫌われ、修復不可能になりかねないので、過去の話を持ち出すのは絶対にやめましょう。

夫婦喧嘩中のNG行動⑨:相手の大切なものを勝手に捨てる・壊す

夫婦喧嘩のエピソードでたびたび話題に上がるのが、相手の大切なものを捨てたり壊す行為。
いくら腹が立つからといっても、スマホやパソコンを故意に水没させたり、大切にしているゲームやフィギュアを捨てるのはやめましょう。

物に罪はないですし、捨てるべき物なら本人の意思で捨てさせるべきです
一般的には価値がなさそうに見えても、本当にプレミアのついた宝物かもしれません。

喧嘩中は憎しみ余って相手を傷つけてやりたい、嫌な思いをさせてやりたいと思っていても、冷静になったとき必ず後悔します
いくら夫婦でも相手の所有物を勝手に捨てたり壊したりするのは罪に問われることもあるので、絶対にやってはいけないNG行動です。

夫婦喧嘩中のNG行動⑩:子供の前で取り乱す

両親が不仲なのは、自分の存在を否定されているのと同じこと
子供がいる家庭では、子供の前で夫婦喧嘩することほど教育に悪いことはありません。

夫婦喧嘩をたびたび見せ付けられると、子供は心に深く癒えることのない傷やトラウマを抱えます
自己肯定感が著しく低く病みやすい性格になったり、自宅に居場所がないように感じられて将来非行に走る可能性もあるのです。

子供は別室にいても親の怒鳴りあう声に心を痛め、夫婦不仲な空気を敏感に察知します
できるだけ、子供の前で喧嘩をするのは避けるようにしましょう。

夫婦喧嘩で言ってはいけないNGワード

夫婦喧嘩中罵り合うカップル

いくら夫婦喧嘩の最中だったとしても、決して言うべきではないNGワードがあります。
では、夫婦喧嘩中に言ってはいけないNGワードを4つ見ていきましょう。

夫婦喧嘩中のNGワード①:「甲斐性なし」

甲斐性なしとは、頼りにならない人のことを指す言葉です。
金銭的に苦しく、精神的に追いやられたときは言い放ってしまいたくなるかもしれませんが、男性のアイデンティティを全否定する言葉なので、修復できないレベルで傷つけてしまいます

一度でも働いたことがあれば分かることですが、どんなに頑張っていても昇給しないときはなかなかできません。
仕事や社会情勢にも波があり、本人の努力だけではどうにもならないこともあります。

頑張っていても会社で認められず、家でも家族から甲斐性なしなんて言われてしまった日には立ち直れないほど傷ついてしまう可能性が高いです
本当に甲斐性がなかったとしても、それを罵るよりモチベーションアップするような言葉をかけてあげましょう。

夫婦喧嘩中のNGワード②:能力を貶める発言

男性は想像以上にプライドが高いので、馬鹿にされたり能力の低さを指摘されると本当に傷つきます
特に愛する妻から侮辱されるのは、場合によっては人間性を全て否定されているように感じてしまうでしょう。

男性は外見よりも能力の評価を重要視しています。
妻や家族からは尊敬されていたい気持ちが強いので、馬鹿にするような言葉を投げかけれると修復が難しい溝が生まれてしまう可能性が高いです

今まで積み上げてきた愛情が一瞬で冷め、離婚まではいかずとも以前のような仲良しの関係に戻るのは難しくなってしまいます

夫婦喧嘩中のNGワード③:元彼と比較した発言

いくら夫婦喧嘩中といっても、過去の恋愛と比較するのは絶対にやめましょう。
時間がたつほどに過去の恋愛は美しく、楽しい思い出として記憶されますが、その人と別れるほどの理由があり傷ついたはずです

逆に、喧嘩をしている相手は今まさに憎しみに溢れていても、結婚を決めるほど素敵な側面を持ち合わせていたからこそ結婚した人。
一緒に居る時間が長いほど欠点も見えてきますが、自分の意思で結婚した相手と元彼を比較したような事を言うのはお門違いです。

もし自分が、夫の元カノと比較されて「前の彼女はもっとスタイルが良くて可愛かった」など言われたら傷つきますよね。
その一言で信頼を失ってしまうので、過去の幻想が浮かんできても心の中にとどめておきましょう

夫婦喧嘩中のNGワード④:相手の親や友達を貶す発言

夫婦喧嘩は夫婦のことなので、相手の大切な人たちのことまで侮辱してしまうのはやめましょう。
頭に血が上って冷静さを失い、「親の育て方が悪いから」「友達が皆馬鹿だから」など、いくら妻でもそんなことを言う資格はありません

夫婦喧嘩に関係ない第三者を登場させることで、話が確実にこじれます
大切な人を貶されたら誰だって嫌な気持ちになり、怒りの火種に油を注ぐことは明確です。

仲直りしたとしても、言ってしまったことは取り消せません。
相手を傷つけるような言葉を投げたくなっても、ぐっとこらえて飲み込む方が後々後悔せずにすみます。

夫婦喧嘩が離婚に繋がってしまうケース

夫婦喧嘩で離婚の危機な女性

きっかけは些細なことでも、夫婦喧嘩によって離婚してしまう夫婦は少なくありません。
では、夫婦喧嘩が離婚に繋がってしまう5つのケースを紹介していきます。

  1. 感情的に罵りあう
  2. 暴力や自傷が伴う喧嘩
  3. 勢いに任せて家出
  4. 離婚を軽々しく口にする
  5. 同じ内容の喧嘩を繰り返す

それでは、離婚に発展してしまう5つの夫婦喧嘩を詳しく解説していきます。

離婚に繋がるケース①:感情的に罵りあう

怒りが爆発して、感情的に罵りあうような夫婦喧嘩は離婚に繋がりやすいです。
頭に血が上っていると、思ってもいないような暴言を言ってしまったり、日常で溜まっていたストレスをぶつけてしまいます。

普段品良く振舞っている女性が声を荒げている姿に興醒めしてしまい、妻を女として見ることが出来なくなってしまう男性も少なくありません
逆に、男性が怒鳴っている姿を見て身の危険を感じ、女性側が結婚を継続できなくなってしまうこともあるようです。

感情的になって心にもない言葉を投げかけてしまった後、冷静になって謝っても、相手の心に傷は残ります
言ってしまったことをなかったことには出来ないので、感情的になっていると自覚したら要注意です。

離婚に繋がるケース②:暴力や自傷が伴う喧嘩

やはり、DVや自傷が伴ってしまう場合は命の危険があるので離婚に繋がります。
男性から女性に対する暴力はメディアでもよく取り上げられていますが、女性から男性への暴力というケースもあるようです

また、リストカットなど自傷行為をしてしまう人は、その姿を見る方が心配を通り越して恐怖や狂気しか感じられなくなり、離婚に至ります。
子供がいる場合はなおさら、安全かつ健全な環境で子育てをするために離婚するべきです

夫婦喧嘩なのでお互いに非はあるかもしれませんが、だからといって暴力や自傷で訴えるべきではなく、世間体を守るよりも命の安全を守るほうが何倍も大切。
DVに関する公的な相談機関やシェルターもあるので、1人で悩まないようにしましょう。

離婚に繋がるケース③:勢いに任せて家出

夫婦喧嘩がきっかけで家出してしまうこともありますよね。
実家や友達のところ、余裕があればビジネスホテルなどで気が済むまで過ごす時間も時には大切です。

しかし、迎えに来てくれるまで帰らない、謝るまで家に入れないなど意地を張っていると、そのまま離婚することになってしまいます
感情的になってぶつかり合うよりは一時的に距離をとる方が良いですが、そのまま気持ちも離れてしまったり、相手がいないうちに癒しを求めて他の異性に心移りしてしまうケースも多ようです

喧嘩中だとしても夫婦であることには変わりないので、家出するとしても日数を決めてきちんと帰りましょう。
その際、相手にきちんと「気持ちが落ち着くまで2~3日実家に泊まります」など連絡をしておくのがベストです。

離婚に繋がるケース④:離婚を軽々しく口にする

喧嘩になるたびに勢いに任せて「別れる!」「離婚する!」などと言ってしまう人がいますが、本気でないことが分かっていても毎回言われる側はだんだん気持ちが冷めていきます
「そんなに離婚したいんだったら、離婚しよう」と言われてしまったら引くに引けなくなり、そのまま離婚に繋がってしまうのです。

毎回引き止めてもらって仲直りできたつもりでも、引き止める側は離婚といわれるたびに傷つき、心に溝ができます
本当に離婚する勇気がないなら、軽々しく口にすることではありません。

自立した生活をしていたとしても、離婚は家族を巻き込みます。
子供が居る場合はなおさら、心にもないことを軽々いく言うのはやめましょう。

離婚に繋がるケース⑤:同じ内容の喧嘩を繰り返す

何度も同じことで夫婦喧嘩をしては仲直りをして……その繰り返しが続くうちに、だんだんお互いに結婚生活を継続していく自信がなくなってしまいます。
恋愛感情が高いうちは見えてこなかった欠点や分かり合えないポイントが、結婚して一緒に暮らし始めることでたくさん見えてくるのです。

夫婦喧嘩は意外と精神力を消耗するので、分かり合えることを諦めて仮面夫婦になるか、離婚するかという2択になります
お互いの欠点や主張を許容できず、同じ夫婦喧嘩の繰り返しになってしまうとき、離婚を決意する夫婦が多いようです。

子供がいる夫婦はなおさら、子供の前で夫婦喧嘩を繰り返すのは子供にとって悪影響。
分かり合えないまま一緒に居るよりも、離婚して新たな人生をスタートさせるほうが幸せなのかもしれません

夫婦喧嘩から離婚に発展しそうなときの対処法

夫婦喧嘩で離婚を避けるために頭を冷やしている女性

夫婦喧嘩が離婚に発展してしまいそうになったときは、以下の4つの対処法が有効です。
勢いに任せて離婚してしまう前に、一度冷静になって対処法を試してみてください。

  1. 冷静になるまで別室で過ごす
  2. 素直な気持ちを伝える
  3. 客観視する
  4. 外出して話し合う

それでは、離婚に発展しそうな夫婦喧嘩の対処法についてひとつずつ紐解いていきましょう。

離婚しないための対処法①:冷静になるまで別室で過ごす

夫婦喧嘩をしたときは、お互いが冷静になれるまでしばらく別室で過ごしましょう
頭に血が上った状態でぶつかり合っても、なにも良いことはおきません。

キッチンでひたすらお菓子作りに熱中する、気になっていた映画を見るなど、喧嘩の内容とは別のことで気をそらすことで冷静になれます。
しばらくすれば気持ちが落ち着くので、冷静になってから問題点を話し合うほうが建設的です。

夫婦の約束事として、「喧嘩になったときは感情的なぶつかり合いを避けるために数時間物理的距離をとる」とあらかじめ決めておくことで、致命的な夫婦喧嘩を避けることができるでしょう。

離婚しないための対処法②:素直な気持ちを伝える

難しいことですが、意地を張るのをやめていつも素直でいるようにしましょう。
夫婦の間で何かを指摘されたとき、自分が悪ければ素直に謝ると共に、指摘してくれたことに関して感謝するくらいの強さを持つことが大切です。

相手の欠点を並べたり、自分は悪くないから謝らないなど意地になってしまうと、離婚に繋がる夫婦喧嘩に発展します
夫婦間でマウントの取り合いをしても何の意味もなさないのです。

人として基本的な「ありがとう」と「ごめんなさい」を素直に伝え合える関係を築きましょう
子供にとってもそんな両親の姿は良いお手本になり、素直な心を育むことができます。

離婚しないための対処法③:客観視する

夫婦喧嘩をしているときこそ、客観視が大切です。
第三者目線で見たときの自分の言動はどうか、常に考えておきましょう。

客観視することで、理不尽な言いがかりや感情的になって暴言を言うような失敗も防げます
冷静になれるので最良な言葉や答えを速やかに導き出し、夫婦喧嘩がヒートアップすることもなくなるでしょう。

客観視が難しいときは、自分の友達や尊敬している人を思い浮かべ、その人が自分の立場だったらどう考えるか、なんて言うかと想像してみてください

離婚しないための対処法④:外出して話し合う

自宅など2人きりの空間で喧嘩をするとヒートアップしやすいので、喧嘩になりそうなときは外出して話し合うようにしましょう。
お気に入りのカフェやレストランに出向き、美味しいものを食べながら和やかに話し合うのも効果的です。

人目があれば冷静になれるもの。
店員さんと知り合いだったり、たまたま知人が居合わせれば場が穏やかになります。

夫婦として同じ時間を共有していれば、喧嘩になりそうな雰囲気はなんとなく察知できるので、意見が食い違ったりピリッとした空気になったときは気分転換に外出や外食に誘うよう心がけてみてください

夫婦喧嘩ばかりで疲れた...未然に喧嘩を防ぐコツ

夫婦喧嘩をするのは疲れるので未然に防ぐ方法を模索する女性

もとは愛し合って結婚した相手だとしても、夫婦喧嘩が続くと正直疲れてしまいますよね。
そんなときは、夫婦喧嘩を未然に防ぐためのコツを実践してみましょう。

夫婦喧嘩を防ぐコツ①:相手の地雷ワードを心得る

話している中で、怒りの地雷を踏ワードや話題を見つけておきましょう
人によって怒りを感じるポイントはさまざまです。

外見をいじられることに嫌悪感を感じる人もいれば、過去の恋愛について聞かれると嫌な気持ちになる人もいます。
そんな地雷ワードを心得ておき、その話題は決して出さないようにすることで不毛な夫婦喧嘩を防ぐことができるでしょう

また、機嫌が良いときと悪いときでも相手の受け取り方が変わる場合があるので、よく観察してみてください。
機嫌が悪いときには思わず笑ってしまう動画を見せたり、大好きなスイーツを一緒に食べるなど工夫することで、お互いの精神状況を良好に保つことができます。

夫婦喧嘩を防ぐコツ②:約束事を決めておく

夫婦間の約束事を決め、あらかじめノートなどに書き記しておくのも効果的です
朝帰りは何があってもしない、感情的になりそうなときは物理的距離を1時間とるなど、決め事は夫婦の価値観を合わせながら話し合って決めましょう。

約束が守れなかったときは食事をおごる、家中の大掃除をするなどペナルティーを決めておくことも大切。
喧嘩をするたびに約束事を増やしていくようにすれば、同じ内容の喧嘩をすることは最小限にとどまります

喧嘩の原因になる大半は意見の相違や誤解、すれ違いです。
夫婦で冷静なうちに話し合い、文章にして共有することで、無駄な夫婦喧嘩を避けることができるでしょう

喧嘩ばかりの夫婦が子供に与える悪影響

夫婦喧嘩をした後のさみしげな親子の背中

夫婦喧嘩が多い環境での子育ては、子供に悪影響を与えることが分かっています。
夫婦喧嘩が子供に与える悪影響として、最低でも以下の3項目が存在することを理解しておく必要があるでしょう。

  1. 自己愛が著しく低い人格形成
  2. 将来生活面や恋愛面で荒れる可能性が高い
  3. 誰も信用できなくなる

それでは、夫婦喧嘩が子供に与える悪影響について詳しく解説していきます。

子供に与える悪影響①:自己愛が著しく低い人格形成

両親が不仲で夫婦喧嘩が多い姿を常日頃から見ている子供は、きわめて自己愛が低くなってしまいます
自分は愛される資格がない、子供のことで喧嘩が増えている夫婦はなおさら注意が必要です。

子供は両親が喧嘩している空気を敏感に感じ取ります。
愛情を感じる心が育まれず、自分は愛される資格がない、自分がいなければ両親は仲良しでいられたかもしれない……など、夫婦喧嘩を見るたびに傷を深めていってしまうのです。

自己愛が低いと、どんな状況でも幸せを感じることが出来ず、他人とも良好な人間関係を築くことができません。
子供の人格形成に大きな影響を及ぼし、人生にとって悪影響であるということは明確です

子供に与える悪影響②:将来生活面や恋愛面で荒れる可能性が高い

夫婦喧嘩が多い家庭で育った子供は、ある程度大きくなると悪い仲間とつるむようになったり、自宅に寄り付かないようになります。
家にいても親が喧嘩ばかりしていストレスになるので、家の外に安らぎを求め、女の子の場合は早いうちから恋愛に溺れるようになってしまうのです。

似たような家庭環境の子供たちが集まり、次第に悪い先輩に誘われて非行に走るというのもよくあるケース。
思春期になると仲間や友達からの影響を強く受けるので、親の言うこともきかなくなるでしょう。

女の子が早いうちに恋愛を求めれば、男性から利用されたり学生のうちに妊娠してしまうことも考えられ、深い傷を負います。
子供がいる家庭では、両親の夫婦喧嘩によって、少しずつ子供の精神を蝕んでしまうという自覚を持つべきです

子供に与える悪影響③:誰も信用できなくなる

両親が夫婦喧嘩ばかりしていると、子供は自分の人格をすべて否定されたような気持になってしまいます
そんな親が自分のためにどれだけ尽くしてくれたとしても、何も信じられません。

子供のうちから絶対的な存在の親を信じられないまま人格形成が成されるので、大きくなっても人を信用することができなくなってしまうのです。
恋愛することがあっても、相手のことを常に疑って苦しい思いをすることになるでしょう。

「どうせ自分なんて誰からも必要とされていない」という自己暗示が深く刻まれているので、友達のことも恋人のことも心から信用できなくなります。
人とうまく付き合っていけないので、社会生活が非常に苦痛で困難なものになってしまうのは明確です。

夫婦喧嘩をトラウマにしないための子供のケア方法

夫婦喧嘩による子供のトラウマをケアする夫婦

夫婦喧嘩が多い環境で育った子供は、潜在的にトラウマを抱えてしまうので注意が必要です。
子供の前で夫婦喧嘩をしてしまったときは、以下の3つの方法でケアしてあげてください。

  1. 仲良い姿を見せる
  2. 一緒にお出かけする
  3. 決して子供相手に愚痴を言わない

それでは、夫婦喧嘩が子供のトラウマにならないようにするケア方法の詳細を見ていきましょう。

トラウマを防ぐケア方法①:仲良い姿を見せる

夫婦喧嘩をしてもすぐに仲直りして、お父さんとお母さんはすごく仲良しでラブラブという姿を見せてあげましょう
大好きだから喧嘩をするけど、「喧嘩するほど仲が良い」という言葉があると教えてあげることが大切です。

本当に憎しみあっている親の元で育つ子供は、アダルトチルドレンやPTSDなど深い闇を持ってしまいます。
それを避けるために、子供の前で喧嘩をしてしまったらいつも以上に仲良しな姿を見せてあげてください。

子供の前でスキンシップするのは恥ずかしいかもしれません。
しかし、子供を交えて手をつないだりハグをしたりすることで、子供は深い愛情を感じることができるのです。

トラウマを防ぐケア方法②:一緒にお出かけする

夫婦喧嘩をしている姿を子供に見せてしまったときは、仲直りしたあとに家族でお出かけに連れて行ってあげましょう!
お弁当を作って公園にピクニックに行ったり、遊園地など子供が喜ぶ場所に連れて行ってあげることで嫌な気分もすっきり忘れられるでしょう

家族みんなで手を繋いだり、一緒に笑い合っている姿をみせることで子供も心から安心します
両親と一緒にいることが一番の安らぎとして感じてもらい、信用を取り戻すことが大切です。

おしゃれなレストランで美味しい食事をとったり、一緒に笑いあって、家族といるのが一番幸せということをしっかり教えてあげてくださいね。

トラウマを防ぐケア方法③:決して子供相手に愚痴を言わない

夫婦喧嘩において一番やってはいけないことが、子供を味方につけて相手の愚痴を言うことです
親の言うことをそのまま受け取って信じるので、夫婦喧嘩のあと仲直りしたとしても心の中にわだかまりが残ります。

家族仲の良い友達の姿をみれば、自分の家庭が不幸せに感じて非常に傷つくでしょう。
何の考えなしに、夫婦間の問題を友達に話してしまって、近所で噂になってしまうかもしれません

夫婦間の問題は、ほとんどの場合決して子供に話すべきではないのです。
子供は近くにいて状況を知っているので、無条件に味方をしてくれる絶好の話し相手かもしれませんが、親の愚痴を聞くごとに子供は潜在意識の中に消えない闇を背負ってしまいます。

「良い夫婦喧嘩」と「悪い夫婦喧嘩」の違い

良い夫婦喧嘩をするカップル

夫婦喧嘩の中にも、良い夫婦喧嘩と悪い夫婦喧嘩があります。
良い夫婦喧嘩は、お互いに相手が言っていることを素直な気持ちでしっかり聞いて理解しようとする姿勢を持っているケースです。

良い夫婦喧嘩は、お互いの価値観の相違に気づき、落としどころを見つけてより良い関係性を築いていく手掛かりになります。
不用意に傷つけあうことなく、喧嘩中も思いやりを持っていられるなら良い夫婦喧嘩といえるでしょう。

しかし、お互いのことを傷つけあい、大声で罵り合うような夫婦喧嘩や、腹が立つからと会話がなくなってしまうなら悪い夫婦喧嘩です
離婚につながりやすく、ただ心身ともに消耗するだけの不毛な夫婦喧嘩であり、子供にもトラウマを植え付けてしまいます。

喧嘩しない夫婦の特徴

夫婦喧嘩をしない仲良しカップル

世の中には、稀に夫婦喧嘩を全くしないというカップルも存在します。
喧嘩しない夫婦の特徴を参考にして、これからの夫婦生活に役立てていきましょう。

  1. 他人であることを忘れない
  2. 適度な距離感
  3. 期待していない
  4. 意地を張らない
  5. 対等な関係
  6. 嘘や隠し事がない
  7. 経済的余裕がある

それでは、喧嘩しない夫婦の7つの特徴についてひとつずつ解説していきます。

喧嘩しない夫婦の特徴①:他人であることを忘れない

喧嘩しない夫婦は、夫婦であっても相手が他人ということを決して忘れていません。
考え方や価値観が違って当然ということをきちんと理解しているので、些細なことで衝突することがないvのです。

喧嘩してしまう夫婦は、良くも悪くも愛しすぎるあまり相手のすべてを理解したい、自分のすべてを理解してほしいと望んでしまいます
そのため、分かり合えないことがあると、そのたびに衝突して夫婦喧嘩になってしまうことが原因の1つとして挙げられるでしょう。

遺伝子の近い兄弟や親子でも喧嘩をすることがあるのですから、全くの他人である夫婦が理解しあえないのは当たり前。
そのことを頭に入れておけば、考え方や価値観の違いを見つけても楽しめることすらできるようになります

喧嘩しない夫婦の特徴②:適度な距離感

夫婦共働きで一緒にいる時間が少ないなど、適度な距離感がある夫婦も夫婦喧嘩が少ないです。
一緒にいる時間が長いとどうしても相手の嫌なところが見えやすくなってしまうので、その分離れている時間が多いほうが喧嘩になりにくいのかもしれません。

お互いに家庭以外の世界を持ち、定期的に発散できていればストレスが家庭内で爆発することもなく、意見が食い違っても寛容でいられます。
また、共働きで仕事のストレスがたまるほど、家に帰って夫婦で過ごす時間が癒しになるので、夫婦喧嘩にならないのです。

離れている時間が長いといってもしっかりした信頼関係があれば、浮気などの不安も浮かびません。
趣味が違ったとしても、お互いの楽しみを尊重しあって執着しない関係だと、家庭内のストレスが非常に少なく夫婦喧嘩になることもないのです。

喧嘩しない夫婦の特徴③:期待していない

喧嘩しない夫婦は、良い意味で相手に期待をしていないのも特徴的です。
何も期待していないので、時々何かしてくれたら心から喜び感謝することができます。

もし、相手が家事をしてくれる、働いてくれる、記念日をお祝いしてくれるなど……当たり前のように期待してくれたのに、何もしてくれなかったら腹が立ちますよね。
しかし、期待していなければ本当に些細なことでも最大限に喜べるので、感謝しあえる良好な夫婦関係になるのです。

相手に対する期待値を常に高く持ちすぎていると、夫婦喧嘩が増えてしまいます
それよりも、夫婦間で何も期待しないでいたほうが幸せなのかもしれませんね。

喧嘩しない夫婦の特徴④:意地を張らない

夫婦どちらも素直で、意地を張らない性格だと夫婦喧嘩になりにくいです。
食い違うことがあってもお互いの意見を尊重しあい、自分が間違っていれば意地を張らずに謝ることができるので、喧嘩になりようがありません。

気が強く意地っ張りな性格は、人間としての大きな魅力にもなります。
しかし、夫婦間で意地を張ってしまうと衝突や喧嘩が増え、お互いに折れたり謝ることがないので長引きやすく、次第に疲れて離婚してしまうケースもあるので注意が必要です

せっかく愛し合って結婚したのですから、夫婦で戦わずに素直な気持ちで尊敬しあっていたほうが幸せに暮らせます。
喧嘩しない夫婦は、そのあたりの感情のコントロールがとても上手にできるのでしょう。

喧嘩しない夫婦の特徴⑤:対等な関係

社会的にはレディファーストだったり、男性を立てるといった言葉がありますが、喧嘩をしない夫婦は良い意味で対等です。
してあげてる、してもらってるという意識が自然にないので、片方がマウントをとったり劣等感を感じることがありません

共働きや専業主婦といった属性は関係なく、夫婦の考え方の問題です。
共働きでお金を対等に出し合えていればもちろん対等な関係になれますが、専業主婦や主夫だとしても、外に出て働いてもらっている分家庭内の仕事や子育てをしっかりこなしていれば、それは対等な関係。

夫婦が上下関係にならず、対等であることをお互いに認識することが大切です

喧嘩しない夫婦の特徴⑥:嘘や隠し事がない

夫婦の間に嘘や隠し事を持つと、必ずと言っていいほど夫婦喧嘩の火種になります。
良いことも悪いことも隠さず話し、嘘をつかずに誠実な気持ちで夫婦生活を贈れている夫婦は喧嘩になりにくいといえるでしょう。

そもそも、夫婦間の嘘や隠し事はやましいことがあるケースがほとんど。
相手を喜ばせるサプライズのための嘘など、前向きなもの以外は不愉快でしかありません。

夫婦喧嘩をしない夫婦は、誠実でいてくれるお互いのことを信用しあえているのです
信頼関係がないといつも相手を疑い、不愉快な気持ちになりますが、信頼関係が強ければただお互いを尊敬していられるので、喧嘩になりにくいといえます。

喧嘩しない夫婦の特徴⑦:経済的余裕がある

経済的に余裕がある夫婦は、精神的にも余裕があるので夫婦喧嘩になりにくいようです
お金に余裕があれば将来の心配もなく、ファッションや娯楽を楽しむこともできます。

愛情だけでは生活できないので、きれいごと抜きにお金はある程度必要です。
子供が生まれ、より良い環境で子育てや教育を施したいと考えればなおさらお金がかかります。

お金の余裕がないと、できることも制限されてストレスがたまりますが、お金に余裕があればだいたいの望みは叶います
嫌なことがあっても気軽に旅行にいって発散したり、レストランで外食することも叶うので、やはり経済的余裕は夫婦喧嘩しない大きな要因といえるでしょう。

夫婦喧嘩をしても上手に仲直りしながら絆を深める

夫婦喧嘩はするけれど仲直りも上手なカップル

愛し合って結婚した夫婦といえど、もとは別々の環境で育った他人です。
一緒に暮らしてみると、恋人でいるうちは見えなかったところも見えてくるので、意見が食い違ったり衝突することもあって当然

喧嘩しない夫婦はもちろん素敵ですが、喧嘩があるからといって相性が悪いとは一概に言えません。
喧嘩を繰り返しながらお互いのことを理解しあって、長い人生を共に歩む最高の伴侶になっていければいいのです。

いつでも相手を尊敬して思いやりを忘れることなく、良い喧嘩と上手な仲直りをしながら、より良い夫婦関係を築いていきましょう!

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ライター
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